2014年11月12日配信
【クレア海外事務所フラッシュ】 ◎JETプログラムOB・OGオセアニア会議
◇JETプログラムOB・OGオセアニア会議
10月24日から26日まで、オーストラリアに5、ニュージーランドに3あるJETプログラム(外国青年招致事業)同窓会支部の代表がメルボルンに集まり、関係団体と連携した効果的な日本の魅力発信、帰国後のJET参加者への就職支援、共通のWebページの必要性などについて活発な議論が行われた。日本との架け橋となる彼等の今後の活動がさらに期待される。(シドニー事務所)
◇日中韓の地方自治体、防災交流会議を開催
11月4日から韓国の仁川で初めて開催された「日中韓3国地方政府防災交流会議」。日中韓の地方自治体が災害に強いまちづくりについて発表するとともに、国連職員によるワークショップを実施。日本からは、大震災を経験した宮城県と兵庫県が発表したほか、茨城県、新潟県、静岡県、鳥取県、仙台市が参加。これを機に、日中韓の地方レベルでの防災力向上とネットワーク構築が期待される。(ソウル事務所)
◇日本食への関心高まり、刃物の販路拡大も期待
10月16日から18日まで、ASEAN最大の日本食品見本市である「Oishii Japan」がシンガポールで開催され、32都道府県から過去最高の266社・団体が出展。周辺国から買い付けに来るバイヤーも増えている。出展した堺市の担当者は「日本食人気から日本の包丁、砥石(といし)などの調理器具への関心も高まっている。今後も販路拡大に取り組んでいきたい。」と話していた。(シンガポール事務所)
◇ロンドンで世界最大級の旅行の見本市開催!
11月3日から6日まで、英国のみならず欧州の旅行関連業者が集まる世界最大級の見本市「ワールド・トラベル・マーケット2014」がロンドンで開催。地方自治体関係では、東京都、大阪府、沖縄県、大阪市、神戸市、豊岡市および九州観光推進機構が参加し、それぞれの地域の魅力をPRした。同見本市は、毎年同時期に開催されており、欧州旅行業界での知名度向上の絶好の機会。(ロンドン事務所)
◇世界最大級の食品見本市SIAL 欧州市場から世界に切り込む地方自治体
2年に1度の食の祭典「SIAL(シアル)」が、10月下旬、パリ近郊で盛大に開かれた。50回目を迎え、100の国と地域からの6000を超える出展に5日間で15万人が来場。京都府、徳島県、長崎県、福岡市が出展し、茶、ゆず、そうめんなどの地元産品をPRした。アジア、欧州地域の企業との成約などの結果に自治体職員は自信を深めた様子。(パリ事務所)
◇北京でめんそーれー「泡盛祭り」
北京市内9店舗の日本料理店で「泡盛祭り」が開催中。沖縄県の協力を得て、北京日本調理師会が主催、11種類の泡盛が楽しめる。日本酒を好む中国人は増えているが、蒸留酒といえば度数の高い白酒が主流の中国では泡盛や焼酎の知名度は依然低い。訪日旅行では沖縄は人気があり、期間中、琉球舞踊のパフォーマンスや観光PRも行いながら、泡盛の市場拡大を狙っている。期間は11月末まで。(北京事務所)
◇全米36州で州知事選挙が実施
11月4日、アメリカ連邦議会の上下両院議員を選出する中間選挙の実施と合わせて、36州で州知事選挙(14州は非改選)が実施された。共和党知事が勢力を伸ばし、非改選の知事と合わせ、共和党知事は29州から31州、民主党知事は21州から17州となった(11月11日時点で2州は未確定)。全米知事会長であるコロラド州のヒッケンルーパー知事が再選を果たしたほか、ハワイ州では、日系人のイゲ氏が当選した。(ニューヨーク事務所)
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