2016年5月11日配信
【クレア海外事務所フラッシュ】 世界各国で熊本地震支援の動き
◇全米各地で熊本地震への支援広がる
4月14日、ニューヨーク日系人会(JAA)は、熊本地震の被災者への支援を目的にJAA九州地震救援基金を設立した。また、4月25日から29日まで、熊本県と姉妹関係にあるモンタナ州にあるモンタナ州立大学では、日本人留学生が中心となり義援金の募集を行った他、ジャパン・ソサエティーなどでも募金の受け付けを行っており、全米各地で支援の輪が広がっている。(ニューヨーク事務所)
◇英国でも熊本支援の輪
ロンドン周辺の熊本県ゆかりの方々で構成する熊本県人会では、英国日本人会の協力の下、義援金募集の活動を開始。集められた義援金は、熊本県庁の熊本地震義援金に送られ、被災地支援に役立てる。また、クレアが実施する英国幹部職員派遣事業やラグビーワールドカップを通じて熊本と交流のあるラグビー市からは、熊本市にお見舞いのレターが送られた。(ロンドン事務所)
◇熊本地震支援募金=フランス
4月20日から5月4日まで、パリ、リヨン、トゥール、マルセイユのフランス主要都市で熊本地震支援金が募集された。東日本大震災を機に設立された非営利団体「JAPONAIDE(ジャポネード)」が中心となって実施。募金活動の一環として、4月30日にパリにてチャリティーコンサートも開催された。募金活動の詳細はこちら。http://japonaide.org/lang/ja/(パリ事務所)
◇シンガポールで広がる支援の輪=熊本地震
熊本地震を受け、シンガポール政府は直ちに哀悼の意を表明した。また、シンガポール赤十字社や人道支援NGO団体「マーシー・リリーフ」が募金活動を行っている。さらに、日本人会では4月18日から1カ月間、伊勢丹(スコッツ店)では5月4日からの九州フェア(熊本県・大分県からも出展)において、被災地への支援を呼び掛けており、シンガポール赤十字社・日本赤十字社を通じて、被災地に届けられる。(シンガポール事務所)
◇震災が発生した熊本県を支援する姉妹都市・忠清南道
4月28日、熊本県と1983年から姉妹都市交流を続けている韓国の忠清南道から、ホ・スンウク副知事が来日し蒲島郁夫熊本県知事を表敬訪問。お見舞いの言葉を伝えたほか、忠清南道が作成し公開している応援メッセージ動画を紹介した。このほか、忠清南道では4月25日から6月30日まで、被災者支援のための募金の受け付けも行っている。(ソウル事務所)
◇熊本地震、南半球より祈りを届ける
シドニー事務所には、オーストラリアの州政府関係者や自治体首長、JETプログラム(海外青年招致事業)同窓会など各方面よりお見舞いの言葉が寄せられた。またシドニー、メルボルンなど各地で義援金の募集やイベントが行われ、4月23日、24日のゴールドコースト日本人会によるチャリティーイベントでは1万豪ドル以上の義援金が集められた。義援金はブリスベン総領事館を通じ熊本県庁へ送付される。(シドニー事務所)
◇JET経験者による熊本支援の動き、広がる=中国
中国でも、県人会など在留邦人各会の力を結集し、募金を呼びかける動きが広がっている。また、日本人だけではなく、中国出身のJETプログラム経験者の中でも、「われわれが赴任した場所は日本それぞれの地域であったが、ともに同じ日本で過ごし、思い入れがある。親しんだ日本に恩返しをしたい」という思いから呼びかけが始まり、微信(中国版LINE)を用いた募金活動が行われている。(北京事務所)
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