【クレア海外事務所フラッシュ】 ◎韓国・釜山で国際交流イベント=長崎県、山口県下関市の公演団参加
◇韓国・釜山で国際交流イベント=長崎県、山口県下関市の公演団参加
5月20日、韓国釜山広域市のAPECナル公園で国際交流イベント「グローバルギャザリング2018」が開催された。イベントでは、世界各国の伝統料理や民芸品などのブースが立ち並び、ステージでは釜山と姉妹友好関係にある各都市の文化団体や在住外国人らによる公演が行われた。日本からは長崎県と山口県下関市の公演団がステージで踊りを披露した。(ソウル事務所)
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写真:長崎県公演団 「百花繚乱(りょうらん)」の踊り
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◇次のサマーバケーションはどの雪山に?=オーストラリア
世界各国のスキーリゾートが集まる、オーストラリア最大級のスキー旅行博覧会「スノートラベルエキスポ2018」がシドニーとメルボルンで、5月下旬にそれぞれ開催された。豪州からの訪日観光客は近年増加の一途をたどっており、日本政府観光局(JNTO)によると、2017年には5年前の2012年と比較して約2.4倍のおよそ49万5000人が日本へ訪れている。中でも、豪州の夏季休暇を利用し、日本の冬季にスキー・スノーボードを目的とした旅行者の割合が大きいことが特徴。今年も北米やニュージーランド、ヨーロッパのスキーリゾートと並び日本からも多くの自治体関係者、観光事業者などが出展し、来場者に向けてPRを行った。 (シドニー事務所)
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写真:来場者でにぎわう日本のブース
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◇東京・NY姉妹都市交流陶芸コンテストを開催=在米日本人らのNPO
6月1日、ニューヨークにある日本クラブ内のギャラリーで、「第17回東京・ニューヨーク姉妹都市交流陶芸コンテスト」の表彰式が行われた。同コンテストは、陶芸を通じて両都市間の草の根レベルの交流を推進しようと、ニューヨーク在住の日本人らが運営するNPOによって1996年から開催されている。今回は77点の作品が集まり、両都市からの作品がそれぞれ入賞した。一部の作品は販売され、収益はニューヨーク市のアート関連事業に寄付される。(ニューヨーク事務所)
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写真:優勝者(東京)の表彰。作品のテーマは「パッション」 |
◇「日本デー」で日本各地の魅力発信=ドイツ
5月26日、ドイツ・デュッセルドルフで欧州最大級の日本文化紹介イベント「日本デー」が開催された。書道や武道などの伝統文化に加え、アニメやコスプレの交流イベントは若い世代を中心に好評を博した。クレアロンドン事務所はブースを出展し、全国の地方自治体の観光情報を発信。「サイクリングに適した観光地は?」といった具体的な質問も聞かれ、日本に対する関心の高さがうかがえた。(ロンドン事務所)
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写真:クレアロンドン事務所のブース |
◇インドの自治体、日本の自治体と連携希望
5月7日と8日、クレアシンガポール事務所は、日本の地方自治体との姉妹都市交流や行政分野での連携を希望するインドのジャールカンド州と同州のラーンチ市、ジャムシェードプル市を訪問した。同州はインドの鉄鋼業発祥の地であり、現在は廃棄物の処理や公共交通、都市開発の分野について高い関心を持っている。今後、同事務所では日本の自治体との連携の可能性について検討していく。 (シンガポール事務所)
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写真: ジャムシェードプル市との面談
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◇「中国国際ビッグデータ産業博覧会」開催=貴州省貴陽市
中国貴州省貴陽市で5月26日から29日に開催された「中国国際ビッグデータ産業博覧会」は、約6万平方メートルの展示会場に400社近い企業や研究機関が出展し、延べ12万人以上の来場を記録した。ビッグデータを活用した貧困の軽減に関するハイレベル対話では、阿里巴巴(アリババ)創業者である馬雲(ジャック・マー)氏らが講演し、研究分科会では地方政府の保有するビッグデータの解析手法および実用事例が多数発表された。 (北京事務所)
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写真:馬雲氏の登壇に沸く会場 |
◇欧州初!自動運転車両による公共交通サービス開始=フランス
フランスのルーアン=ノルマンディー都市圏共同体で、同共同体や地域交通を担うトランスデブ社らが中心となり、公道での運転手なしの自動運転車両の性能テストが実施されている。9月からは住民がオンデマンドで利用できる無料公共交通サービスとして、本格的な試験運用が開始される予定で、将来の公共交通の一角を担うことが期待されている。なお、仏では2022年までに自動運転車両の普及のための法整備も行われる予定だ。(パリ事務所)
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写真:事業で使用されている自動運転車両(C)Rouen Normandy Autonomous Lab |
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