CLAIR(クレア)一般財団法人自治体国際化協会

サイト内検索

文字サイズの
変更

色の変更

海外事務所フラッシュ

2015年7月8日配信


クレア海外事務所フラッシュ】 ◇現役JET参加者が高松市を紹介=仏ジャパンエキスポ


 16回目となるジャパンエキスポがパリ郊外で7月2日から5日まで開催された。日本の漫画や音楽に加えて新たに和食が取り上げられるなど年々規模を拡大している。日本の地方の情報発信にも積極的で、今回招待された高松市は、JETプログラム(外国青年招致事業)で招致したフランス人国際交流員が来場者に同市を大いにPRしていた。(パリ事務所)

◇日本の味をフランチャイズでアメリカに展開!

 6月18日から20日まで、フランチャイズ展開を図る企業が世界中から集まる「インターナショナル・フランチャイズ・エキスポ」がニューヨークで開催。五つの食品事業者が出展した日本ブースにも多くの来場者が訪れた。地元企業3社が出展した札幌市は、出展費助成や市職員によるブース運営補助を行い、スープカレーやラーメン、スイーツなど「地元の味」の海外進出を後押しした。(ニューヨーク事務所)

 写真(中の下):来場者でにぎわう日本ブース

◇JETプログラム出発前オリエンテーション開催中=シドニーなど

 現在、オーストラリアの在外公館ごとにJETプログラム(外国青年招致事業)出発前オリエンテーションが開催されている。JETAA(JETOBの同窓会)から、JETの役割や日本での生活についてレクチャーが行われた後、参加者からは日本語研修の内容やALT(外国語指導助手)としての心構えなどについて質問があり、先輩からのアドバイスに真剣に耳を傾けていた。日本の子供たちとの出会いや地域での交流に期待を寄せるNEW-JETSはまもなく日本に到着する。(シドニー事務所)

 写真(下):シドニーでのオリエンテーションの模様

◇OECD地域経済雇用開発プログラム年次会合が英国初開催

 OECD地域経済雇用開発プログラムの年次会合が6月、マンチェスターで開催。40カ国350余人の政府職員や研究者が地域経済の発展や雇用促進について意見交換。「都市における高齢化」の分科会では、富山や横浜など世界9都市の事例報告書の中から、エイジ・フレンドリーな街づくりに積極的に取り組むマンチェスターと、横浜の事例が紹介された。(ロンドン事務所)

◇北京で日中食文化交流イベント開催=京野菜の世界ブランド化へ

 6月21日、北京市内でJAグループ京都などの主催により、京野菜を素材に日中両国の著名なシェフが腕をふるう日中食文化交流晩さん会が開催された。今回、会場となったのは、孫文の妻で中国名誉首席の称号を与えられた宋慶齢(ソウケイレイ)の故居。京都から直送された新鮮な九条ネギ、万願寺トウガラシ、賀茂ナス等を使った料理とともに、宇治茶や伏見の清酒も振る舞われ、約300人にのぼる出席者は素材と料理の素晴らしさを堪能していた。(北京事務所)

◇国際結婚移住者がおもてなし、歴史解説士として活動へ=韓国

 6月17日、釜山西区富民洞で暮らす国際結婚移住者が「歴史解説士」として活動を行うため、西区富民洞住民自治会が主導で産官学民の協定が結ばれた。朝鮮戦争時、大韓民国の臨時首都となった富民洞地域の歴史を外国人観光客に紹介することが目的で、移住者の雇用創出や地域経済の活性化への貢献が期待される。地元商店街が外国人観光客の歴史解説コースへの参加に協力し、地元大学生も補助解説士として協力する。活動の初期段階は、国際結婚移住者(日・中・フィリピン・ベトナムなど)約20人が西区と民間団体が開発した教育プログラムを受けた後、ボランティアで行う予定。(ソウル事務所)

◇シンガポールでバス混雑度を知らせるアプリ!

 シンガポール陸上交通庁(LTA)はバスの混雑具合と到着までの予想時間を表示するスマートフォン用アプリ「MyTransport.SG」の運用を4月に開始した。360ルート、4700台のバス状況を「空席あり」「立つスペースあり」「混雑している」の3段階に分けて示し、到着したバスに乗るべきか、見送って次を待つべきかの判断材料となる。LTAは他のアプリ開発者にもバス到着情報を開示するとしている。(シンガポール事務所)

過去のバックナンバーはこちら
このページに関するお問い合せ先

総務部企画調査課
電話:03-5213-1722 Fax:03-5213-1741
Email:kikaku@clair.or.jp

ページの先頭へ