2016年11月30日配信
【クレア海外事務所フラッシュ】 ◎「ちゅらぬぬ:沖縄の工芸展」開催=ニューヨーク
◇「ちゅらぬぬ:沖縄の工芸展」開催=ニューヨーク
沖縄県は11月8日から12日まで、ニューヨークにある大西ギャラリーで、伝統染織物の紹介を通じて、独自の文化や歴史を発信する展示会「ちゅらぬぬ:沖縄の工芸展」を開催した。県指定染織物産地に指定された11産地からの作品15点に、人間国宝・平良敏子さんの作品2点を加えた合計17点を展示。琉球王政府への献上品が起源とされる染織物の歴史や製作過程についての説明も行われ、参加者は、「琉球びんがた」や「首里織」など個性豊かな作品に見入っていた。なお、同ギャラリーでは、来年2月に栃木県が展示会を開催する予定。(ニューヨーク事務所)
※「ちゅらぬぬ」は沖縄の方言で「美しい布」
◇パリで日本の伝統産業技術を紹介する企画展開催=パリ事務所
クレアパリは11月22日から12月3日までの間、パリ日本文化会館で、企画展「伝統と先端と~日本の地方の底力~」を開催している。日本の地方に根付いた伝統技術が現代生活にどのように適応しているかなどの活用事例を紹介。4回目となる今回は、13自治体から各地域の魅力的な製品が集結した。来場者からはデザインの美しさや使い方などに関するコメントが多く寄せられた。企画展終了後はパリの日本雑貨取扱店舗で販売も行う。(パリ事務所)
◇日星外交関係50周年記念行事に出展=シンガポール事務所
今年は日本・シンガポール外交関係樹立50周年(SJ50)で、クレアシンガポールは10月28日から30日まで、日本政府観光局(JNTO)がSJ50を記念し主催した旅行博「Japan Travel Fair」にブースを出展した。自治体のPRのほか、シンガポール人による琴や銭太鼓の演奏、茶道体験、浴衣の着付け体験など文化紹介も行い、ブースは大いににぎわった。(シンガポール事務所)
◇韓国唯一のワイン関連雑誌で山形市を紹介!
クレアソウルは10月31日から11月2日まで、韓国の月刊誌「ワインレビュー」と連携して、山形市内の飲食店や酒造会社、蔵王温泉を訪問取材した。山形の豊かな自然の中で育まれた食材を使った料理と地酒を中心に取材。「ワインレビュー」は月刊1万5000部の専門誌で、酒以外の名産品や観光地などの情報も併せて掲載することにより、効果的な地域情報の発信が期待される。今後、新潟県佐渡市、宮城県も取材予定。(ソウル事務所)
◇タロンガ動物園開園100周年の祝賀会
名古屋市の東山動物園と姉妹動物園交流のあるシドニーのタロンガ動物園が今年開園100周年を迎えたことを受け、名古屋市と名古屋市会は11月2日、シドニーで祝賀会を催した。祝賀会には、タロンガ動物園の最高責任者であるカメロン・カー氏や竹若敬三在シドニー総領事をはじめ、シドニー市役所、シドニー名古屋姉妹都市委員会などから50人近くが出席し、名古屋市東山動物園とタロンガ動物園の動物交流の歴史を振り返るビデオが上映されるなど、会は盛大に行われた。(シドニー事務所)
◇2016中国国際友好都市大会開催!=重慶
11月9日から11日までの間、中国・重慶で「2016中国国際友好都市大会」が開催された。この大会は、2008年より、中国の国際友好都市間の交流を促進することを目的に隔年で開催され、5回目となる今大会には、世界56カ国144都市から約700人が参加。友好交流都市表彰では、世界76都市が表彰され、日本からは神奈川県、福岡県、栃木県足利市、千葉県柏市、愛知県豊橋市、京都府舞鶴市、松江市、那覇市の8都市が受賞した。(北京事務所)
◇ロンドン初のナイト・メイヤー発表
11月4日付でロンドン初のナイト・メイヤーにエイミー・ラメ氏が就任した。ナイト・メイヤーは、業界、規制当局、警察、利用客の関係を仲介して、夜間エンターテインメント産業の振興や人々が夜の街を安全に楽しめるよう風紀維持に努める。アムステルダム、ベルリンではすでにナイト・メイヤーを任命しており、ロンドンも週末夜間の地下鉄運行を開始するなど、ナイトタイム・エコノミーの活性化に力を入れている。(ロンドン事務所)
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