姉妹交流活動の参考事例
姉妹自治体優良事例紹介
愛媛県 松山市
ドイツ フライブルク市との姉妹都市交流
- 愛媛県 松山市
松山市 - ドイツ連邦共和国 バーデン・ヴュルテンベルグ州
フライブルク
交流事業の特色
- フライブルク市駐在員派遣事業
(松山市職員1名をフライブルク市に派遣。情報収集、連絡調整など) - インフォメーションセンターMATSUYAMA事業
(フライブルク市に当センターを設置。市民に松山市のPRを行う。) - まつやま中学生海外派遣事業
(フライブルク市等を訪問。ホームステイ、語学研修、地元生徒との交流などを行う。) - フライブルク・松山姉妹都市奨学生交換事業
(フライブルク大学と愛媛県内の大学との交換留学事業。) - 姉妹都市パスポート事業
(フライブルク市民が松山市を訪問した時に各種サービスを受けることができる。) - 「ドイツ フライブルク5人の芸術家展」開催事業(H17年度のみ)
- 両市友好親善代表団相互訪問事業
- まつやま姉妹都市フェア、ドイツ観光メッセなど両市経済交流代表団の相互訪問
- フライブルク市寄贈ぶどう苗木活用事業
(ぶどうジュース「ソラリス」を製造。国際交流イベント等で配布している。)
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/kokusai/
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/kokusai/
フライブルク市役所
フライブルクの街並み
交流事業の内容
中学生海外派遣や、留学生交換事業、両市経済交流代表団の相互訪問といった交流を続けており、平成6年4月には、市街地の公園内に友好のシンボルとなるフライブルク庭園が完成。平成10年4月には松山市内にフライブルク事務所を開設した。
平成11年5月には姉妹都市提携10周年記念代表団のフライブルク市訪問、フライブルク市中心部に開設された「インフォメーションセンターMATSUYAMA」のオープニング等を行うとともに、同年6月にはフライブルク市長の参加を得た「地球環境シンポジウムIN松山」を開催。その後も(財)松山国際交流協会職員や市職員の派遣、バーデンメッセへの出展等、多彩な分野での交流の輪を広げている。
松山市の概要 | フライブルク市の概要 | |
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人口 | 512,834人 | 約200,000人 |
面積 | 428.86km2 | 約103km2 |
概況 | 松山市は、愛媛県の中央部に位置する同県の県庁所在地であり平成12年より中核市となった。 古きより湧き続ける道後温泉、小説『坊っちゃん』、『坂の上の雲』や俳句で有名な文学都市。町の中心部辺りに松山城がそびえる。2005年1月1日、北条市、温泉郡中島町を編入し、四国初の人口50万都市となる。市内各所に温泉が湧いていて、市内、県内を問わず多くの観光客が訪れている。 |
ドイツ西南端に位置し、温暖な気候に恵まれた南バーデン県の都市。フランス・スイスとの国境、ライン河上流にも近く、また、昔から交通路やシュヴァルツヴァルト(黒い森)の銀鉱山にも近かったため、古くからの要衝の地として栄えてきた。環境都市として世界中から注目されており、先進的なまちづくりが高く評価されている。 |
姉妹都市交流に係る周辺情報
提携年月日 | 1989年4月4日 |
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姉妹都市提携の経緯 | 市の産業振興を図る松山市が、戦後目覚しい復興を遂げた西ドイツの街へ青年の派遣を目指した時に、フライブルク市が受け入れをしたことを契機に、昭和36年から友好都市として、大学関係者や市民同士の民間レベルでの相互交流等、地道な交流を続けてきたが、昭和60年のフライブルク市長の来松を機に、両市の友好交流は大きな進展をみせ、松山市政100周年を記念して、平成元年4月4日に姉妹都市提携を締結した。 |
交流事業の展望、課題等 | 市民交流をはじめ、中学生、留学生、行政間および経済での交流が継続して行われ、姉妹都市交流は年々発展を遂げている。平成17年度もフライブルク芸術家が松山市に滞在し、地元芸術家やダンスクラブ、美術学生と芸術交流を図るなど、フライブルク市との交流は、ますます幅広いものになってきている。 |