CLAIR(クレア)一般財団法人自治体国際化協会

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海外事務所フラッシュ

2019年3月13日配信

【クレア海外事務所フラッシュ】◎日本各地の伝統工芸、パリ・ナントを魅了=最多15自治体が参加―ジャポニスム公式企画

◇日本各地の伝統工芸、パリ・ナントを魅了=最多15自治体が参加―ジャポニスム公式企画

 2月5日から24日まで、パリと仏西部ナントで、クレアと国際交流基金によるジャポニスム公式企画「伝統と先端と―日本の地方の底力―」展が開催された。日仏友好160年記念の同事業で最多となる15自治体(※)が参加し、現代のニーズに合わせた各地の伝統工芸品が衣食住をテーマに展示・販売され、職人によるワークショップなども行われた。パリ・ナントの15日間で約1万8千人以上が来場し、山梨の郡内織で作られたオペラ座バレエ団ダンサーの衣装に見入ったほか、高岡のおりんを鳴らしてみたり、各地の技を自ら体験したりして楽しみ、また、伝統工芸品などを買い求める人の列も続いた。参加した自治体職員や職人らは来場者の高い評価や反応に手応えを感じていた。詳しくはこちら。(パリ事務所)
 ※参加自治体は、青森県、岩手県、富山県、岐阜県、大阪府、奈良県、香川県、新潟市、熊本市、福井市、鶴岡市(山形県)、富岡市(群馬県)、高岡市(富山県)、富士吉田市(山梨県)、真庭市(岡山県)




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写真:各地の伝統⼯芸品に⾒⼊る来場者
(パリ⽇本⽂化会館)


◇「JAPAN2019」が始動=⽶

 ⽇本⽂化紹介事業「JAPAN2019」が⽶国で始まった。2018年度フランスで成功を収めた「ジャポニスム2018」に続き、2019年3⽉から12⽉にかけて開催される。国際交流基⾦がニューヨークとワシントンDCを中⼼に、主催・共催、協⼒する公式企画と、その他各種団体が⽶国内で実施する参加企画に分かれており、3⽉5⽇からは公式企画の第1弾としてニューヨークのメトロポリタン美術館で「『源⽒物語』展 in NEW YORK」が始まった。源⽒物語や紫式部をモチーフとした掛け軸やびょうぶ絵、⾹箱などの美術品が来場者を壮⼤な美の世界へと誘うとともに、源⽒物語の世界を描いた浮世絵や漫画も展⽰されている。同展覧会は6⽉16⽇まで。(ニューヨーク事務所)




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写真:「『源⽒物語』展
in NEW YORK」の展⽰の様⼦



◇旅⾏博で「北近畿」の魅⼒をPR!=シンガポール

 2⽉22⽇から24⽇までの3⽇間、シンガポールで「National Association of Travel Agents Singapore」による旅⾏博が開催され、京都府京丹後市の佐藤博之副市⻑と同市内宿泊事業者が旅⾏会社へのセールスコールを⾏った。会場では、同市を含む「海の京都DMO」や兵庫県豊岡市などが「VISIT NORTHERN KANSAI」として出展し、関⻄広域の観光PRを実施した。京丹後市は、個⼈旅⾏者の増加が進むシンガポールからの旅⾏者獲得を⽬指し「海の京都」の魅⼒を発信した。(シンガポール事務所)




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写真:「VIST NORTHERN 
KANSAI 」のブース


◇LGBTQ啓発イベントを開催=ロンドン

 2⽉21⽇、ロンドンのサザーク区庁舎内で「Southwark LGBTQ Book Fair」が開催された。このイベントは、同区職員の⾃主グループが地域住⺠との協働により開催したもの。1967年までイングランドでは同性愛は犯罪とされており、今でも⼀部には同性愛者に対する偏⾒が残っている。会場では書籍などにより彼らのたどった苦しい歴史を紹介し、同じ地域に住む住⺠が平等に扱われることの⼤切さを伝えた。サザーク区は⼈⼝の約40%が外国⽣まれという多⽂化共⽣地域であり、住⺠の多様性を尊重した政策を進めている。⼈種や性別、そして性的指向が住⺠間の機会格差を⽣まないよう、こうした啓発活動にも⼒を⼊れている。(ロンドン事務所)



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写真:サザーク区庁舎ロビーでの
イベントの様⼦


◇歌を通じて深める⽇中友好交流=北京

 2⽉23⽇、北京⽇本倶楽部(北京⽇本⼈会)主催の「第6回⽇中友好故郷⾃慢歌合戦@北京」が在中国⽇
本⼤使館で開かれた。このイベントは、北京駐在の⽇本⼈の連携を深めるために2014年に始まったもので、今年も各都道府県に縁のある⽇中両国の⼈々が、趣向を凝らした歌を披露した。また、今年は⽇中両政府が取り決めた「⽇中⻘少年交流推進年」で、その認定⾏事にふさわしく、学⽣や児童も多く参加し、⽇中両国の⻘少年交流を深める機会ともなった。(北京事務所)




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写真:各出場者の歌で盛り上がる会場


◇平昌五輪のレガシー学ぶ=韓国駐在地⽅公務員向けセミナー

 2⽉27⽇と28⽇、クレアソウル事務所は、韓国に駐在する地⽅⾃治体職員らを対象としたセミナーを、2018年平昌オリンピック・パラリンピックの氷上競技の開催地である江陵市で開催した。参加者は「オリンピック・レガシーの活⽤」をテーマに、競技施設の活⽤状況や、オリンピックを契機とした市の観光施策について視察を⾏った。2020年東京オリンピック・パラリンピック開催を間近に控えて、オリンピック・レガシーが⼤会終了後にまちづくりと市⺠⽣活に影響を与えている実情を知ることができる貴重な学習の機会となった。(ソウル事務所)





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写真:江陵アイスアリーナで担当者から施設の説明を受ける参加者ら


◇相互に訪問団、交流深める=姉妹都市30周年で記念⾏事-静岡県⻑泉町・NZワンガヌイ市

 1⽉27⽇、ニュージーランド北島のワンガヌイ市で、同市のハーミッシュ・マクドール市⻑らが静岡県⻑泉町の池⽥修町⻑や植松英樹町議会議⻑らによる訪問団を迎え、⻑泉町・ワンガヌイ市姉妹都市提携30周年を記念する⾏事を開催した。⻑泉町とワンガヌイ市の間ではこれまでに、⽣徒の相互訪問交流やワンガヌイ市から⻑泉町への英語補助教員の派遣などが実施され、2018年8⽉には、30周年事業の⼀環でマクドール市⻑ら18⼈が⻑泉町を訪問した。また2⽉には、⻑泉町⺠からなる親善訪問団約20⼈がワンガヌイ市を訪問し、ニュージーランド・マスターズゲームズへの参加や交流会などを通じ、姉妹都市の絆を深めた。(シドニー事務所)




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写真:30周年記念⾏事の参加者による
記念撮影


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このページに関するお問い合せ先

総務部企画調査課
電話:03-5213-1722 Fax:03-5213-1741
Email:kikaku@clair.or.jp

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