◇ＮＺ⾸相にクレア概要などを説明＝シドニー事務所

　ニュージーランド（ＮＺ）の地⽅⾃治体の⾸⻑や議員などが⼀堂に会する「ＮＺ地⽅⾃治体協会（ＬＧＮＺ）」の２０１９年次カンファレンスが７⽉７⽇から９⽇まで、⾸都ウェリントンで開催され、ＮＺ政府の⾸相や地⽅⾃治体担当⼤⾂の講演、パネルディスカッション、関係機関によるブース出展などが⾏われた。
　クレアシドニー事務所もブース出展し、⽇本の地⽅⾃治体と姉妹都市関係を有する地⽅⾃治体の⾸⻑や議員などが数多く詰め掛け、ＮＺのジャシンダ・アーダーン⾸相に、クレアの概要やＮＺと⽇本の間の姉妹都市交流の状況を説明する機会にも恵まれた。（シドニー事務所）

写真：ＮＺのジャシンダ・アーダーン⾸相（左）への説明後、握⼿するクレアシドニー事務所職員

◇「オルフェウス・プロセス」の⾳楽学ぶ＝クレアＮＹセミナー

　クレアニューヨーク事務所はこのほど、有益な情報を⽇系機関と共有することを⽬的に⽶ニューヨーク市で開催しているセミナーで、「指揮者のいないオーケストラ」として世界的に著名な「オルフェウス室内管弦楽団」のディレクターらを講師として招いた。参加者は、「オルフェウス・プロセス」といわれる、演奏家が主体的に意⾒を出し合うことで指揮者なしに素晴らしい⾳楽を創り上げる⼿法について学んだ。また、同事務所が４⽉に⾏われた同楽団の⽇本ツアーに協⼒したことから、講演では謝意が述べられた。（ニューヨーク事務所）

◇⽇本全国から⾼校⽣５０⼈がロンドンに集結

　次世代のリーダーの育成を⽬指す研修プログラム「Ｊａｐａｎ Ｙｏｕｔｈ Ｃｈａｌｌｅｎｇｅ２０１９」が７⽉１９⽇から１０⽇間、英ロンドンのユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで開催された。⽇本全国から約５０⼈の⾼校⽣が参加し、英国の⾼校⽣と交流、「アクセシビリティ」をテーマにさまざまなワークショップなどを⾏った。同⽉２６⽇には福島県共催のシンポジウムとレセプションも開催され、福島の⾼校⽣３⼈が「福島の今」を伝えるスピーチを⾏った。（ロンドン事務所）

◇双⼦姉妹ら新ＪＥＴ５⼈、⽇仏の懸け橋へ！＝パリ

　フランスから新たにＪＥＴプログラムに参加する５⼈（ＣＩＲ４⼈、ＡＬＴ１⼈）を壮⾏する在仏⽇本⼤使館主催レセプションが７⽉１０⽇、パリで⾏われた。今回のＪＥＴ参加者は、フランスのＪＥＴプログラムでは初の双⼦姉妹、英語指導ＡＬＴ、在⽇仏⼤使館勤務経験者など多彩で、⽊寺昌⼈⼤使から激励の⾔葉が贈られるとともに、出席した仏⾼等教育機関や在仏⽇本企業関係者らからも盛⼤な励ましを受けた。
　５⼈は今⽉から甲府市、⻑崎県五島市、熊本県相良村、群⾺県富岡市、松江市（写真左から）に配置され、地域の国際化や経済交流、オリンピックのホストタウン活動での活躍が期待される。詳しくはこちら。（パリ事務所）

◇シンガポールに現地法⼈事務所を開設！＝群⾺県⾼崎市

　⾼崎市は８⽉１⽇、シンガポールに⾼崎産農産物の輸出業務を担う現地法⼈「⾼崎トリニオン」を開設した。開所式では、今後の発展を祈念し、⾼崎市名産のだるまに松本賢⼀市議会議⻑や同法⼈の代表が⽬を書き⼊れた。開所式後に⾏われたレセプションでは、在シンガポール⽇本⼤使館やシンガポール製造業連盟など⼤勢の関係者が出席し、交流を深めた。今後、同法⼈の活動を通じて、さらなる農産物の販路開拓や同市の知名度向上が期待される。（シンガポール事務所）

◇韓国メディア「チャンネルＪ」、⻑野県を訪問取材！

　韓国メディア「チャンネルＪ」の取材団が８⽉６⽇から８⽇にかけて、クレアソウル事務所との連携により⻑野県の訪問取材を⾏った。国宝・松本城と城下町⾵情が漂う松本市内の散策、「ＨＡＫＵＢＡ　ＭＯＵＮＴＡＩＮ ＨＡＲＢＯＲ（ハクバマウンテンハーバー）」のテラスから⼀望する夏の北アルプスの⼤パノラマ、ゴンドラで標⾼１４００メートル地点に登って鑑賞する満天の星（阿智村）など、県内各所を撮影して回った。取材の模様は今後、チャンネルＪで複数回放送予定である。（ソウル事務所）

◇「シルクロード沿線友好都市サミット」開催＝中国・⻘海省⻄寧市

　７⽉２０⽇に中国・⻘海省⻄寧市で「２０１９シルクロード沿線友好都市サミット」が開催され、１４カ国の政府・地⽅⾏政機関、企業などから８５⼈が参加した。中国⻄部地区に位置する⻄寧市は、シルクロードの重要な拠点として古くから栄えてきたが、近年はシルクロード経済圏構想「⼀帯⼀路」を受けて⾼速鉄道や道路などのインフラ整備や都市開発が急速に進められている。その⼀⽅で、市全体で植樹活動に取り組むなど、環境保護にも⼒を⼊れている。
　サミットでは、経済発展と環境保全の両⽴を主題として各機関の代表者による発表やさまざまな分野での協⼒に関する調印が⾏われた。クレア北京事務所からは、⽇本のごみ分別に関する現状やごみ処理に対する住⺠意識などについて紹介し、他国から⾼い関⼼を集めた。（北京事務所）