◇ＮＹで笠間焼の展示会を開催＝茨城県知事、市長がＰＲ

　１月３１日から２月２７日まで、茨城県の笠間焼を紹介する展覧会「自由な作風―笠間焼」が、ニューヨーク市内の日本クラブで開催されている。展覧会では、人間国宝・故松井康成氏や、近年国内外で活躍している精鋭３人の陶芸家の作品を展示。１月３１日にはレセプションが開かれ、大井川和彦茨城県知事と山口伸樹笠間市長が作品の魅力をＰＲすると共に、県内の地酒や常陸牛などを来場者に振る舞った。乾杯で使用された笠間焼のぐい飲みは来場者にプレゼントされ、会場からは大きな歓声が上がった。展覧会では、陶芸家が笠間ならではの自由な風土の中で生み出した感性豊かな作品が並び、来場者はじっくりと見入っていた。（ニューヨーク事務所）

◇ホームカミングデーを開催！＝ＪＥＴＡＡ大韓民国支部

　１月１９日、ＪＥＴＡＡ（ＪＥＴプログラム経験者の同窓会組織）大韓民国支部主催の「ホームカミングデー」に、ＪＥＴＡＡ会員と関係者１５人が集い、互いに親睦を深めた。今回は、同支部代表で元富山県国際交流員のキム・ジュヒさんから、２０１８年度のＪＥＴＡＡ活動に関する報告が行われたほか、外来語のハングル表記に関するクイズも行われ、韓国人でも難しい問題に悪戦苦闘しながらも、楽しく和やかに交流する様子が見られた。（ソウル事務所）

◇佐賀県江北町、オーストラリアで学校交流を開始！

　２０１８年１１月２３日から２９日にかけて、佐賀県江北町の山田恭輔町長と江北中学校の生徒計１８人が、学校交流のため南オーストラリア州ビクターハーバー市のエンカウンター・ルーサラン・カレッジを訪問した。生徒は、現地での授業への参加やホームステイを通じて、海外の文化や学校生活を体験した。江北町はオセアニアの学校や自治体との交流に積極的に取り組んでおり、２月１２日から２１日までの間、クレア主催の「海外自治体幹部交流セミナー」に参加するオーストラリアとニュージーランドの自治体職員らの受け入れ自治体になっている。セミナー期間中、参加者は東京で講義などを受けた後、江北町で日本の地方行政を学ぶ予定。（シドニー事務所）

◇自治体職員向け研修プログラムを実施＝インド

　クレアシンガポール事務所は１月１２日から１９日まで、インドで日本の地方自治体職員らを対象にした研修プログラムを実施した。全国７自治体・１団体からの参加者がデリー、ムンバイの政府・自治体関係機関、日系機関などを訪問し、インドの政治経済の現状や課題について理解を深めた。各参加者がこの研修で得た知見や経験を、今後それぞれの地域の国際化に生かしていくことが期待される。（シンガポール事務所）

◇奈良の仏像、パリで世界初公開＝日仏友好１６０年記念

　１月２３日、アジア以外で最大の東洋美術コレクションを誇るパリのギメ東洋美術館で、「古都奈良の祈り」展が始まった。奈良県が日本文化の神髄である古都奈良の文化への理解や奈良の知名度向上を目的に企画し、ジャポニスム２０１８公式企画として、奈良・興福寺の「木造地蔵菩薩立像」（重要文化財）と「木造金剛力士立像（阿形・吽形）」（国宝）の計３体を海外で初公開している。来場したフランス人からは、「眼前の仏像から放たれる美しさや迫力に圧倒された」といった声が多く寄せられた。３月１８日まで公開される。詳細はこちら。（パリ事務所）

◇日本料理店で日本産米をＰＲ＝中国

　１月１８日から３１日まで、北京市と上海市の日本料理店で、米などの日本産品のＰＲキャンペーンが行われた。これは、日本産品の販売促進や輸出増加、さらには訪日観光の促進を目的として外務省などの主催により行われたもの。期間中は、日本料理店１６店と１４自治体（※）が協力して、店舗ごとに日本産米などを用いた各地域の特色ある特別メニューを提供した。（北京事務所）
　※参加自治体は、北海道、札幌市、宮城県、山形県、福島県、神奈川県、新潟県、富山県、福井県、愛知県、福岡県、長崎県、熊本県、沖縄県

◇世界的な国際見本市で岐阜県がブース出展

　１月１８日から２２日にかけてパリで開催された世界最大規模の国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」に岐阜県ブースが出展され、イギリスのデザイナー、セバスチャン・コンラン氏と県内企業とのコラボレーション商品（和紙、陶磁器、刃物など）の展示が行われた。岐阜県は３年連続３回目の出展となる。初日にはオープニング・セレモニーが開催され、神門純一岐阜県副知事とセバスチャン・コンラン・アソシエイツのバレリー・チャールトンディレクターがあいさつを行い、鏡開きを行った。（ロンドン事務所）