2015年3月11日配信
【クレア海外事務所フラッシュ】 ◎インドの旅行博に5自治体が出展
◇インドの旅行博に5自治体が出展
1月末から2月上旬にかけて、デリーとムンバイで旅行博が続けて開催され、両会場のビジットジャパンブースでは、頭部装着ディスプレーによる新幹線乗車の疑似体験コーナーが特に来場者の関心を引いた。日本からは北海道、神奈川県、静岡県、大阪府、横浜市など7団体が出展し、インドからの旅行者誘致は盛り上がりを見せている。日本と異なる食・宿泊スタイルへの対応が今後の課題。(シンガポール事務所)
◇冬の全米知事会議開催
2月20日から23日まで、ワシントンDCにおいて冬の全米知事会議が開催された。日本を含む7カ国が招待され、州政府の貿易・投資担当者との一対一の会合が行われた。環太平洋連携協定(TPP)などを背景に、多くの州から日本への高い関心が示された。また、役員会では、山田啓二全国知事会長(京都府知事)が提案している日米知事会議の再開が議論されたが、結論は持ち越された。(ニューヨーク事務所)
◇JETプログラムOB・OGとの意見交換会
クレアの岡本保理事長が3月4、5日にメルボルンおよびシドニーでJETプログラムOB・OGと意見交換を行った。岡本理事長からは、帰国後も引き続きオーストラリアと日本の架け橋として活躍していることへの感謝の意が伝えられたほか、参加者からは、赴任前研修の充実、東京オリンピックに向けたJETの活用について意見が出されるなど、来年30周年を迎える同プログラムのさらなる発展に向けた活発な議論が行われた。(シドニー事務所)
◇沖縄を舞台にした映画が中国全土で上映
2月6日、人気俳優・鄭※(ジャン・カイ、※=りっしんべんにつくりは山の下に豆)の主演映画「有種★愛我」(★=にんべんにつくりは欠の内側が人の代わりに小)が中国全土の4600館で封切られた。この映画は沖縄観光コンベンションビューローの助成作品で、クライマックスなどの重要な舞台は、美ら海水族館やリゾートホテルのチャペルなどすべて県内。沖縄の美しい景色や文化に触れながら、本当に大事な物が何なのか皆が気付いていくストーリー。この映画を通じ、中国の沖縄人気のさらなる沸騰が期待される。(北京事務所)
◇桜を活用した日本の自治体の地域活性化策をフランスで紹介
ゴッホゆかりの地、南仏サン・レミ・ド・プロバンスで開催された地域の観光資源の開発・活用に関するフォーラムにクレアパリ事務所が招待され、桜の活用をテーマに、奈良県吉野町の地域活性化の取り組みなどについて紹介。参加した仏自治体関係者からは「わが町の取り組みの参考にしたい」「今ある観光資源をきっかけとして日本の自治体と交流したい」などの声が寄せられた。(パリ事務所)
◇経済効果に期待!ラグビーワールドカップ
2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップ(W杯)の開催都市12都市が2日発表された。15年秋にイングランドで開催されるラグビーW杯は、海外からの観戦客が大会史上最大と見込まれ、会場となる13のスタジアムが所在する都市では、インフラ整備が進み、雇用や観光などの分野で大きな経済効果が期待されている。(ロンドン事務所)
◇釜山市で国産キムチ産業の保護・育成のための条例制定
釜山市でキムチ産業支援条例が5月から施行予定。中国との自由貿易協定(FTA)妥結で流入が増える格安中国産キムチからの地元産業の保護などが目的。キムチ産業の競争力強化のため、市は国産キムチのPRや地元生産者への経費支援などのほか、飲食店で無料提供されてきた国産キムチの有料化も呼びかける。今後、国産品の付加価値をどのように向上させていくか注目される。(ソウル事務所)
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