CLAIR(クレア)一般財団法人自治体国際化協会

サイト内検索

文字サイズの
変更

色の変更

海外事務所フラッシュ

2015年10月14日配信

【クレア海外事務所フラッシュ】 ◎JETプログラム同窓会、デトロイトで開催=米国

◇JETプログラム同窓会、デトロイトで開催=米国

 9月24日から27日まで、JETプログラム(外国青年招致事業)同窓会の米国全19支部の代表者などが参加する会議が、デトロイトで開催された。クレアが今秋開催する里帰り事業の参加者によるプレゼンテーションが行われた他、以前から議論が重ねられていた米国全支部をとりまとめる全米組織の設立完了報告および今後の活動方針などについての意見交換が行われた。(ニューヨーク事務所)

 写真(上):同窓会の様子

◇パリで「阿波踊り」「布橋灌頂会」披露

 日本の伝統芸能・伝統行事への関心が高まるパリにて、10月2日、本場徳島の阿波踊りがパリ中心部の広場で披露された。来仏した熟練の踊り手たちによる演舞が約5600人に及ぶ観衆を魅了した後、観衆も一緒に踊りを楽しんだ。また、翌3日には、富山県立山町の伝統行事、布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)がパリ市内の運河に架かる橋にて披露された。女性しか参加が許されない橋渡りの儀式を再現し、幻想的な光景を作り出した。(パリ事務所)

 写真(上から2番目):最後は観衆も参加し大いに盛り上がった(阿波踊り)

 写真(上から3番目):厳かで幻想的な光景が現れた(布橋灌頂会)

◇「中日韓産業博覧会」、山東省で開催

 9月23日から25日まで、山東省※坊市(※=さんずいに維)で「第1回中日韓産業博覧会」が開かれ、日本の自治体からは和歌山県、千葉県八街市、宮崎県日向市が参加。展示ブースにはハイテク、健康、農業、食品や化粧品など多岐にわたる分野の商品が所狭しと並んだ。東アジア貿易投資利便化フォーラムや、日中韓企業マッチングイベントなども併せて行われ、今後の日中韓FTAの締結および3国間の協力の促進などについて意見が交わされた。(北京事務所)

 写真(上から4番目):博覧会開幕式の様子

◇ロンドンで「SURUGA」の伝統をPR

 9月19日から27日まで「ロンドンデザインフェスティバル」が開催され、期間中、400件以上のデザイン・インテリアに関連した見本市やイベントが行われた。デザイン製品を中心とした見本市「TENT LONDON」には静岡市が初出展。駿河伝統工芸の技術を用いたテーブルウエアなどを紹介し関心を集めた。(ロンドン事務所)

 写真(上から5番目):テーブルウエア展示の様子

◇奥が深い!日本語の魅力再発見

 クレアシドニーでは、9月24日、ニューサウスウェールズ大学の日本語上級クラスに出席し、主語の省略、和製英語、若者言葉など、日本語を研究する学生達と意見交換を行った。漢字の存在意義、名詞が複数を表す場合でも単数を使う日本語の特異性など普段考えないような斬新な意見も飛び交った。豪州では日本語学習者が多く、参加者の中にも日本での就職を考える学生がいるなど、今後彼らが日豪の架け橋になることが期待される。(シドニー事務所)

◇ソウル-東京間を自転車で走る「新・朝鮮通信使」ツアー開催

 10月11日、韓国外交部が主催するソウル-東京間の自転車ツアー「二輪で走る『新・朝鮮通信使』」の出発式がソウルで開催された。ツアーには日韓のサイクリング愛好家ら50人が参加し、朝鮮通信使の経路約1900キロを1カ月間で走る。日本では下関、大阪、名古屋、静岡などの経由地で文化イベントが開催されるほか、11月1日に東京で大規模な歓迎式典が実施される予定。両国の友好が深まることが期待される。(ソウル事務所)

 写真(下):鼓笛隊の先導で入場する新・朝鮮通信使の隊員たち

◇教員の給与体系の一本化=より指導力、技術力を重視

 シンガポールでは学歴によって教員の給与体系が異っていたが、10月から学歴よりも指導技術や能力を重視した給与体系に一本化されることとなった。さらに、教員が技術力向上等のために行う学習に対し、年間500~900シンガポールドルが支給される制度が2016年9月から施行される。これらは、国民の職能スキル向上を推進する政策である「Skills Future」に沿ったもの。(シンガポール事務所)

 バックナンバーはこちら

このページに関するお問い合せ先

総務部企画調査課
電話:03-5213-1722 Fax:03-5213-1741
Email:kikaku@clair.or.jp

ページの先頭へ