2017年6月28日配信
【クレア海外事務所フラッシュ】 ◎19年ラグビーW杯開催地の日本酒PR=英国国会議事堂で
◇19年ラグビーW杯開催地の日本酒PR=英国国会議事堂で 6月13日、英国国会議事堂内で開催された日英議員連盟によるサマーレセプション会場で、2019年ラグビーワールドカップ(W杯)開催予定地の12都道府県から取り寄せた日本酒のテイスティングが行われた。ラグビーファンの多い英国人に日本酒への興味を持ってもらうことがねらい。来場者はさまざまな銘柄の産地や特長について熱心に質問をしながら、日本酒を楽しんでいた。(ロンドン事務所) 写真(上):テイスティングを楽しむ来場者 6月6日から7日まで、パリで経済協力開発機構(OECD)フォーラムが開催された。6日に開催されたレセプションでは、東日本大震災に伴う原発事故の風評被害を払拭(ふっしょく)することを目的に、福島県がブースを構え、同県産の米を使用したすし、日本酒8種、桃ジュースを提供した。フォーラムの講演者や出席者が福島県産品を求め長い列をつくったほか、「こんなにおいしい日本酒は初めて」「福島を応援しています」などの声が寄せられた。(パリ事務所) 写真(上から2番目):にぎわう福島県ブース 静岡県東南アジア駐在員事務所は、シンガポールの大型複合施設「Our Tampines Hub」で開催されたハリラヤバザールにおいて、同県産の緑茶のPRを行った。ハリラヤバザールとは、イスラム教徒が断食を行う「ラマダン」の期間中、主に日没後の食事のために開催されるイベントで、静岡県ブースでは、同県内の企業4社が参加し、「断食明けの最適な健康飲料」として緑茶の試飲や販売が行われた。(シンガポール事務所) 写真(上から3番目):緑茶のPRが行われた静岡県ブース 6月17日、クレアソウル事務所と料理教室大手「ABC Cooking Studio」との共催による食を通じた地方へのインバウンド促進イベントがソウルで、新潟県佐渡市の料理をテーマに開催された。韓国人30人が参加し、佐渡市の概要を聴講後、佐渡の郷土料理である「いかめし」「いか汁」「おにまん」を料理体験。その後、佐渡の地酒を試飲しながら自分で作った料理を食し、佐渡の魅力を満喫した。今年度は今後、北九州市、大分県、名古屋市、石川県、宮城県の料理をテーマに、全6回にわたり開催予定。(ソウル事務所) 写真(上から4番目):新潟県佐渡市の郷土料理作りを体験する参加者たち 5月下旬、豪州最大級のスキー旅行博覧会「スノートラベルエキスポ2017」がシドニーとメルボルンでそれぞれ開催された。日本からも多くの自治体関係者、観光事業者などが出展し、来場者に向けてPRを行った。豪州の大手旅行雑誌が実施した読者投票の結果、スキー旅行先として他国を押さえて日本が1位となるなど、日本へのスキー旅行は人気となっており、今後も豪州からの旅行者が増加していくことが期待される。(シドニー事務所) 写真(上から5番目):東北観光推進機構のブース 6月2日、山東省青島市で「山口県観光物産プロモーション」が開催された。これは、山口県と山東省との友好協定締結35周年記念事業の一環で、村岡嗣政山口県知事を団長とする訪問団が山東省を訪れて行われたもの。同省の政府関係者や旅行社など約70人の参加者に対して知事自らが山口県の物産や観光地をPR。同県産食材を用いた試飲・試食会も行われた。(北京事務所) 写真(上から6番目):村岡嗣政山口県知事による観光PR 6月13日、ニューヨーク市は警察、消防への通報のデジタル化を進め、テキストメッセージ、画像・映像の送信やソーシャルメディアを通じた当局への通報を可能にする「ネクストジェネレーション911(次世代緊急通報)プロジェクト」を発表した。多様な通信手段を設け、聴覚・言語障害者や負傷した犯罪被害者など音声通話が難しい状況にある市民の通報手段の確保を図る。まずはテキストメッセージによる通報システムから運用を始め、2022年の本格的な導入を目指す。(ニューヨーク事務所) |
バックナンバーはこちら
このページに関するお問い合せ先
総務部企画調査課
電話:03-5213-1722 Fax:03-5213-1741
Email:kikaku@clair.or.jp