CLAIR(クレア)一般財団法人自治体国際化協会

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海外事務所フラッシュ

2016年5月25日配信

【クレア海外事務所フラッシュ】 

◇「熊本、加油(がんばれ)!」=中国のJET経験者が熊本地震へ義援金

5月9日、北京の日本大使館において、中国人JETプログラム(海外青年招致事業)経験者による熊本地震への義援金の手交式が行われました。今回の募金は、微力ながら熊本のために役に立ちたいと、JET経験者である紀興民氏と薛峰氏の呼びかけにより始められたもので、微信(中国版LINE)を通じてわずか1週間で、119人から約2万5000元(42万円相当)の義援金が集まりました。集まった義援金は、心温まる寄せ書きとともに被災地に届けられます。(北京事務所)

◇英国でも熊本支援の輪

5月3日から5日にかけて、世界中のワインのトレードイベントである「第36回ロンドンワインフェア」がロンドン市内で開催され、日本酒ブースが初出展。出展者である「MUSEUM OF SAKE」代表の菊谷なつき氏は、熊本地震で被害を受けた酒造を支援するためブースに募金箱を設置。「熊本は日本酒にとって重要な協会9号酵母の発祥の地。可能な限り支援をしたい」と思いを語った。(ロンドン事務所)

◇セントラルパークでジャパンデー開催=熊本地震への募金活動も

5月8日、ニューヨークのセントラルパークで、日系コミュニティーがニューヨークへの感謝を表し、日米の相互理解を促進することを目的に、ジャパンデーを開催した。日本の芸能を紹介するステージや書道などの文化体験ブースが設置された他、熊本地震へのチャリティーTシャツ販売による募金も行われ、被災者を支援しようと多くの人が列をなした。(ニューヨーク事務所)

◇州再編後の州名の決定方法=フランス

 フランスは今年1月に本土22州を13州に再編。統合した7州のうち6州は6月中に新たな州名を決定する必要があり、高校生からの提案募集、市民が参加する選考委員会、インターネット投票などが行われている。既に州議会で議決された州名の中には、「ブルゴーニュ=フランシュ・コンテ」と旧2州の名称をつなげるものや、「グランエスト」とアルザス、シャンパーニュ・アルデンヌ、ロレーヌの旧3州の地理的呼称を用いるものがある。(パリ事務所)

◇ニュージーランド姉妹都市協会がJETAA・NZを表彰

 5月14日、シドニー事務所はウェリントン市において、ニュージーランド姉妹都市協会およびニュージーランドのJETプログラム(海外青年招致事業)同窓会(JETAA・NZ)との意見交換会を開催。姉妹都市交流の発展に向けた今後の三者の連携・協力について議論した。また、JETプログラム30周年を迎え、長年にわたるJETAA・NZの姉妹都市交流への貢献に対し、姉妹都市協会から表彰状が授与された。(シドニー事務所)

◇世界最大級のハラル展示会がマレーシアで開催

 3月30日から4月2日まで、マレーシアの首都クアラルンプールにおいて、ハラル国際展示会「MIHAS2016」が開催された。ハラル市場は食料品にとどまらず、医薬品、化粧品やハラル・ロジスティクスを掲げる物流企業なども出展。ハラル関連消費が2020年には2.6兆米ドル規模となると見込まれる中で、マレーシアは世界の「ハラル・ハブ」化を目指している。(シンガポール事務所)

◇日韓の港が共同でPR!=―「シートレードクルーズアジア2016」へ出展―

 クルーズ会社や旅行会社などの関係者約2000人が参加したアジア最大級のクルーズ博覧会「シートレードクルーズアジア2016」が、5月12日から14日まで釜山で開催された。飛行機よりも安く複数都市を周遊できるクルーズ旅行は、荷物量制限の無さも魅力。博多港、京都舞鶴港、金沢港、境港と釜山港の関係者は、今年7月から9月にこれら5港を結ぶクルーズ旅行のPRなどを行い、多くの関心を集めた。(ソウル事務所)



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