2015年2月25日配信
【クレア海外事務所フラッシュ】 ◎メルボルンで自治体などが観光プロモーション
◇メルボルンで自治体などが観光プロモーション
2月9日、日本政府観光局(JNTO)が主催した訪日旅行セミナーに東京都、兵庫県、広島市、沖縄県など6団体が参加。集まった現地の旅行関係者とメディアに対し、各地の魅力をPRした。メルボルンは昨年、日本への直行便が就航したばかり。セミナー後の商談会では個別の協議が行われ、旅行商品造成が期待できると効果を実感した日本側参加者も。(シドニー事務所)
◇ニューヨークで「ジャパンウィーク2015」が開催
2月18日から20日まで、ニューヨークの交通拠点であるグランドセントラル駅で市内最大規模の日本紹介イベントが開催された。JNTOや日系スーパー、日系飲食店などがブースを出し、各地の観光情報や駅弁、たこ焼きなどの日本食を提供。特に、日本食ブースは長蛇の列で、時間途中で完売する盛況ぶり。「ドラえもん」や「どーもくん」も会場に現れ、集客に一役買った。詳しくは、以下のホームページで。
http://japanweek.us/(ニューヨーク事務所)
◇日英地方自治体の交流推進20周年
昨年秋に熊本市の協力を得て実施した「海外自治体幹部交流協力セミナー」の報告会を1月ロンドンで開催。同セミナーは、英国の地方自治体幹部を日本に招待し、日本の地方自治体の取り組みを視察してもらうもので、開始以来20年で200人以上が来日。これまでの参加者からは、「実際に政策に反映させた」「英国の地方自治体はもっと海外の事例に目を向けるべきだ」などの声が寄せられた。(ロンドン事務所)
◇日韓国交正常化50周年、文化・観光・物産で交流促進
韓国最大級の国際総合イベント「C-FESTIVAL2015」が出展する企業・自治体などを募集中。日韓国交正常化50周年特別広報館で日本の情報を一体的に発信するため盛況が期待される。展示は4月30日から5月3日まで、ソウル市内COEXで開催。商談会やK-POPコンサートもあり、全体の来場者は300万人を予想。詳細は以下のホームページで。
http://c-festival.com/itpr/?page_id=10(ソウル事務所)
◇上海・北京で長崎県が観光プロモーション
長崎県が1月から2月にかけ上海・北京で「2015新春長崎県『四季万象』観光発表会」と銘打った観光プロモーションを行った。それぞれ70人を超えるメディア・旅行会社の関係者が集まり、長崎の四季折々の観光地やクルーズ寄港の利便性などをPRした。2015年は駐長崎中国総領事館の開館30周年を迎え友好ムードも高まっており、長崎県としても一層の観光客増加を期待している。(北京事務所)
◇鳥取県職員が観光プロモーションをアドバイス
2月、タイ北部の古都スコータイ県の要請により、クレアシンガポール事務所が海外観光プロモーションの専門家として鳥取県職員を現地に派遣した。職員は観光地視察や現地自治体職員・観光業者との意見交換を行い、多言語によるフェイスブックでの情報発信やアンケートによるニーズ把握などについてアドバイスを行った。スコータイ県自治体長は、できることからすぐに取り組みたいと意気込みを見せた。(シンガポール事務所)
◇フランスの22州を統合し13州へ
フランス本土に22ある州を統合し13とする法律が1月公布された(施行は2016年1月)。オランド政権が掲げる地方分権改革の一環。もっとも政府原案は上下両院での審議を経て数・枠組みともに修正され、合憲性審査を経て公布に至った。今年12月に新たな枠組みでの州議会議員選挙が行われる予定。統合を前提に権限移譲などを行う法案も現在審議中であり議論は続く。(パリ事務所)
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