◇旅行見本市で日本の魅力をPR=パリ
3月16日~19日、パリ市で一般消費者向け旅行見本市「Salon Mondial du Tourisme」が開催された。世界中から390の観光関連団体などが出展し、4日間で10万5000人が来場した。日本からは13の団体が出展し、来場者からは現地での交通手段やモデルコースについての質問が多く寄せられ、旅行先としての日本への関心の高さを感じさせた。(パリ事務所)
写真(上):奈良県葛城市によるジャパンブースでの相撲体験イベント
◇岡山県真庭市が伝統工芸、食品、観光スポットPR
岡山県真庭市は3月、ロンドン市内で伝統工芸品や食品を紹介、販売する一連のフェアを開催した。600年以上の伝統をもつ特産「郷原漆器」の作家によるトークイベントでは、木目を生かした独特の風合いの作品が好評を博し、美術館関係者や愛好家らから早速、引き合いがあったほか、食品ではユズ風味の酒や麹ドレッシングに人気が集まった。同市では、こうした評価を今後、観光客の誘致に生かしていくという。(ロンドン事務所)
写真(上から2番目):真庭市フェアの様子
◇「NOOKASIA 2017」で日本の伝統工芸品を紹介!
クレアシンガポール事務所は、3月9日から12日まで開催されたシンガポール最大級のインテリアデコレーションアイテムの展示会「NOOKASIA 2017」に、日本の12社から厳選した国内各地の伝統工芸品56アイテムを出展した。日本の伝統的な技法と匠(たくみ)の技により作られた美しい伝統工芸品は多くの来場者に好評を得た。今回の出展を足掛かりに、各社はシンガポールでの販路拡大を目指す。(シンガポール事務所)
写真(上から3番目):多くの来場者の関心を集めたクレアブース
◇渡航目前、新規韓国人JET参加者にエール!!
3月24日、在韓日本大使館公報文化院で新規JET参加者オリエンテーションおよび歓送レセプションが開催され、16人の新規JET参加者が出席した。オリエンテーションでは、JETAA大韓民国支部(韓国JETプログラム参加者の同窓会組織)のメンバーが自身の経験に基づき「JETプログラム業務」「休み時間の有効活用」「異文化理解とストレス管理」についてアドバイス。続く歓送レセプションでは、16人が個性や熱意あふれる自己紹介を披露。日本での活躍が期待される。(ソウル事務所)
写真(上から4番目):オリエンテーションの様子
◇JETAAで初の外務大臣表彰受賞!
JETAA西豪州支部はこのほど全世界のJETAA支部で初めて外務大臣表彰を受賞し、2月23日、在パース日本国総領事公邸で授与式が開催された。本受賞は、同支部が行ってきたパース日本祭りや世界の食の祭典への参画などが日豪親善に寄与したとして評価されたもの。3月25日に開催されたパース日本祭りでも、同支部のペレラ代表がメインステージの司会・進行を務めるとともに支部としてブースを出展するなど、精力的に運営に携わっていた。(シドニー事務所)
写真(上から5番目):受賞を喜ぶペレラ代表(写真中央)、平山達夫在パース日本国総領事(写真右)ら
◇鹿児島県の若手経営者らが北京で学ぶ!=中国・北京
3月16日から18日までの3日間、鹿児島県内の若手経営者や企業幹部ら32人が北京を訪問し、県と交流のある中国の名門大学・清華大学において中国経済やITビジネス等に関する特別プログラムを受講した。また、在中日本大使館で開催された「第1回日本食材・食品宣伝展」等の視察を行った。この研修中、現地企業と具体的な商談に発展した参加者もあったほか、実際に訪れて初めて知る中国の現状や先進的な取り組み等を、今後のビジネスの参考にしたいとの声が多く聞かれた。(北京事務所)
写真(上から6番目):清華大学正門前で参加者ら
◇白い屋根でCO2減、雇用増=ニューヨーク
4月3日、ニューヨーク市は、同市が取り組む「NYC ℃oolRoofs(クールルーフ)」プログラムを活用して、職業訓練の機会を提供すると発表した。このプログラムは、公的な施設などの屋上を白く塗って太陽光を反射させ、夏季の室内温度を下げようというもの。同市では2050年までに温室効果ガスを80%削減することを目標として掲げており、09年より同プログラムに取り組んでいる。今回の発表によれば、70人を有給で作業に従事させる予定。職業体験等を通じて、建設業関連の基本的な資格を得ることができ、終了後の就労につなげる。(ニューヨーク事務所)
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