【クレア海外事務所フラッシュ】　◎京都の「ほんまもん」、シンガポーリアンを魅了

熱気あふれる京都クイズ大会の様子（左、山田京都府知事） ◇京都の「ほんまもん」、シンガポーリアンを魅了

　２月２２日から３月６日まで、シンガポール高島屋で、京都府物産・観光展「Ｋｙｏｔｏ　Ｓａｋｕｒａ　Ｃｅｌｅｂｒａｔｉｏｎ」が開催された（同店、京都府、公益社団法人京都物産協会共催）。老舗２０店舗が選び抜いた工芸品および食品などを展示即売。２月２７日には山田啓二京都府知事によるトップセールス、クイズ大会に続き、舞妓（まいこ）・芸妓（げいこ）が舞を披露。会場を埋めつくした２００人余りの来訪者が京都の文化と逸品に魅了された。（シンガポール事務所）

学生にＰＲするＪＥＴＡＡクイーンズランド支部のメンバーたち ◇大学の就職セミナーでＪＥＴプログラムをＰＲ＝オーストラリア

　３月１０日、ゴールドコーストのグリフィス大学で行われた就職セミナーにＪＥＴプログラム（外国青年招致事業）同窓会（ＪＥＴＡＡ）クイーンズランド支部がブースを出展し、シドニー事務所員とともに広報を行った。ブースには日本語専攻や日本文化に興味がある数多くの学生が立ち寄り、職務内容、募集時期、勤務場所などについて熱心に質問をしていた。大盛況で手ごたえを感じた支部会長は「来年も同様の広報活動を行いたい」と意気込んでいた。（シドニー事務所）

今回初めて単独ブースを出展した東京都 ◇「ジャパンウィーク２０１６」が大盛況＝ニューヨーク

　３月１０日から１２日まで、ニューヨークの主要ターミナルであるグランドセントラル駅で、日本政府観光局主催の日本文化紹介イベントが開催された。自治体からは、新幹線延伸を間近に控えた北海道と札幌市が道内企業とともに出展。東京ブランドをＰＲする東京都ブースでは、浮世絵摺師（すりし）による実演も行われた。会場は、日本の食や観光情報を求める人で駅の外まで行列が続くほどの盛況だった。（ニューヨーク事務所）

来場客でにぎわうクレアブース ◇広州国際旅遊展覧会で観光プロモーション

　２月２５日から２７日にかけて、広州国際旅遊展覧会（ＧＩＴＦ２０１６）が開催され、クレア北京は山形県、群馬県、福井県、兵庫県、横浜市、大阪市と共同でブースを出展した。同展覧会には、世界中の国と地域から９５６団体が出展し、約２万９０００人の来場者でにぎわった。訪日旅行人気を反映し、多くの来場者がクレアブースに立ち寄り、用意したパンフレットは最終日を待たずにほとんどなくなるほどであった。（北京事務所）

昨年のオリエンテーションの様子 ◇新規韓国人ＪＥＴ１１人が日本自治体への出発準備

　３月２５日に在韓日本大使館の主催により、４月から新たに日本の１１自治体（秋田県大仙市、山形県、新潟市、金沢市、静岡県、山口県、高知県、高知県四万十町、長崎県、熊本市、大分県豊後大野市）に国際交流員として着任するＪＥＴプログラム（外国青年招致事業）参加者のオリエンテーションが開催される。参加者はＪＥＴ経験者から国際交流業務のアドバイスなどを受ける予定であり、日韓交流の担い手として活躍が期待される。（ソウル事務所）

◇パリの国鉄駅に駅弁売店がオープン

　３月１日、国鉄リヨン駅（パリ市内）に、期間限定でＪＲ東日本の子会社が運営する日本の駅弁売店がオープンした。駅弁の定番である幕の内折り詰め弁当など５種類の駅弁を４月３０日まで販売する。オープン初日は行列ができるなど滑り出しは順調。和食人気が続くフランスでは「ＢＥＮＴＯ」はよく知られており、新たなスタイルとなる「ＥＫＩＢＥＮ」は定着するか。（パリ事務所）

◇日英の高齢化に関する取り組みを紹介

　ロンドン事務所は、３月１６日、「高齢化社会」をテーマに「ＪＬＧＣセミナー」を開催した。英国地方自治体関係者ら７０人を超える参加を得て、大学や企業、ＮＧＯなど日英の専門家が、日英の地方自治体における取り組み、日本企業と英国地方自治体の連携事例などを紹介。特に、日本の地方自治体におけるコミュニティーでの支えあいを重視する施策に参加者から高い関心が寄せられた。（ロンドン事務所）

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