2014年8月13日配信
【クレア海外事務所フラッシュ】 ◎日本酒で海外からの注目UP
◇日本酒で海外からの注目UP
世界最大規模のワイン品評会「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2014」のSAKE部門にて、261蔵725銘柄から「熟成古酒飛騨の華 酔翁」(平田酒造場)が最優秀賞のチャンピオン・サケに選ばれた。毎年ロンドンで開催され、SAKE部門は2007年に創設。受賞酒には問い合わせが殺到し、生産地域も注目を集めることから、年々出品数が増加している。(ロンドン事務所)
◇フランスでかつお節を生産、広がる日本の出汁文化
フランス・ブルターニュ州のコンカルノー市に、鹿児島県枕崎市の水産加工業協同組合などが出資したかつお節の生産工場が建設される。来年の竣工を目指す。食品衛生基準などの関係からEUへのかつお節の輸出は事実上困難とされている中、フランスで飲んだ味噌汁の味に納得できなかった同組合の職員が、本当の日本の味を知ってもらいたいと思ったのがきっかけ。ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」の追い風に乗る。(パリ事務所)
◇通勤ラッシュ緩和に協力する企業に補助金支給
シンガポール陸上交通庁は、地下鉄などの通勤ラッシュ緩和のため、ピーク時以外の通勤や自転車・徒歩通勤、在宅勤務などに取り組む企業に対し、3年間で最大51万シンガポールドル(約4千万円)を補助する事業を今月から開始。フレックスタイム制の導入促進、勤務環境の改善、家族との団欒などのメリットもあるとPRしている。(シンガポール事務所)
◇改正個人情報保護法が施行
韓国では、今年初めに大手クレジット会社から1億人超の個人情報が流出した問題などを受け、「個人情報保護法」改正案が今月施行された。個人情報の中でも「住民登録番号」は、行政サービスから、銀行口座の開設やオンライン決済などにまで幅広く使用されており、流出時の被害が大きいことから、今後、法令上の根拠がない収集・保有が一切禁止されることとなった。(ソウル事務所)
◇多文化政策先進地オーストラリアで学ぼう
10月27日から1週間、日本の自治体職員などを対象にクレアシドニーが多文化セミナーを開催する。国民の4分の1が海外生まれの豪州では、定住支援・教育面などで充実した多文化政策が展開されており、現場に携わる関係者との意見交換などを通じて、先進的な取り組みの実際を学ぶことを目的とする。9月1日まで参加者募集中!詳しくは、以下のホームページで。
https://www.clair.or.jp/j/multiculture/jiam/page.html (シドニー事務所)
◇群馬県が上海で「富岡製糸場と絹産業遺産群」をPR
群馬県が、上海において、世界文化遺産への登録が決まった「富岡製糸場と絹産業遺産群」のメディア関係者向け説明会を7月に開催、その魅力をPRした。旅行雑誌やウェブメディアの編集者などが参加し、日本の近代化を支えた富岡製糸場の歴史や近隣の観光地情報の説明に聞き入った。群馬県は世界遺産登録を機に中国人観光客の誘客につなげたい考え。(北京事務所)
◇第58回国際姉妹都市連盟総会開催
7月31日から8月2日まで、アメリカ国内600以上の都市を会員に持つ国際姉妹都市連盟の第58回年次総会がカリフォルニア州サンノゼ市で開催された。同市の姉妹都市である岡山市の大森雅夫市長がスピーチを行ったほか、立川市、武雄市、宮崎市とそれぞれ姉妹都市交流を行っている3団体が表彰されるなど、自治体交流における日本の存在感を示す結果となった。(ニューヨーク事務所)
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