2015年11月11日配信
【クレア海外事務所フラッシュ】 ◎朝鮮通信使をユネスコ記憶遺産へ=韓国釜山市でセミナー開催
◇朝鮮通信使をユネスコ記憶遺産へ=韓国釜山市でセミナー開催
11月2日に、韓国釜山市で「朝鮮通信使~釜山と対馬そして長崎~」セミナーが開催された。このセミナーは、朝鮮通信使の2017年ユネスコ記憶遺産登録への機運を高めるとともに、長崎県の歴史・文化を広めるためのもの。約200人の参加者を前に、日韓の専門家から、朝鮮通信使の果たした役割や歴史的意義などが紹介されたほか、登録後の長崎県での記憶遺産活用方策についても有意義な意見交換が行われた。セミナーをきっかけに、日韓民間団体共同での記憶遺産登録に向けた活動がさらに前進していくことが期待される。(ソウル事務所)
写真(上):パネルディスカッションの様子
◇日本の魅力PR!キャンベラ・奈良キャンドルフェスティバル=豪
10月24日、首都・キャンベラで「キャンベラ・奈良キャンドルフェスティバル」が開催された。このイベントは、姉妹都市である奈良市とキャンベラの友好関係を一層深めるために毎年開催されており、シドニー事務所は奈良市を中心とする訪日観光プロモーションを行った。JETプログラム(外国青年招致事業)同窓会キャンベラ支部も日本食をPRする屋台を出店するなど、日本とオーストラリアのさらなる友好を深める恒例イベントとして定着しており、来場した多くの人が日本情緒を満喫した。(シドニー事務所)
写真(上から2番目):来場者に奈良市の訪日観光プロモーションを行うシドニー事務所員
◇日本の伝統工芸品展、北京で開催
10月16日から20日まで、「第1回日本の伝統工芸品展in北京」が開催され、山梨県、京都府、沖縄県のほか5事業者が出展。漆器、陶磁器、鉄器、織物、木工製品など高級志向の工芸品が展示、販売された。期間中延べ1500人が訪れ、約96万元(約1920万円)の売り上げがあった。14万元(約280万円)の輪島塗漆器や12万元(約240万円)の銀製湯沸かしが売れるなど、中国の富裕層における日本の工芸品人気の高さがうかがわれた。(北京事務所)
写真(上から3番目):工芸品展の様子
◇新たな食材に高い関心=ASEAN市場最大の見本市「Oishii Japan 2015」
10月22日から24日、今年で4回目を迎える日本食品総合見本市「Oishii Japan 2015」がシンガポールで開催され、42の都道府県から294社・団体が出展した。水産加工品や萩焼、食品乾燥機などを出品した山口県の担当者は、「海外で初出品したフグの生ハムは注目度が高く、具体的な商談があった。バイヤーは常に新たな食材を探している」と手応えを語った。(シンガポール事務所)
写真(下):山口県ブースでフグの生ハムをアピール!
◇ラグビーワールドカップ2015が閉幕
10月31日、6週間にわたるラグビーワールドカップ2015イングランド大会が、過去最多247万人の観客動員を記録するなど、成功裏に閉幕。次回開催国の日本は、南アフリカ戦での劇的な勝利で非常な注目を集め、大会を大いに盛り上げた。次回大会は、4年後、日本各地の12都市を舞台に開催される。イングランド大会をしのぐ素晴らしい大会になることが期待されている。(ロンドン事務所)
◇初の北米3カ国の知事サミット開催=コロラド州
10月30日と31日、全米知事会の主導により、米国・カナダ・メキシコの州知事らによる初めての会議がコロラド州コロラドスプリングスで開催された。全米知事会長のハーバート・ユタ州知事、前会長のヒッケンルーパー・コロラド州知事のほか、カナダよりユーコン準州首相、メキシコよりメキシコ州知事らが参加。企業関係者も多数登壇し、州レベルでの経済関係強化の方策が議論された。(ニューヨーク事務所)
◇フランスのコスメ企業の誘致促進
10月中旬、パリで香水・化粧品の国際見本市「コスメティック360」が初めて開催され、日本から、佐賀県唐津市に事務局を置き産学官で構成する「ジャパン・コスメティックセンター」の加盟企業などが出展した。また、同センターは、見本市主催者のフランス化粧品産業クラスター「コスメティックバレー」と、相互の企業誘致協力などの連携協定を締結した。(パリ事務所)
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