◇漫画家・松本零士氏の講演会開催！＝仏ＪＥＴ３０周年記念

　フランスのＪＥＴプログラム（語学指導等を行う外国青年招致事業）３０周年を記念して、ＪＥＴＯＢ・ＯＧ組織のＪＥＴＡＡフランスは６月７日、パリ日本文化会館で、フランスと縁の深い漫画家の松本零士氏の講演会「わが創作の源：松本零士先生のフランス・日本」を開催した。講演では、ＪＥＴＯＢであるフロラン・ゴルジュ氏をモデレーターに、仏映画が松本氏の創作の源となったことなどが語られた。フランスで人気の『宇宙海賊キャプテンハーロック』を描くパフォーマンスには、満場総立ちで万雷の拍手が送られた。
（詳細はこちら　http://www.clairparis.org/ja/clair-paris-blog-jp/blog-2018-jp/1167-jet-30）
（パリ事務所）

◇北京国際旅遊博覧会に「和」のブース出展＝クレア北京事務所

　６月１５日から１７日にかけて、「北京国際旅遊博覧会（ＢＩＴＥ）２０１８」が開催された。中国でも最大規模を誇る同博覧会は、開催期間中に旅行業界関係者約３万人、一般来場者約１０万人を集め、大いににぎわった。クレア北京事務所も１８の自治体と共同でブースを出展。隣接するＪＮＴＯ（日本政府観光局）ブースと一体で「和」の装飾を施し、日本らしさを演出した。用意したパンフレットがどの自治体も早々になくなるなど、今年も訪日旅行に対する関心の高さを示すものとなった。
（北京事務所）

◇テクノロジーがつなぐ９０００キロ＝ＮＺ姉妹都市協総会

　５月２４日から２６日まで、ニュージーランド・ウェリントン近郊のハット市でニュージーランド姉妹都市協会２０１８年年次総会が開催され、姉妹都市交流に携わる自治体職員、関係者ら１００人以上が参加した。今年のテーマは「テクノロジーで世界とつながる」であり、姉妹都市関係を通じた学校交流などについて活発な意見交換が行われた。また、ハット市と長年にわたり交流を続ける大阪府箕面市の倉田哲郎市長も出席し、同市長のあいさつのあと、会場と９０００キロ以上離れた箕面市の中学校とがインターネットのテレビ電話「スカイプ」でつながれた。会議参加者は画面越しに中学生の英語での発表に耳を傾け、拍手を送った。（シドニー事務所）　

◇「核兵器のない世界に向けて」、広島市長が演説＝全米市長会

　６月１０日、広島市の松井一実市長は、米国ボストン市で行われた第８６回全米市長会年次総会に出席し、世界恒久平和の実現に向け都市・市民レベルの活動を広げるため、自身が会長を務める平和首長会議への加盟と協力を呼び掛けた。平和首長会議は、１６３カ国・地域の７５００以上の都市が加盟し、「核兵器のない世界の実現」と「安全で活力のある都市の実現」を目指す国際組織。同総会では１１日、平和首長会議の活動に賛同する決議が採択された。（ニューヨーク事務所）

写真：全米市長会年次総会で演説する松井市長

◇「ラグビーワールドカップ２０１９」セミナーを主催
＝クレアロンドン事務所

　クレアロンドン事務所は、６月１５日、ウェールズのカーディフ市役所で、来年日本で開かれるラグビーワールドカップの開催自治体等に向けたセミナーを開催した。講師には、前回のイングランド大会の開催自治体であるカーディフ市と誘客プロモーションを担当したウェールズ政府の職員を迎えた。参加者は、開催自治体の役割や海外旅行者の誘客方法などについて熱心に聞き入っていた。
（ロンドン事務所）

写真：講師の話に熱心に耳を傾ける参加者

◇韓国駐在地方公務員連絡協議会・セミナーを開催＝クレアソウル事務所

　６月１５日、クレアソウル事務所は、韓国に駐在する地方自治体職員らを対象としたセミナーをソウル市内で開催した。同事務所が主催するこのセミナーでは、韓国の地方行政に関する講義や視察を例年年４回程度行っている。今回は、官民の講師により日韓間の輸出入に係る現場での知見や韓国生活に役立つ情報紹介など、多岐にわたる内容の講義が実施された。またセミナー終了後の意見交換会では、各都市に派遣されている自治体職員が一堂に会し、活発に情報交換を行った。（ソウル事務所）

◇「第１０回オールジャパン協力会議」を開催＝在尼日本大使館

　５月２５日、インドネシア（尼）の在外公館のほか各地の日本人会や日本政府機関が集まり、今後の２国間関係について話し合う「第１０回オールジャパン協力会議」がジャカルタで開催され、インドネシアの政治・経済状況や日尼間のさらなる関係強化について意見交換が行われた。今年は日尼国交樹立６０周年であり、多くの周年事業が紹介された。２０１９年大統領選挙に向けた情勢や１８年統一地方首長選の概況なども話題に上る中、クレアに対しては両国の自治体をつなぐ組織として期待の声が寄せられた。（シンガポール事務所）