2015年6月24日配信
【クレア海外事務所フラッシュ】 ◎日韓国交正常化50周年祝賀行事、ソウルで開催
◇日韓国交正常化50周年祝賀行事、ソウルで開催
6月22日、日韓国交正常化50周年を記念し、在韓日本大使館主催の祝賀行事がソウルで開催された。朴槿恵大統領をはじめとする韓国の政府関係者や自治体関係者など700人余の来賓を前に、福島県、茨城県、神奈川県、富山県、京都府、鳥取県、愛媛県、高知県、長崎県、鹿児島県など日本の25の自治体が、日本酒や観光地など地域の魅力をPRした。(ソウル事務所)
写真(上):日本の地域の魅力をPRしている様子
◇タイの地方自治関係者、日本の地方自治制度に高い関心
クレアシンガポール事務所は5月、バンコクにてタイ内務省地方自治振興局と共催で市町村合併と地方財政をテーマにセミナーを開催。タイ各地から集まった地方自治関係者91人は、日本の自治体の形成過程に高い関心を示した。
タイは、人口が日本の約半分ながら、自治体が約4.5倍の7000以上存在し、合併などを視野に入れた基礎自治体の行政能力向上が課題となっている。(シンガポール事務所)
写真(中の上):日本・タイ地方行政セミナーにおいて熱心に質問する参加者
◇JETプログラム同窓会カナダ会議、首都オタワで開催
6月6日から7日まで、カナダのJETプログラム(外国青年招致事業)同窓会全7支部の代表者が一堂に集まる会議が首都オタワで開催された。今年は米国からの代表者2人も参加。会議では、両国の活動紹介や同窓生情報を管理するデータベース作成の議論が行われたほか、来年に迫った同プログラム30周年において、両国の垣根を越え、北米全体で統一的な記念事業を行う方針が確認された。(ニューヨーク事務所)
写真(中の下):在カナダ日本国大使館のプレゼンテーション
写真(下):活動紹介を行う支部代表者
◇手すき和紙の魅力を発信
展示会「和紙:日本の手すき和紙」がロンドンで開催。昨年11月に美濃和紙(岐阜県)、細川紙(埼玉県)、石州半紙(島根県)の紙すき技術がユネスコ無形文化遺産に登録されたことをきっかけとしたもので、日本各地の手すき和紙のほか、日英アーティストの作品が展示され、来場した美術関係者らからは「灯(あか)りの透かしが美しい」、「薄くて丈夫で驚いた」などの感想が聞かれた。(ロンドン事務所)
◇青海省で日中地域間交流推進セミナーを開催
7月29日から31日まで、クレア主催による日中地域間交流推進セミナーが青海省西寧市で開催される。日本人にはなじみが薄いが、昨年末、ウルムチまで結ぶ高速鉄道が開通するなど新シルクロード構想でも今後の発展が期待される都市だ。今年のテーマは、「新たな都市間交流の展開と展望~新旧シルクロードでつなぐ~」。参加お問い合わせはクレア北京事務所(clairbj-jp@clair.org.cn)まで。(北京事務所)
◇大手スーパーの売れ残り食材を慈善団体に寄付させる法律が成立
フランスで食品廃棄の縮減を図る法律が5月に成立した。日本では食品リサイクル法により食品廃棄物の飼料などへの再生利用を促進しているが、フランスでは食品流通の川下である大手スーパーに対し、慈善団体と契約し、食べられる売れ残り食材を寄付することも義務付けた。飼料などへの転用も含め、2025年までに食品廃棄量の半減を目指す。(パリ事務所)
◇オーストラリアでも地方への移住を促進
オーストラリア・ニューサウスウェールズ州の内陸部にある七つの市町村が共同で地方への移住を進めるウェブサイトを運営し、移住した80%の人が移住前もしくは移住後3カ月以内に仕事を見つけるなど、成果が出ているようだ。それぞれの市町村の特徴を比較しながら、候補地を探すことができる他、移住した人のライフスタイルが紹介されるなど、移住希望者にとって魅力的なサイトとなっている。詳細は以下のホームページで。
http://www.jlgc.org.au/ja/(シドニー事務所)
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