2014年8月27日配信
【クレア海外事務所フラッシュ】 ◎「文化遺産技術国際フェア(パトリモワンヌ)」開催へ
◇「文化遺産技術国際フェア(パトリモワンヌ)」開催へ
パリのルーブル美術館別館にて、伝統技術を持つ職人の技と作品の展示フェアが11月6日から9日まで開催される。昨年は15カ国322の出展があり、業界関係者、仏メディア、伝統技術に関心を持つ一般客が来訪。第20回を迎える今年は、パリの日系企業がジャパンブースを設置予定で、出展自治体を募集中。お問い合わせはクレアパリ事務所(contact@clairparis.org)まで。(パリ事務所)
◇TOMODACHIイニシアチブで姉妹・友好都市交流
東日本大震災の復興支援を機に始まった日米の次世代リーダー育成を目指すTOMODACHIイニシアチブ(米日カウンシル主催)。この助成を受け、今月、松江市はルイジアナ州ニューオーリンズ市に8人の青年交流団を派遣し、7月には、テキサス州ダラス市が仙台市に高校生9人を派遣するなど、日米間の姉妹・友好都市交流の新たなツールとなりつつある。詳しくは、以下のホームページで。
http://usjapantomodachi.org/ja/(ニューヨーク事務所)
◇英国地方自治体協議会、政策提案を公表
英国の地方自治体で組織する地方自治体協議会(LGA)は、7月に年次総会を開催し、来年5月に予定される総選挙後の新政権への政策提案(※)を公表。50万戸の住宅建設や若年労働者の失業半減など、住宅、教育、失業対策、公共事業および保健福祉の各分野で新政権が発足後100日間でなすべき政策を示すとともに、これらの政策を実施する権限の移譲を求めている。(※「Investing in our nation’s future :the first 100 days of the next government」)(ロンドン事務所)
◇新潟県・新潟市が連携して食を売り込み
今月1日、シンガポール中心部のホテルで、新潟県による県産米の試食会と新潟市による米・和牛・地ビール・加工食品などの商談会が開催された。日本食材に関心のあるバイヤーでにぎわい、15社が商談に進んだ。新潟市の担当者は「県との連携により多様な商品の紹介ができ、多くの商談機会が持てた。今後は他地域との産地間連携も進めたい」と話している。(シンガポール事務所)
◇ソウル市が50代以上専用のポータルサイトを開設
ソウル市は、韓国の自治体で初めて50代以上の市民向けポータルサイト「50+ソウル」(http://senior.seoul.go.kr/)を開設した。再就職、創業、社会貢献などの情報を提供する。利用者による記事の掲載や利用者同士のコミュニティー機能も有する。50代は国の経済発展を導いた主役だが、多くは早期退職を強いられており、市は人口の約15%を占める彼らの新たな活躍を求めている。(ソウル事務所)
◇熱闘、豪州スキー商戦
北海道・長野を中心に年々活況の日本へのスキー旅行商戦において東北勢も好調だ。先の2014年シーズンは東北全体で前年比2倍の宿泊者数を記録(観光庁推計)。特に現地でのPR活動が功を奏し、青森(八甲田)、山形(蔵王)の健闘が目立つ。来期の予約も滑り出しは順調だとか。(シドニー事務所)
◇中国人JET青年が帰国報告
8月9日、北京の日本国大使館において、外国青年招致事業(JETプログラム)を終了し、日本から帰国した中国青年たちの報告会が開催された。島根、山口、奈良の各県に勤務した3人が代表して日本人との交流や学校訪問などを通じた得難い経験を報告。中国では現在、1100人を超えるJETOBが地方政府などで活躍、日中の地域間交流を担う重要な存在となっている。(北京事務所)
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