姉妹交流活動の参考事例
姉妹自治体優良事例紹介
兵庫県とハバロフスク地方の友好関係の推進
- 兵庫県 兵庫県
兵庫県 - ロシア連邦 ハバロフスク地方
ハバロフスク地方
交流事業の特色
- 1969年の友好提携締結以来の人材育成・交流(技術交流員、経済関係研修生、ニューリーダー、友好提携締結を記念した周年事業時の友好代表団の派遣・受入)
- 特別天然記念物コウノトリの保護増殖及び野生復帰のための共同調査研究
兵庫県 http://web.pref.hyogo.jp/interaction/cate2_504.html
ハバロフスク地方 http://www.khabkrai.ru/
県内視察(研修員と明石海峡大橋へ)
コウノトリ放鳥の瞬間
交流事業の内容
兵庫県とロシア連邦ハバロフスク地方とは、1969年の友好提携締結以来(都道府県としてロシアの地方都市と友好関係を結んだのは全国で初めて)、相互に代表団を派遣するなど、幅広い分野で交流を重ねてきている。
継続事業であるニューリーダー(半年~1年、1名)を受け入れている他、技術交流員(2週間程度、2名)、経済関係研修生(2週間程度、経済関係者3~10名。(財)太平洋人材交流センター(PREX)と連携して実施)の受入も実施してきた。2003年には、ニューリーダーの短期受入(約10日間、2名)も開始した。
1999年には友好提携締結30周年を迎え、友好代表団の派遣・受入や日本語教材の寄贈、コウノトリの受贈等の記念事業を実施した。同年、コウノトリの郷公園を全面供用開始した。2001年9月には、神戸市内で開催された、「国際連携兵庫会議2001」にオノプリエンコ副知事が出席し、2002年7月に淡路市で開催された「国際連携兵庫会議・環境分科会」には、ハバロフスク地方自然資源省から出席、優良事例を発表した。また、自治体国際協力促進事業(モデル事業)「コウノトリ国際学術研究事業-極東ロシアとの共同研究-」を開始した。2002年9月、「第4回北東アジア地域自治体連合総会」出席のため、井戸知事ほか代表団6名がロシアを訪問した。2004年には友好提携35周年を迎え、日ロ友好兵庫県議会議員連盟の訪問(8月)、経済ミッション派遣(9月)、コウノトリの受贈式(9月)等の記念事業を実施した。
姉妹都市交流に係る周辺情報
提携年月日 | 1969年4月18日 |
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姉妹都市提携の経緯 | 昭和41年、ハバロフスク市で開かれた第1回日本沿岸貿易見本市に兵庫県の企業が出品、このとき、坂井副知事(当時)が同地を訪問したのが契機となった。 |
交流事業の展望、課題等 | ニューリーダープログラムに参加した若手職員は、研修後、ハバロフスク地方政府の経済開発国際関係省や自然資源省、連邦大統領代表部などで重要な職務を担っており、兵庫県とハバロフスク地方の間で今後も安定した友好関係を維持することができると思われる。また、コウノトリ事業は全国的にも最大規模で特色のある事業であり、近年重要視されている環境問題への取組とも関連して、今後も全世界で注目の的になるものと考えられる。 |
留学生支援事業
- 兵庫県 神戸市
神戸市 特定非営利活動法人 留学生ホストファミリー交流センター - 中国
天津市
交流事業の特色
- アジアの人たちと対等の眼差しで共生社会を築こうとするネットワークづくり 官学民一体の留学生支援
交流事業の内容
春と秋の留学生とホストファミリーの縁組、オリエンテーション、対面式の実施
留学生とホストファミリー合同の集い
春、「新緑の集い」 秋、「家族運動会」とミニバザー 冬、「卒業留学生を送る会」
留学生と市民の交流情報誌「こすもす」の発行(隔月)
留学生支援チャリティーコンサート(アジア映画の集い)
元留学生による国際フォーラムなど
姉妹都市交流に係る周辺情報
提携年月日 | 1973年6月24日 |
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姉妹都市提携の経緯 | 神戸市は地理的にも歴史的にも日中交流のかなめとして活躍する優位性をもっていた。すなわち(1)1930年代日本の対中国貿易の30~40%が神戸港で扱われていた、(2)多数の華僑が神戸で商工業を営み、中国領事館も設置されていた、(3)現在も在住華僑8,000人を越え、国際都市神戸の発展に大きく寄与している。以上の点から、神戸市長は1971年から日中国交の早期回復を訴え、国交回復後は中国の都市と提携したい意向を表明し、郭沫若中日友好協会名誉会長、廖承志会長など関係者にその希望を伝えた。1972年国交回復後、日中友好青年少年水泳訪中団長として訪中した市長は周恩来首相と会見し、希望を述べたところ、天津との提携の話が出され、翌1973年5月神戸市友好訪中代表団が天津を訪問し、打合せを行なった。このとき、友好都市の名称を使用すること、両国人民の末代までの友好を発展させること、互恵平等等の原則に基づき、実現の可能なものから着実に実行することが強調された。1973年6月京阪神三市長友好訪中団のメンバーとして市長が訪中し、天津市人民礼堂で天津市各界代表約900人参集する中提携を結んだ。1980年8月26日神戸・天津友好港提携。 |
交流事業の展望、課題等 | 今後も留学生とホストファミリー双方の理解を図る異文化交流に関する事業を通して、多くの卒業生たちが地球社会共通の課題の環境・災渦・教育・医療などの分野でリーダーとして取り組んでくれることを願います。 |
神戸・シアトル姉妹都市提携50周年記念事業
- 兵庫県 神戸市
神戸市 - アメリカ合衆国 ワシントン州
シアトル市
交流事業の特色
- 行政だけでなく経済界、大学、民間交流団体等からなる実行委員会を組織し、市民各層の幅広い参画を得て交流事業を実施。
- 文化、教育、芸術、スポーツ、経済など多様な分野で交流事業を実施。
神戸市 http://www.city.kobe.jp/cityoffice/17/020/kouryu.htm
シアトル市 http://www.cityofseattle.net/
シーフェアーパレード参加
記念式典(神戸)
交流事業の内容
姉妹都市提携50周年である2007年の年間を通じて、神戸・シアトル双方で幅広い実施主体による様々な記念事業を開催した。
まず、5月にシアトル市訪問団約70名が神戸を訪れ、記念式典や記念植樹式、ビジネスセミナー等に参加した。また、訪問団の来神にあわせて記念写真展や記念国際シンポジウムを開催するなど、市民に広く姉妹都市提携50周年をPRした。 7月には神戸市民訪問団約40名がシアトルを訪れ、シアトルのまつり「シーフェアー」のパレードやシアトル・マリナーズ主催「セイフェコ・フィールド神戸デー」に参加し、シアトル市民との交流を行った。
10月には神戸市長をはじめとする代表団がシアトルを訪れ、記念式典への参加、提携文書への調印を行った。神戸市代表団のシアトル訪問にあわせて、神戸市演奏協会の混声合唱団がシアトル公演を実施したほか、シアトル美術館において、神戸市立博物館の収蔵品を展示する名品展が開催された。また、神戸・シアトル姉妹都市協会よりシアトル市に巨大な着物が寄贈され、現地で話題となった。
11月には、「環太平洋姉妹都市高校生会議」を開催し、神戸の姉妹都市であるシアトル、ブリスベン、天津の高校生が環境問題について討議を行った。
そのほか、シアトル・ヨットクラブと姉妹提携を結んでいる須磨ヨットクラブによる記念ヨットレースの開催、シアトルYMCAと交流を行っている神戸YMCAによるシアトルへの高校生派遣など、民間団体による記念事業も盛んに実施された。
神戸市の概要 | シアトル市の概要 | |
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人口 | 1,532,456人 | 573,672人 |
面積 | 552.80km2 | 217.20km2 |
概況 | 兵庫県の県庁所在地。瀬戸内海と六甲山系に挟まれた美しい市街地を有し、古くから日本有数の国際貿易港を有する港湾都市として発展してきた。造船・鉄鋼など重工業中心であった産業構造の転換を図り、ファッション・観光分野に力を注ぐとともに、医療産業の集積を目指している。1995年に発生した阪神・淡路大震災で甚大な被害を受けたが、現在は復興を成し遂げつつある。 | アメリカ合衆国北西部に位置するワシントン州最大の都市で、アメリカ西海岸ではロサンゼルス、サンフランシスコに次ぐ第三の都市。水と緑に囲まれた美しい街で、「エメラルド・シティ」とも呼ばれる。主要な産業は航空宇宙関連、コンピュータソフト、電子機器、医療機器など。貿易を通じて日本とのつながりが深い。 |
姉妹都市交流に係る周辺情報
提携年月日 | 1957年10月21日 |
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姉妹都市提携の経緯 | 1956年に、アメリカ合衆国の神戸駐在広報官から、シアトル市との姉妹都市提携の提案があり、翌57年に提携を行った。提携決議書には、神戸とシアトルとの地理的共通性(山と海にはさまれた街であること)、とともに港湾都市であることなどが理由としてあげられている。 |
交流事業の展望、課題等 | これまでの交流の積み重ねにより培われてきた市民レベルでの友好関係を維持・発展させていくとともに、姉妹都市交流を取り巻く社会状況の変化を踏まえ、次の50年に向けた新たな交流のあり方を検討すべく、両市で意見交換を行っていきたい。 |
日本庭園建設技術指導
- 兵庫県 姫路市
姫路市 - アメリカ合衆国 アリゾナ州
フェニックス
交流事業の特色
- アメリカの海外姉妹都市であるフェニックス市に日本庭園を建設し、日本文化に対する理解を深めてもらい、日本とアメリカ及び姫路とフェニックスの相互理解に寄与する。
- フェニックス市の名所作りに協力する。実際、その庭園は完成後に「フェニックスの誇り」賞を受賞するなど、フェニックスの観光名所の一つとなりつつある。
http://www.himeji-iec.or.jp/
日本庭園開所式の模様
日本庭園内部
交流事業の内容
概要
フェニックス市のハンス公園内に約1ヘクタールの面積で、池の周囲を巡る回遊式日本庭園の建設に協力する。
経緯
1987年 | 姫路市職員と姫路の造園技術者がフェニックス市を訪問、技術指導を行う。 |
1988年 | フェニックス市職員一行が姫路市を訪問、日本庭園を視察する。 |
1991年 | 鯱や燈籠などを姫路市から寄贈する。 |
1992年 | 庭園の最終設計を完成、日本庭園の模型が完成する。 100万ドルの寄付金運動が開始される。 |
1993年 | 日本庭園協議団8名が来姫する。 |
1995年 | 姫路市から日本庭園の建設に対する寄附を行う。 |
1999年 | 日本庭園技術研修生を3名受け入れる。 |
2000年 | 日本庭園協議団5名が姫路訪問する。 |
2004年 | 日本庭園完成記念訪問団(団長 石見市長、94名参加)を派遣する。日本庭園開所式に参加する。 |
姫路市の概要 | フェニックス市の概要 | |
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人口 | 481,128人 | 1,210,000人 |
面積 | 274.57km2 | 1051.54km2 |
概況 | 姫路市は兵庫県の瀬戸内海沿いに位置し、古代から交通の要衝として栄えてきた。近代において商工業が栄え、特に臨海部はわが国でも有数の工業地帯として発展してきた。姫路は世界文化遺産に登録された姫路城を有する。他に城周辺にある日本庭園「好古園」や、市北西の書写山園教寺が主な名所である。 | ロサンゼルスの東576kmに位置するアリゾナ州の州都。山脈に囲まれたソノラ砂漠の中心部にあり、年間約310日が晴天に恵まれている。伝説のフェニックス(不死鳥)の名に由来するこの街は、レジャーと工業が両立した街として知られ、近年では電子工学・情報処理などのハイテク産業が著しく発達し、大きな電子センターを有する。文化・芸術面では西部でも有数のコンサートホールがある。 |
姉妹都市交流に係る周辺情報
提携年月日 | 1976年11月3日 |
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姉妹都市提携の経緯 | 国際親善都市連盟の仲介及び日米市長及び商工会議所会頭会での話し合いにより、アメリカ合衆国建国200年を記念して、日本の文化の日に姉妹都市提携を締結。 |
交流事業の展望、課題等 | 今後、日本庭園を末永く続けるための維持管理や、更に発展させていくための設備の増築などにおいて協力を続けていく必要がある。 |
姉妹都市親善訪問団の派遣・受入、姉妹都市絵画交換
- 兵庫県 小野市
小野市国際交流協会 - アメリカ合衆国 カリフォルニア州
リンゼイ
交流事業の特色
- 30年以上続く親善使節団の相互訪問
- 交換教師の派遣・受け入れ
- 姉妹都市絵画交換事業の実施
市制50周年記念式典
市制50周年記念式典
LindsayでのOno Children's Art Works展
姉妹都市絵画展。エクラギャラリーでの様子
交流事業の内容
広く市民から姉妹都市親善訪問団を募集し、毎年リンゼイ市に派遣をしている。また、毎年リンゼイ市からの親善訪問団を受入、着付けの体験・学校訪問を実施している。また、歓迎のパーティは、ホストファミリーによる食べ物の持ちよりによって実施している。
平成16年度より市内の小・中学生対象に絵画を募集し、優秀作品をリンゼイ市に寄贈している。また、リンゼイ市からも同様に学生が描いた絵画を送っていただき、市内施設に展示し、文化・芸術の交流も行なっている。
小野市市制50周年記念式典にリンゼイ市市長、姉妹都市親善委員長、特命大使を招聘し、お祝いのスピーチをいただいきました。また、記念式典の時にはリンゼイ市の特産のオレンジを記念品として配布しました。
小野市の概要 | リンゼイの概要 | |
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人口 | 50,607人 | 19,297人 |
面積 | 93.84km2 | 10.2km2 |
概況 | 小野市は、兵庫県の中南部、東播磨のほぼ中心に位置し、県下最大の加古川の下流にあります。豊な自然と瀬戸内式の暖かな気候に恵まれ一年を通じて四季折々の花々や大自然が心を和ませてくれます。また、中国自動車道と山陽自動車道の間に位置する交通の要衝となっています。 | リンゼイ市は、カリフォルニア州のテューレア郡に属し、サンフランシスコから南へ約400Km、ロサンゼルスから北へ約300Kmのところにあります。産業は、オレンジ・オリーブ・柑橘類の栽培が主でカリフォルニア州の主生産地となっています。 |
姉妹都市交流に係る周辺情報
提携年月日 | 1973年2月17日 |
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姉妹都市提携の経緯 | 1972年4月武原誠郎氏(三木市・バイセリア市姉妹提携仲介者)が、リンゼイ市とバイセリア市とは隣接しており、小野市と三木市との地理的立地条件が類似しているため、小野市をリンゼイ市レドイ・キーツ市長および商工会議所ニールD・バーカー氏に紹介した。その後同年6月バーカー夫妻が小野市を来訪して以来、両市の姉妹都市提携の機運が高まり、7月17日にリンゼイ市、12月14日に小野市がそれぞれ姉妹都市提携に関する市議会の議決を行なった。1973年2月17日レドイ・キーツ市長夫妻の来訪のもとに姉妹都市締結盟約書に署名し、正式に姉妹都市の締結を行なった。 |
交流事業の展望、課題等 | ・姉妹都市親善訪問団の募集要項等を見直し、より多くの市民が参加出来る交流イベントを実施したい。 ・また、訪問団の派遣についても、文化・芸術等様々な面で新しい協力体制を考えていきたい。 |
①親善使節団交流、高校生交換留学事業
②加東市-シェラン市青少年相互訪問事業
③親善訪問団相互派遣、テディベア・プロジェクト
- 兵庫県 加東市
加東市国際交流協会 - ①アメリカ合衆国 ワシントン州 オリンピア市
②アメリカ合衆国 ワシントン州 シェラン市
③アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ホリスター市
交流事業の特色
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①
- ともに隔年に派遣するスケジュールで毎年、途絶えることなく実施
- (親善使節団)26年間で延べ300人派遣、延べ250人受入
- (高校生)20年間で195人派遣、154人受入 ②
- 旧東条町時代の平成10年度から隔年で実施
- 加東市(東条町)の生徒が滞在した家庭の生徒が、翌年に同じ家庭にホームステイする、文字通りの「相互訪問」 ③
- (相互訪問)相手市の祭りに合わせて訪問、互いの伝統文化に触れる
- 一般家庭にホームステイし、家族ぐるみの交流が続いている
- (テディベア)両市の小学生が日記を交換、同世代の日常生活を知る
加東市 http://www.city.kato.lg.jp/
オリンピア市 http://www.ci.olympia.wa.us/
シェラン市 http://www.cityofchelan.com/
ホリスター市 http://hollister.ca.gov/Site/html/community/sisCity.asp
オリンピア市訪問の様子
加東市姉妹都市親善訪問団
ホリスター市訪問の様子
交流事業の内容
オリンピア市:
(親善使節団) 市民による歓迎会、地域の祭りに参加、地元企業訪問、家庭訪問を通じて互いの文化に触れるとともに広く深く市民と個人レベルの交流が図られています。
(交換留学) 高校生の家庭にホームステイし、互いの日常に触れる。学校訪問(授業・クラブ活動参加)、企業訪問、祭り参加など留学生とホストスチューデントが一体となって互いの文化を知る事業となっています。
シェラン市:
偶数年度に加東市(東条町)から、翌奇数年度にシェラン市から、中高生10名~20名が1週間程度相互に訪問。これまでに加東市から56名、シェラン市から44人が参加。全行程を通じて一般家庭にホームステイし、学校訪問(授業参加)や地場産業の見学、市内観光などを体験。
ホリスター市:
(相互訪問) 平成元年の提携以来18年間にわたり隔年で実施、これまで計18回延べ315人派遣、計8回52人を受入。
(テディベア) 平成15年度より、小学校や地域のマスコットを交換し、親善大使として順番に児童の家庭を訪問。児童は大使の身になって絵日記を書き、3ヶ月分の日記をまとめて相手校へ送る。担当教師は学校行事の様子を写真や手紙で報告しあい、国にいながら異国の生活に触れる。
加東市の概要 | オリンピア市の概要 | |
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人口 | 39,607人 | 44,114人 |
面積 | 157.49km2 | 46.00km2 |
概況 | 兵庫県中央部やや南よりに位置する加東市は、中国山脈の支脈と加古川を要する自然豊かなまちです。恵まれた土地と気候に育まれる酒米山田錦や桃、茶などの産地として知られるほか、市を東西に走る中国自動車道に支えられた物流の拠点として、3つの工業団地が栄えています。また市の中心には留学生を多く擁する兵庫教育大学を構え、学問のまち・国際化のまちとしての顔も有しています。 | ワシントン州都。ダグラスファーの聳え立つ木々、鮭の遡上が見られるピュージェット湾の水と緑と、美しいドーム型の州政庁が調和する落ち着いた町です。連邦・州・地方官公庁での雇用が40%を占めるが、主な産業は林業、カキ養殖、マッシュルーム・いちご栽培。 |
シェラン市の概要 | ホリスター市の概要 | |
人口 | 3,684人 | 35,941人 |
面積 | 12.00km2 | 16.75km2 |
概況 | アメリカ国内で3番目に深い湖、そして最も美しい水をたたえた湖としてランクされるシェラン湖南東端に位置するシェラン市は、夏場の観光地として有名です。国立公園や国有林に囲まれた雄大なシェラン渓谷は、四季折々にその姿を変え、バラエティーに富んだレクリエーションを育んでいます。また知る人ぞ知るりんごの産地です。 | サンフランシスコ南東、車で1時間半の所に位置するホリスター市は、年間を通じて温暖な気候に恵まれ、アプリコットやレタスなど、農作物の栽培が盛んなまちですが、近年はシリコンバレーのベッドタウンとして人口が急増しています。 |
姉妹都市交流に係る周辺情報
提携年月日 | 1981年4月22日 (アメリカ合衆国 オリンピア市) |
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姉妹都市提携の経緯 | 社町制25周年の記念事業の一つとして国際姉妹都市提携の機運が高まり、昭和55年4月、兵庫県を通じた交渉の結果、兵庫県の姉妹州米国ワシントン州の州都から提携の同意を得て、決定。平成18年、加東市と再提携。 |
交流事業の展望、課題等 | 加東市では旧町の姉妹都市関係を引き継ぎ、交流を継承しています。現在両市で実施方法を調整しながら、交流を進めます。 |
提携年月日 | 1996年11月15日 (アメリカ合衆国 シェラン市) |
姉妹都市提携の経緯 | 兵庫県が提携する米国ワシントン州内にあり、湖(シェラン湖と東条湖)を街づくりの顔とする共通認識から、平成8年に旧東条町から親善訪問団を派遣、同年11月に正式に姉妹都市提携へ。平成19年3月、加東市と再提携。兵庫県が提携する米国ワシントン州内にあり、湖(シェラン湖と東条湖)を街づくりの顔とする共通認識から、平成8年に旧東条町から親善訪問団を派遣、同年11月に正式に姉妹都市提携へ。平成19年3月、加東市と再提携。 |
交流事業の展望、課題等 | 加東市では旧町の姉妹都市関係を引き継ぎ、交流を継承しています。現在両市で実施方法を調整しながら、交流を進めます。 |
提携年月日 | 1989年11月3日 (アメリカ合衆国 ホリスター市) |
姉妹都市提携の経緯 | 平成元年、旧加東郡滝野町からの問いかけに応える形で、ホリスター市が姉妹都市提携を快諾、滝野町からの調査団訪問の後、11月3日に当時の市長を始めとするホリスター市訪問団が初来町、滝野町において提携調印式が行われた。 平成18年3月、滝野町が近隣2町と合併し加東市となったため、平成18年6月23日、加東市としてあらたに調印。 |
交流事業の展望、課題等 | (相互訪問)加東市は合併後も旧町の3姉妹都市関係を継続。 (テディベア)これまでは1~2校が参加していたが、市内で更なる参加校を募ります。 |
姉妹都市高校生派遣事業 姉妹都市高校生受入事業
- 兵庫県 猪名川町
猪名川町国際交流協会 - オーストラリア ビクトリア州
バララット
交流事業の特色
- 猪名川町国際交流協会が毎年開催する英語スピーチコンテストの高校生の部優勝者と準優勝者を猪名川町の姉妹都市であるバララット市に派遣し、現地高校および中学校、小学校で交流を行う。
- バララット市で開催される毎年開催される日本語スピーチコンテストの優勝者と準優勝者を猪名川町国際交流協会で受け入れる。町内の高校および中学校、小学校で交流を行う。
- 派遣高校生(猪名川町)と受入高校生(バララット市)が日本とオーストラリアの両方で出会い交流できる。
http://www.town.inagawa.hyogo.jp/
バララット市の日本語スピーチコンテストで優秀な成績を収めた2名(ナタリー・アーウィンさん、モニーク・ハリソンさん)の高校生を猪名川町へ招待。ホストファミリーとの生活を通して交流を深めた。
平成17年9月に開催した英語スピーチコンテストの高校生の部優勝者及び準優勝者2名を姉妹都市に13日間派遣した。ホストファミリーとの交流を中心に、オーストラリアの文化等に触れ英語力の向上を図った。
交流事業の内容
姉妹都市高校生派遣事業では現地高校および中学校、小学校で交流を行う他に、ホームステイを行い、英語スピーチコンテストに向けて練習した英語力を実践的な場でさらに向上させる。
姉妹都市高校生受入事業では町内の高校および中学校、小学校で交流を行う他に、ホームステイを行い、日本語スピーチコンテストに向けて練習した英日本語力を実践的な場でさらに向上させる。
猪名川町の概要 | バララットの概要 | |
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人口 | 31,155人 | 80,000人 |
面積 | 90.41km2 | 739km2 |
概況 | 阪神間の東北端にあり、東は大阪府豊能郡、南は川西市、西は宝塚市と三田市にそれぞれ接し、北は篠山市に隣接しています。江戸時代、徳川幕府はこの地域に直領として代官所を設け、周囲の3郡72村を銀山付村として支配しました。明治4年の廃藩置県によって、この地域は、兵庫県、大阪府に分割され、明治22年、町村制の施行により、中谷村、六瀬村が誕生しました。さらに、昭和30年4月10日、町村合併促進法に基づき、中谷村、六瀬村が合併し、猪名川町が誕生しました。 | バララット市は、共同遊牧場がまちの起源でしたが、やがてゴールドラッシュで繁栄し、1850年頃には世界各国から2万人の人々が採掘場で金を採掘したと言われ、1860年代の最盛期には、300社に及ぶ企業、64000人の人口があったと推定されています。その後、1870年9月に市として布告され、現在のバララット市の礎が築かれました。 |
姉妹都市交流に係る周辺情報
提携年月日 | 1988年8月1日 |
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姉妹都市提携の経緯 | 1988年4月に町国際交流推進懇談会を設置し、国際交流について広く意見を求めるとともに、外国都市との姉妹都市提携について提言を受けた。その意見を受け、かねてから交流のあったバララット市へ同年6月に助役を団長とする調査団を派遣し、スタイマン・バララット市長らと協議した結果、早期に姉妹都市提携を結ぶことに合意し、同年8月1日、上神猪名川町長をはじめとする代表団が同市を訪問し、バララット市長・猪名川町長との間で姉妹都市提携に関する協定を取り交わし、両市町の永遠の発展と友好を誓い合った。現在は、姉妹都市提携から13年が経過し、活発な交流が続いている。 |
交流事業の展望、課題等 | 現在、猪名川町ではバララット市から英語指導助手(ALT)を招聘しているが、今後、姉妹都市高校生受入事業で受け入れた高校生が日本語の学習を継続し、英語指導助手(ALT)として再来日してくれることを期待している。一方、姉妹都市高校生派遣事業で派遣した高校生も、今後、英語の学習を継続し、猪名川町、バララット市双方で、姉妹都市交流事業に関ってくれることを期待している。 |