◇日中韓地方政府交流会議を開催＝韓国・蔚山

８月２８日から９月１日までの間、韓国・蔚山広域市で、「第１９回日中韓３カ国地方政府交流会議」が開催された。２９日の本会議では、「新しいパラダイム提示（発想の転換）を通じた東北アジア地方政府発展施策の模索」をテーマに、新潟市の篠田昭市長をはじめ３カ国の代表者が発表。今回の会議には、日本から１００人以上、３カ国で合わせて５００人近くの自治体関係者らが参加し、相互に友好を深め、さらなる交流を誓い合った。（ソウル事務所）

写真（上）：発表する篠田新潟市長


◇さいたま市長、「スマートシティ」を発信＝ワシントンＤ．Ｃ．

８月２８日、ワシントンＤ．Ｃ．で「スマートシティ」の取り組みに関する展示・発表を行う「グローバル・シティ・チームズ・チャレンジ・エキスポ２０１７」が開催され、日本の自治体からはさいたま市が参加した。清水勇人さいたま市長は、地域内のさまざまなデータを収集・管理する情報共通基盤を構築し、最適なサービスの提供に役立てる「スマートシティさいたまモデル」構築事業や、持続可能な環境未来都市を目指す「次世代自動車・スマートエネルギー特区」の取り組みについて発信した。（ニューヨーク事務所）

写真（上から２番目）：英語で講演を行う清水さいたま市長


◇英エディンバラと姉妹都市２０周年記念＝現地でイベント開催―京都府

８月２０日、英国・エディンバラ市のローリストン城にある日本庭園で、京都府と同市の姉妹都市提携２０周年記念行事が開催された。同市のロス市長、松永大介在エディンバラ総領事のあいさつなどに続き、市内のお茶農園によるお茶の紹介とテイスティングが行われたほか、太鼓の演奏も披露された。今年１１月には京都府で記念イベントが開催される予定。（ロンドン事務所）

写真（上から３番目）：日本庭園でのイベントの様子


◇パリ周辺のおもてなし力向上へ！＝５００人の観光ボランティア

イル＝ド＝フランス地域圏は、７月４日から８月３１日までの約２カ月間、ルーブル美術館などパリ市内や郊外の主要観光地に５００人の観光ボランティアを配置した。個別の観光客に応じた柔軟な対応を提供することを目指し、パリ・イル＝ド＝フランス観光局が訓練プログラムを実施。この取り組みは今回が２回目で、パリ周辺の観光再活性化やおもてなし向上を目的に実施された。（パリ事務所）

写真（上から４番目）：ルーブル美術館で観光客に対応する観光ボランティア（手前左の女性）


◇シンガポール国立大学と研究交流を推進！＝愛知県

８月２３日、大村秀章愛知県知事はシンガポールで、シンガポール国立大学（ＮＵＳ）のタン総長と面談し、県とＮＵＳ間の今後の研究交流について協議した。また、この研究交流を産学官連携につなげようと開催されたセミナーでは、研究テーマの「材料工学」「老年医学」について名古屋大学、国立長寿医療研究センター、ＮＵＳの研究者が発表。さらに、「座敷からくり」の実演や「なごやめし」の紹介もあり、会場は大いに盛り上がった。（シンガポール事務所）

写真（上から５番目）：大村愛知県知事によるあいさつ


◇ポップカルチャーイベントに多くの来場者＝シドニー

８月１９日と２０日、シドニー西部のローズヒルで、豪州最大級のポップカルチャーイベント「ＳＭＡＳＨ！２０１７」が開催された。イベントには２日間で、約１万９千人のマンガ・アニメ愛好者やさまざまなコスプレをした若者らが詰め掛け、大いににぎわった。クレアシドニー事務所では、各自治体が作成したマンガやアニメの舞台を取り上げたパンフレットやマンガ・アニメ関連の施設、イベントなどを紹介し、関心を寄せる来場者にＰＲを行った。（シドニー事務所）

写真（上から６番目）：来場者に向けＰＲする職員


◇料理体験通じ宮崎の魅力発信！＝北京

９月２日、北京市内の日系料理教室「ＡＢＣ　Ｃｏｏｋｉｎｇ　Ｓｔｕｄｉｏ」で、宮崎県の郷土料理を体験するイベントを開催。これは、クレア北京事務所が中国人にまだなじみの薄い地方の認知度を高めるために開催する取り組みで、日本への関心の高い中国人４０人が参加した。宮崎県職員による県内の紹介の後、参加者は「チキン南蛮」「肉巻きおにぎり」「レタス巻き」の調理に挑戦し、宮崎の焼酎を試飲するなど宮崎の魅力を満喫した。（北京事務所）

写真（上から７番目）：イベント参加者との記念写真