CLAIR(クレア)一般財団法人自治体国際化協会

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海外事務所フラッシュ

2015年5月13日配信


【クレア海外事務所フラッシュ】 ◎日本企業の先進農業への取り組み、中国で注目


◇日本企業の先進農業への取り組み、中国で注目

 4月22日、中日友好協会、経団などが主催する「第2回中日農業交流・協力シンポジウム」が北京市内で開催された。参加した日本企業は、愛媛県西条市における農業への情報通信技術(ICT)利用、千葉県柏の葉スマートシティにおける植物プラント工場事業などの取り組みを発表した。中国側参加者からはグリーン農業の推進や安全性の高い食品をつくるため日本企業の技術や協力に期待する声が多く聞かれた。(北京事務所)

◇イタリア・ミラノ万博開幕、35自治体が参加

 5月1日、「地球に食料を、生命にエネルギーを」のテーマで、「2015年ミラノ国際博覧会」が開幕した。日本館内のイベント広場には、10月31日の閉幕まで、山口、佐賀など24道府県、4政令市に加え、7市(うち山形県鶴岡、福井県小浜、三重県伊賀の各市は単独)の計35自治体が参加。地域の食・食文化に関する多様な知恵と技、伝統文化などの展示やパフォーマンスを行い、各地の魅力を紹介する。(パリ事務所)

◇NPT再検討会議で核兵器廃絶をPR、広島、長崎市長ら

 4月26日から約1週間にわたり、国連で開催された核拡散防止条約(NPT)再検討会議に出席するため、平和首長会議のメンバーである松井一実広島市長、田上富久長崎市長、湯崎英彦広島県知事、鈴木恒夫神奈川県藤沢市長がニューヨークを訪問した。代表団は、各国政府関係者との面会やヒロシマ・ナガサキアピール集会などを通じて、核兵器廃絶や世界恒久平和の必要性を訴えた。また、被爆者による証言や学生によるプレゼンテーションも行われた。(ニューヨーク事務所)

◇「ジャパン祭り」に参加する「ゆるキャラ」を募集 

 日本文化を紹介する英国最大級のイベント「ジャパン祭り」が、ロンドン・トラファルガー広場にて9月19日に開催される。現在、実行委員会では、同イベントに参加する「ゆるキャラ」を募集中。昨年は5体のゆるキャラが参加し、約8万人の来場者を盛り上げた。問い合わせはクレアロンドン事務所(mailbox@jlgc.org.uk)まで。(ロンドン事務所)

◇C-Festival2015で、静岡県のふりかけが大人気

 ソウル市で開催された「C-Festival2015」において、4月30日から5月3日、静岡、鳥取、島根、愛媛、長崎の各県がブースを出展し、自治体の魅力をPRした。この催しは、中国、韓国、ロシア、日本など各国の文化や芸術、技術などを紹介するもの。静岡県ブースでは、海外でもインターネットで購入可能な焼津かつお節ふりかけの試食販売を実施。わさび味やカレー味など種類の豊富さと、「静岡もえしょくプロジェクト」の愛らしいキャラクターのパッケージ効果で、売り切れとなるほどの反響を得た。(ソウル事務所)

◇全豪地方自治体管理者協会総会で日本の自治体をPR

 4月29日から5月1日まで、オーストラリア・ダーウィン市で全豪地方自治体管理者協会総会が開催され、地方自治体の新たなマネジメント手法について議論が交わされた。クレアシドニーは全豪の自治体の幹部職員に対して日本の自治体をPRしたほか、両国自治体の最近の課題について意見交換を行った。過疎や地域振興など共通課題の解決に向け、今後も両国間の相互交流が期待される。(シドニー事務所)

◇バス運行改善のための“アメとムチ”

 シンガポールでは正確なバス運行時間を目指した試験的取り組みを行っている。予定時刻からの遅れが月平均6秒改善されるごとに最高6000シンガポールドルのインセンティブを与える。悪化すれば6秒ごとに最高4000シンガポールドルの罰金を科す。1年で運行2社合わせて約1億円のインセンティブを得る成果が出ているが、国民はさらなる待ち時間短縮を望んでいる。(シンガポール事務所)


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総務部企画調査課
電話:03-5213-1722 Fax:03-5213-1741
Email:kikaku@clair.or.jp

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