2015年12月9日配信
【クレア海外事務所フラッシュ】 ◎日韓の観光交流、さらなる拡大を
◇日韓の観光交流、さらなる拡大を
12月4日、韓国観光公社の主催により、ソウルで観光業関係者を対象に「日韓観光交流拡大シンポジウム」が開催された。日本からは日本旅行業協会の田川博己会長、JR北海道の瀧本峰男総合企画本部副本部長、九州観光推進機構の高橋誠専務理事が登壇。2018年の平昌冬季オリンピックや、2020年の東京オリンピックを控えた日韓両国における今後の交流の展望や拡大策などについて、活発な議論が行われた。(ソウル事務所)
写真(上):観光交流拡大に向け、手を取り合う参加者
◇日本の「質の高い生活」をPR=天皇誕生日祝賀レセプション
11月17日、北京の日本大使公邸で、恒例の天皇誕生日祝賀レセプションが開催され、中国政府関係者や各国外交官など約1200人が出席した。今年は「Quality of life in JAPAN」をコンセプトに、中国でも重視されはじめた「生活の質の向上」のための日本製品が展示され、来場者の関心を集めた。自治体からは、宮城、福島、新潟、静岡、徳島、香川、宮崎、沖縄の8県と札幌、新潟、福岡の3市の計11団体が観光パンフレットや名産品を提供し、地域の魅力をPRした。(北京事務所)
写真(上から2番目):地域の魅力をPRする自治体職員
◇JETAAを生かせ!ニュージーランド姉妹都市会議でPR
11月20日、ウェリントンで、姉妹都市を持つ周辺地域の首長や、外務貿易省、自治体協会の幹部らが集まり、効果的なPR、若者の参画、コミュニティーとの連携など、姉妹都市活動の活性化方策について事例紹介や討論が行われた。クレアからは来年30周年を迎えるJETプログラム(外国青年招致事業)をPRし、JETプログラム同窓会(JETAA)との連携強化を提案した。既に大きな成果をあげているJETAAのさらなる活躍が期待される。(シドニー事務所)
写真(下):JETプログラムについて説明する職員
◇COP21関連会議に東京都、京都市が参加
11月30日に開会したCOP21(国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議)に関連し、12月4日、「気候のための都市・地方政府サミット」がパリ市庁舎にて開催された。同会議はパリ市長が世界の大都市などの首長に参加を呼びかけたもので、約1000人の首長や自治体幹部が出席。地球の気候変動に直面している中、地方自治体が果たす役割について議論が交わされ、日本からは東京都および京都市の代表が出席した。(パリ事務所)
◇ロンドンでクールジャパン
7月と11月に開催されている英国最大のクールジャパンイベント「ハイパージャパン」が、11月27日~29日、ロンドンで開催された。「食とギフト」というテーマのもと、創作寿司(ずし)・日本酒カクテルのコンテストや地域の伝統工芸品などのマーケットのほか、浮世絵をモチーフとした木版画体験などが体験でき、来場者は幅広い日本の魅力を堪能した。(ロンドン事務所)
◇米大手旅行誌の推薦旅行先リストに三重県
米国の大手旅行情報雑誌「トラベル・アンド・レジャー」は12月1日、2016年の推薦旅行先リスト50を発表、日本から唯一三重県がランクインした。同誌では伊勢神宮をはじめ、趣ある旅館や松阪牛、伊勢志摩国立公園や沿岸部での真珠の養殖など、同県の魅力を幅広く紹介。来年のG7伊勢志摩サミット開催を控え、さらなる外国人観光客の増加が期待される。同誌のウェブサイトはこちら。(ニューヨーク事務所)
◇シンガポールはゲーム制作でもハブに?
現在シンガポールに拠点を設けた日本のゲームメーカー各社が業務を拡大している。その主な理由として、起業実現の容易さや海外展開における地理的優位性、シンガポール人の仕事の質の高さが挙げられる。また、世界中からゲーム制作に関心のあるプロが集まっているのもシンガポールの強みだ。政府の優遇政策や人材育成が奏功し、シンガポールは海外展開や人材確保の重要な拠点となっている。(シンガポール事務所)
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