CLAIR(クレア)一般財団法人自治体国際化協会

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海外事務所フラッシュ

2015年9月9日配信

【クレア海外事務所フラッシュ】 ◎スペイン・ガリシア州と巡礼路協力協定を締結=四国4県

◇スペイン・ガリシア州と巡礼路協力協定を締結=四国4県

 9月1日、「四国八十八箇所霊場と遍路道」の世界遺産登録に向けて、四国4県が世界遺産「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の巡礼地があるスペイン・ガリシア州と協力協定を締結した。調印式には浜田恵造香川県知事、熊谷幸三徳島県副知事、岩城孝章高知県副知事、加藤龍彦愛媛県参与らと辻村修香川県議会議長ら同県議会一行が出席。同日のシンポジウムでは四国遍路道のPRや同州巡礼路の世界遺産登録までの経緯が紹介された。両地域のさらなる協力と交流の促進が今後期待される。(パリ事務所)

 写真(上):サンティアゴ・デ・コンポステーラ市での調印式の様子

◇友好提携35周年記念事業を盛大に開催!=愛知県と豪ビクトリア州

 8月24日と25日、森岡仙太愛知県副知事、杉浦孝成同県副議長をはじめとする公式代表団がビクトリア州のデソウ総督、アンドリュース首相への表敬訪問等を実施した。また、姉妹都市の意義や対日投資を考えるフォーラムのほか、ビジネス交流の強化についてのセッションも開催された。同県主催のレセプションでは、35年にわたる友好関係の深まりと今後のさらなる親交を、互いに確かめ合った。(シドニー事務所)

 写真(下):友好提携35周年をともに祝う愛知県公式代表団とビクトリア州関係者

◇韓国・釜山で「国際観光展」開催へ

 9月11日から14日までの間、韓国最大の国際港湾都市・釜山で、「第18回釜山国際観光展」が開催される。4日間で10万人を超える来場者が見込まれ、北海道、青森県、秋田県、岩手県、和歌山県、和歌山市、山口県下関市、熊本県上天草市が出展。クレアソウルも出展し、日本各地のパンフレットなどで地域の魅力をPRするとともに、日本の行ってみたい地域などについてアンケートも実施する予定。なお、2014年のアンケート結果はこちら

(ソウル事務所)

◇北東アジア博覧会、吉林省で開催

 9月1日から6日まで、吉林省長春市で第10回中国北東アジア博覧会が開かれ、日本からは宮城県、鳥取県、島根県、長崎県、岩手県金ケ崎町が参加。日本、韓国、ロシア、モンゴル、北朝鮮、中国の3000を超えるブースに、電子機器、医薬品、食品など多岐にわたる商品が所狭しと並んだ。日中韓地方政府協力会議、経済貿易合作トップフォーラムなども併せて行われ、今後の北東アジア地域での経済協力などについて意見が交わされた。(北京事務所)

◇米国で新たな自治体破産申請=ケンタッキー州ヒルビュー市

 8月20日、人口8000人のヒルビュー市が連邦破産法に基づく破産申請を行った。米国の市の破産申請は、2013年7月のデトロイト市(人口71万人)以来。なお、デトロイト市はその前日に2億4500万ドルの地方債の公募を行い、地方債市場への復帰を果たしたが、金利が高く設定されるなど、市場関係者の視線は厳しい。今後も破産申請を行う自治体が現れるか、関係者の注目が集まっている。(ニューヨーク事務所)

◇デボリューション・ディール

 合同行政機構を構成するイングランド北部のマンチェスター市とその周辺の地域は、ロンドンに対抗し得る地域発展の核となることを目指して、公選首長を置き、交通、住宅、職業訓練、医療などの分野で権限移譲を受ける合意(デボリューション・ディール)を英国政府と締結している。同政府は、イングランドの他の地域にも、権限移譲のための同様の取り組みを呼びかけており、各地域の動向が注目されている。(ロンドン事務所)

◇クリック一つで、自由に本の世界へ!

 シンガポールでは電子書籍の利用者が増加している。2014年には5年前の4倍に当たる1100万冊が貸し出された。公立図書館で一度利用登録すれば、携帯端末などからいつでも本を借りて読める。主な利用者は社会人で、30代が最も多い。英語、中国語、マレー語、タミル語の書籍がある。(シンガポール事務所)」

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