【クレア海外事務所フラッシュ】 ◎NYで日本食材を売り込み、サムライ参戦!=和歌山県
◇NYで日本食材を売り込み、サムライ参戦!=和歌山県
9月15日、ニューヨーク市マンハッタンで行われた「JAPANESE FOOD&RESTAURANT EXPO」に和歌山県がブースを出展し、県内の4事業者が参加した。同イベントは、ニューヨーク共同貿易社が主催するニューヨークの高級レストランや食品業界関係者をターゲットとした商談会である。和歌山県のブースには、金山寺みそやぬか漬けなど昔ながらの伝統製法で作られたものから、ゆず風味梅やさんしょう香味油など米国人の嗜好(しこう)にあったアレンジが加えられたものまでさまざまな商品が並べられた。真田幸村をモチーフにしたサムライ姿で社長自ら製品をPRするなど、各事業者は、ブースを訪れた多くの来場者に、県産食材の品質の良さや製造にかける手間などを熱心に説明した。(ニューヨーク事務所)
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写真:バイヤーに試食を提供する 和歌山県の事業者(中央)
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◇英国初の清酒醸造所、オープン
イギリス・ケンブリッジシャーに、英国初となる清酒醸造所「Dojima Sake Brewery」がオープンした。同醸造所を開いたのは大阪市の「堂島麦酒醸造所」で、清酒造りを世界に広めたいと英国進出の計画を立て、5年かけて準備を進めていた。オープニング式典は9月14日に行われ、日英の日本酒関係者、大学、メディア、政府関係者ら250人が参加した。同醸造所では清酒醸造だけでなく、日本の食文化や日本産業の発信拠点となるよう、カフェ展開なども計画している。今後も同醸造所の活躍に注目したい。(ロンドン事務所)
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写真:「Dojima Sake Brewery」オープニング式典の様子 |
◇「アール・ブリュット ジャポネⅡ」開催=日本の作家52組の作品がパリに集結
日本のアール・ブリュットの展覧会が9月8日からパリのアル・サン・ピエール美術館で8年ぶりに開催されている。アール・ブリュットはフランス語で「生のままの芸術」を意味しており、既存の枠にとらわれない折り紙の応用から伝統的な陶芸を用いたものまで、日本の作家52組によるさまざまな出展作品が多くのフランス人を魅了している。この展覧会は東京都とパリ市が行う文化交流事業「パリ東京文化タンデム2018」の一環で、ジャポニスム2018特別企画として来年3月10日まで開催される。(パリ事務所)
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写真:アール・ブリュット ジャポネⅡの様子 |
◇日本の夏まつりを体験!
9月8、9日の2日間、今年で30回目を迎えた「日本人会夏まつり」がシンガポールのナショナルスタジアムで開催され、現地の日本人や多くのシンガポーリアンが来場した。会場には、射的や輪投げなどのゲームや茶道・琴など日本文化を伝えるコーナー、90を超える飲食・物販ブースが用意され、ステージでは仙台すずめ踊りやダンスなどが披露された。イベントの最後には日本の伝統的な盆踊りが行われ、日本人とシンガポーリアンが輪になり交流を深めた。(シンガポール事務所)
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写真(上):シンガポーリアンらが 日本の盆踊りを体験 写真(下):浴衣を着てそぞろ歩き
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◇「日韓交流おまつり」で日本の地域の魅力を発信!
9月9日、ソウル市内で「日韓交流おまつり2018 in Seoul」が開催され、日本の10自治体がブースを出展した。また、「朝鮮通信使に関する記録」の世界記憶遺産登録1周年に際し、釜山文化財団や関係自治体(静岡県、山口県、長崎県)が各ブースでPRを実施。クレアソウルのブースでは、日本の地域に関するクイズイベントや、地域限定のお菓子の試食会などを通して日本自治体の魅力を発信した。(ソウル事務所)
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写真(上):地域限定お菓子の試食で 日本の地域の魅力をPR 写真(下):自治体ブース(長崎県)の様子
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◇オーストラリアで日本の桜の名所をPR!=シドニー桜祭り
シドニー郊外にあるオーバーン植物園で開催された桜祭りで、8月25、26日の2日間、クレアシドニー事務所はブースを出展し、各自治体から提供を受けたパンフレットの配布やポスターの掲出を通じて日本各地の桜の名所を紹介した。2日間に約2万6000人が会場を訪れ、桜の名所のポスターを背景に写真撮影をしたり、日本での桜の鑑賞のベストな時期や場所といった具体的な観光情報を求めたりする来場者で同事務所のブースもにぎわった。(シドニー事務所)
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写真(上):オーバーン植物園の桜並木 写真(下):雨天にもかかわらず多くの来場者でにぎわうクレアシドニーのブース
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◇明治維新150周年記念イベントを開催=上海
9月15日、在上海日本国総領事館で明治維新150周年を記念したイベントが開催され、「薩長土肥」の各県(鹿児島県・山口県・高知県・佐賀県)が集結した。日中双方から160人を超える参加者が集まり、「明治維新と上海のかかわり」と題して「インヴィニオ チャイナ」総経理CEOの大城昭仁氏の講演があったほか、各県の観光PRなどが行われた。イベント終了後は4県合同の県人会が開催され、明治維新や幕末の志士たちを話題にして、大いに盛り上がった。(北京事務所)
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写真:「明治維新と上海の関わり」と題した 大城氏の講演の様子
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