◇「南部鉄瓶に続け」＝上海で『日本の茶器工芸展』を開催
  上海市の家具専用モールで、クレア北京事務所主催による「日本の茶器工芸展」が開催中。宮城、福島、茨城、群馬、新潟、石川、京都、徳島、長崎から、日本各地の茶に関連した工芸品１３９品目が出展。中国富裕層に人気の「南部鉄瓶」に続けと、バイヤーにアピール。早速、九谷焼（石川）や木製茶びつ（群馬）に引き合いが出るなど好調な出だしだ。開催は１１月３０日まで。詳細は以下のホームページ（ＨＰ）で。
http://www.clair.org.cn/pdf/140923.pdf（北京事務所）

◇ロンドン・ジャパン祭りにゆるキャラが初登場！
  ９月２７日、日本文化を紹介する英国最大級のイベント「ジャパン祭り」が、ロンドン・トラファルガー広場にて開催された。６回目の開催となった今年は、熊本県「くまモン」、栃木県佐野市「さのまる」、静岡県浜松市「出世大名家康くん」、群馬県「ぐんまちゃん」、福岡県田川市「たがたん」の５体が集結し、会場をにぎわせた。ゆるキャラは地方自治体の海外展開における起爆剤となるか。（ロンドン事務所）

◇日本の「食」を生かした訪日需要喚起の試み
  クレアシンガポール事務所は、日本政府観光局（ＪＮＴＯ）主催のシンガポール訪日旅行フェアにおいて、１０月３日から６日まで、食と観光を連動させたブースを出展。その中で、京都府、北九州市、東京都中央区が観光情報の発信と地場産品の試食・即売を行った。来場者からは「訪日時に食べられる地場産品のイメージが湧き、旅行計画に反映しやすい」などの感想が聞かれた。（シンガポール事務所）

◇世界で唯一！発酵食品の国際博覧会
  １０月２３日から２７日まで、全羅北道全州市において「第１２回全州国際発酵食品ＥＸＰＯ」（http://www.iffe.or.kr/）が開催される。発酵食品に特化した世界で唯一の博覧会として、２０カ国から３５０社の出展、５５万人の来場が見込まれている。日本からは鹿児島県が初出展。黒酢や焼酎などをＰＲするとともに、現地食材を利用した県の伝統料理をふるまい、今後の交流拡大を図る。（ソウル事務所）

◇パリの老舗デパートで日本展が開催＝地方の文化・食に注目
  世界最初のデパート「ボン・マルシェ」（パリ）が、８月３０日から１０月１８日まで、かつてない規模で日本展を開催。ファッション・デザイン分野では展示販売や、直島（香川県）のアートプロジェクトが映像と巨大模型で紹介されたほか、食品館では沖縄をはじめ日本各地の食品が販売されるなど、地方の文化・食にもスポットを当て、好評を博した。（パリ事務所）

◇「にのへシティフェアｉｎニューヨーク２０１４」開催
  岩手県二戸市は、２０１３年度から３カ年の「にのへブランド発信事業」を展開。今年も藤原淳市長を代表に総勢１８人がニューヨークを訪れ、１０月３日から６日までシティフェアを開催した。日本食レストランエキスポに出展し農産品などをＰＲしたほか、同市特産の浄法寺漆器と日本酒（南部美人）のセミナーを実施。漆器塗り、金継ぎの実演や利き酒も行われ、会場は大いににぎわった。（ニューヨーク事務所）

◇オーストラリアで一斉にガレージセール
  １０月２５日、年に一度の「大」ガレージセールがオーストラリア中で開催される。ごみ減量化とガレージセールを通じた地域のつながり強化が目的だ。２０１０年にシドニー郊外で始まった小さなイベントが、今年は１３２の自治体がサポートするなど、瞬く間にその輪が拡大している。詳細は以下のＨＰで。
http://www.jlgc.org.au/ja/（シドニー事務所）