◇日豪の架け橋、「祭りイン シドニー」開催
  シドニー市内で昨年１２月１３日、毎年盛況の日本紹介イベント「祭り　イン　シドニー」が開催された。主催者によると来場者は前年を上回る約３万人。文化体験や観光情報・日本食ブースのほか、ステージでは各種パフォーマンスも披露された。２０１５年度には、日豪間で新規航空路線が開設される予定もあり、日豪の人的交流もこれまで以上に活発になることが期待される。（シドニー事務所）

◇「第２回セ・ボン・ル・ジャポン｣がパリで６月に開催へ
  日本食の試食、販売や観光ＰＲを目的としたフェアが、第１回から規模を拡大し、パリの流行発信地マレ地区にて６月２６日から２８日まで開催される。パリ市第４区役所の後援のもと、日系企業が主催し、流行に敏感な富裕層をターゲットとする。現在、出展者を募集中。お問い合わせはクレアパリ事務所（contact@clairparis.org）まで。（パリ事務所）

◇欧州のスタイルに「和」を提案
  世界５０カ国以上から約１万３０００人以上のバイヤー、ホテル・レストラン関係者が訪れるデザイン性の高い家庭用品、インテリア雑貨の見本市「ＨＯＭＥ」が１月にロンドンで開かれた。日本からは中小企業基盤整備機構のプロジェクト「Ｒｉｎ　ｃｒｏｓｓｉｎｇ」を通じて１５社が出展。ヨーロッパのテイストに合う日本独自の素材や技術を使った商品を「和」をテーマに売り込んだ。（ロンドン事務所）

◇香港郊外ショッピングモールで日本食品展を開催
  １３日から１９日まで、香港で、毎年恒例となったクレア主催の「日本ふるさと名産食品展」が開催された。今年の会場は例年のコーズウェイベイ地区ではなく、香港中心部から北へ１０キロ、中堅所得層が多く暮らす沙田区の大型ショッピングモール。会場内は地元客だけでなく、中国本土から香港を訪れる旅行客でもにぎわい、特に和歌山県のみかん、鳥取県の梨などの果物に人気が集まった。（北京事務所）

◇東京都とＡＳＥＡＮ３都市が相互観光ＰＲを実施
  東京都は、２０１４年７月から期間限定でジャカルタ、クアラルンプール、ハノイと双方向での観光ＰＲを実施している。昨年は都営地下鉄で各都市の観光ポスターを掲示し、クアラルンプール市中心部で東京の魅力を発信する短編映画を放映した。１月からは、ジャカルタ、ハノイでも東京を紹介する映像の放映や観光ポスターの掲示を行っている。観光客誘客だけでなく、東京都と各都市との関係強化も狙う。（シンガポール事務所）

◇ニューヨークに新潟の粋な物産ＰＲコーナーが出現
  マンハッタンのミッドタウンの一角に、ニューヨーカーをも魅了する粋な物産館が１４日にオープン。新潟県の全酒蔵９０社の地酒をはじめ、魚沼産コシヒカリ、米菓、燕・三条の洋食器、金物、伝統工芸品などの名産品を集めて展示、販売する。昼には、県産米を使った弁当を販売、食事スペースもある。日本の自治体のＰＲ常設店はニューヨークでは初めて。（ニューヨーク事務所）

◇飲食店での全面禁煙が韓国で本格スタート
  韓国では１月から、たばこ税の引き上げと合わせ、これまで許容されていた１００平方メートル未満の小規模店を含む全ての飲食店で全面禁煙となった。違反者には１０万ウォン、店内全面禁煙を守らない経営者には１７０万ウォンの過料が科せられる。禁煙策が強化される一方で、禁煙支援策も拡充され、２月からは、医療機関での専門的禁煙相談や禁煙補助剤の処方に健康保険が適用される。（ソウル事務所）