CLAIR(クレア)一般財団法人自治体国際化協会

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自治体間交流

姉妹交流活動の参考事例

姉妹自治体優良事例紹介

東京都 板橋区

板橋区・カナダ バーリントン市姉妹都市交流

  • 東京都 
    板橋区
  • カナダ国 オンタリオ州
    バーリントン

交流事業の特色

  • 板橋区は、1989年5月12日カナダ国オンタリオ州バーリントン市と姉妹都市提携を行った。提携後は、幅広い区民レベルの交流が続いている。
  • 市民レベルでの様々な参加により、市民相互が理解しあい友情を深め、15年間継続し、交流が衰退せず、むしろ市民に浸透してきた。
  • 今日まで姉妹都市交流が充実・継続しているのは、交流や受入れに市民ボランティアが参画している成果であり、市民との協働が、それぞれの都市において成立している。バーリントン市では、板橋区民の訪問の際、市のボランティア団体である世界化委員会のスタッフが中心となり、市民交流を計画し迎えてくれる。また、バーリントン市民を受入れる板橋区側も(財)板橋区文化・国際交流財団に登録するボランティアスタッフを中心に、広く区民が参加する受け入れ態勢が整っていることにある。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/icief/twin/burlington/index.htm
写真
区民ツアー参加者42名がサウンド・オブ・フェスティバル会場で「いたばし祭屋台」を開催
写真
姉妹都市バーリントン市から訪問団が来訪

交流事業の内容

青少年訪問団や区民ツアーの訪問、文化団体による文化交流など、区民レベルでの様々な交流を続け、昨年姉妹都市提携15周年を迎えた。

交流実績(1989年~2004年)

  板橋→バーリントン バーリントン→板橋
区民(市民)ツアー 13回(563人) 2回(70人)
青少年派遣・英語研修 16回(334人) 10回(399人)
文化交流 7回 4回
代表団訪問・表敬訪問等 5回 11回

昨年の15周年事業では、6月に区民訪問団、文化団体「相模流萩原正義社中」(里神楽)、公式訪問団総勢80名が訪問、同市で開催中のサウンド・オブ・ミュージック・フェスティバルに参加。また、区美術家連盟写真部が撮影した板橋区民の生活の様子や風景を展示した「板橋区紹介写真展」を市役所で開催し、多くの市民が鑑賞した。

10月には、バーリントン市民、文化団体「クロッカーズ」、公式訪問団総勢56名が来訪、「いたばし区民まつり」への参加やホームステイ、ホームビジットなど、多くの区民ボランティアの参加を得て交流を図った。また、同市民芸術家の19作品による展覧会「コネクションズ」を同時開催するなど多数の記念事業・交流事業を行った。

 板橋区の概要バーリントン市の概要
人口 522,365人 153,000人
面積 32.17km² 188.16km²
概況 位置:北緯35度43分から同48分
国際交流:1989年5月12日(姉妹都市宣言・バーリントン市)、1994年9月21日(友好都市に関する共同声明・ペナン州政府)、1996年10月19日(文化・教育協定・モンゴル国文部省)、1997年10月8日(友好交流・協力合意書・北京市石景山区)
位置:北緯43度(札幌と同じ)、トロント市から55Km、ナイアガラの滝から72Km、オンタリオ湖の北岸
気候:7月の平均気温 22℃ 1月の平均気温 -5.2度
ことば:主に英語、時差:-14時間(夏は-13時間)

姉妹都市交流に係る周辺情報

提携年月日 1989年5月12日
姉妹都市提携の経緯 1986年10月の区民まつりで、カナダ大使館のバックアップによりカナダフェアを開催、板橋区とカナダを結びつける契機となった。その後、日本の都市との姉妹都市提携を希望しているバーリントン市の情報が入り、同市長からの親書が区長に届いた。1988年に区長がバーリントン市を訪問し、歓迎を受けた。その後区から調査団を送るなどして意見交換を行った結果、提携を合意した。
今後の展望、課題等 最近は、区民個人でのバーリントン市民との交流も根付いており、相互に訪問し交流を行っている方も多く、15年間の交流の成果が実っている。今後は、この2年間継続している6月にバーリントン市・10月に板橋区で開催される「まつり」を市民が相互訪問する機会を定着させ、交流事業の充実を図る。特に受入では、ホーム・ビジット、語学ボランティア、交流企画への区民参加を募り、市民交流の充実を図っていく。
このページに関するお問い合せ先
交流支援部交流親善課
Tel :  03-5213-1723
Fax :  03-5213-1742
Email : shimai@clair.or.jp
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