2017年11月22日配信
【クレア海外事務所フラッシュ】 ◎多様な食のニーズが広がるシンガポール
◇多様な食のニーズが広がるシンガポール 10月26日から28日にかけて、ASEAN最大の日本食品見本市「Food Japan」がシンガポールで開催され、地方自治体を含む283の企業や団体が出展。会場では、全国各地から目新しい商品に来場者の注目が集まったほか、ハラール認証を取得したカレーや動物性成分が入っていないベジタリアン向けラーメンなど、多民族・多宗教国家であるシンガポールを意識した商品が関心を引いていた。(シンガポール事務所) 写真(上):来場者でにぎわう会場 11月5日と6日の2日間、宮城県の河端章好副知事が姉妹州である米国デラウェア州を訪問し、姉妹交流20周年を記念する植樹式に参加。歓迎昼食会ではカーニー同州知事から20年にわたる交流への感謝が述べられ、両者は今後さらなる交流を進めることで一致した。また、河端副知事はドーバー空軍基地なども訪問し、東日本大震災時の支援に対する謝意を伝えたほか、同県は今回の副知事訪問に併せ、今年で3年目となる県産品を使用したメニューを提供する「宮城ウィーク」を同州内の日本料理店で開催した。(ニューヨーク事務所) 写真(上から2番目):記念植樹した宮城県県木の「ケヤキ」の前で握手する河端副知事(左)とカーニー州知事 11月7日、今年でアイルランドのJETプログラム(語学指導等を行う外国青年招致事業)が30周年を迎えることを記念して、ダブリン市内でレセプションおよびキャリアセミナーが開催された。三好真理在アイルランド大使のあいさつに続き、和歌山県産の梅酒で乾杯。薩摩琵琶と尺八の演奏が披露される中、同プログラム経験者など約60人が親睦を深めた。キャリアセミナーでは、参加者は日本企業で活躍する同プログラム経験者らの話に熱心に耳を傾けていた。(ロンドン事務所) 写真(上から3番目):アイルランド人演奏家による薩摩琵琶と尺八の共演 11月13日から15日まで、パリ市内で長崎県職人名産品・催事展示会が開催された。以前からフランスでの売り込みを行っている島原手延べそうめんや五島手延べうどんに加え、長崎県産のあごだし、ポン酢、日本茶、焼酎などが紹介された。イベント期間中は、フランス人シェフなどによる同県産食材を活用した料理が振舞われ、来場者に食材の使い方などがレクチャーされた。来場者は初めて味わう食材に興味津々の様子だった。(パリ事務所) 写真(上から4番目):フランス人シェフによる料理のデモンストレーション 11月11日、クレアソウル事務所と料理教室大手「ABC Cooking Studio」との共催による第8弾の「食を通じた地方へのインバウンド促進イベント」が、名古屋市の料理をテーマに開催された。韓国人30人が参加し、名古屋市の概要を聴講後、愛知・名古屋特有の名物料理「なごやめし」のメニューである「味噌煮込みうどん」「手羽先の唐揚げ」「ういろう」を料理体験。その後、名古屋の地酒を試飲しながら自分で作った料理を食し、名古屋の魅力を満喫した。今年度は今後、石川県、宮城県の料理をテーマに開催予定。(ソウル事務所) 写真(上から5番目):「なごやめし」作りを体験する参加者たち 10月23日から28日にかけて、クレアシドニー事務所は「豪州多文化主義政策交流プログラム」を開催した。同プログラムは日本国内の自治体職員らが、多文化主義が社会に浸透している豪州で多文化主義施策を学ぶことを目的としたもので、ビクトリア州での開催は初めて。参加者らは行政機関やNPO組織等を訪問して積極的に意見交換し、地域での多文化共生に生かすべく熱心に学習した。来年度はニューサウスウェールズ州で開催予定。(シドニー事務所) 写真(上から6番目):ビクトリア州政府の多文化主義政策を学習する参加者ら 11月11日、愛媛県は、陝西省西安市内にて、地元サイクリングチーム「車影随行単車倶楽部」とのサイクリング交流会を開催。参加者は、約40kmのコースで心地よい汗を流した。同県は、県内で2018年に行われる国際サイクリング大会の概要を参加者に説明しPR。参加者からは、ビザの発給手続きや愛車の輸送体制について、大会参加を見据えた質問が熱心に行われた。(北京事務所) 写真(上から7番目):サイクリングチームとの記念撮影 |
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