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海外事務所フラッシュ

2020年12月9日配信

【クレア海外事務所フラッシュ】◎「2020年中日交流会『花園田舎 田園康養』国際シンポジウム」実施=中国・浙江省麗水市

◇「2020年中日交流会『花園田舎 田園康養』国際シンポジウム」実施=中国・浙江省麗水市

 11月19日から21日まで、浙江省麗水市で「2020年中日交流会『花園田舎 田園康養』国際シンポジウム」(主催:中国社会科学院日本研究所など)が開催された。
 シンポジウムでは農村振興を主題に発表が行われ、クレア北京事務所からは、ふるさと納税の制度概要および地域振興への活用例を紹介し、中国の研究者から高い関心を集めた。
 また、伝統的な村落が数多く残る麗水市松陽県の現地視察があわせて実施され、参加者は観光産業を中心とした農村振興の現状について理解を深めた。(北京事務所)

BEJ-130.jpg写真:シンポジウムでの発表の様子

◇ASEAN・インドのJET参加者・経験者がオンラインで集合

 11月8日、「JETAA Networking Session For Southeast Asia and India Chapters」をオンラインで実施した。初開催となった今回、インド、インドネシア、フィリピン、シンガポールのJETAA支部に加え、支部が未開設のタイ、マレーシア、ベトナム、ミャンマーからもJET参加者・経験者が参加。積極的な意見交換を通じて、各支部のWithコロナ時代における活動を検討する場となっただけでなく、JET参加者・経験者間の連携強化にも繋がった。(シンガポール事務所)

SIN-130.png写真:Networking Sessionの様子

◇キャンベラ奈良キャンドルフェスティバル開催、仲川げん奈良市長がビデオメッセージ!=オーストラリア

 例年10月頃に、キャンベラ奈良ピースパークでキャンベラ市と奈良市の姉妹都市関係を祝して開催される「キャンベラ奈良キャンドルフェスティバル」が、今年はウェブサイト上などで開催された。
 今年の開催に際し、奈良市の仲川げん市長は、ビデオメッセージを寄せ、両市が姉妹都市提携25周年を迎えた2年前に同フェスティバルに参加したことを振り返りつつ、同フェスティバルと同じくろうそくに灯りをともすイベントである奈良市の「なら燈花会」を紹介し、同フェスティバルの開催に花を添えた。(シドニー事務所)

SYD-130.png写真:キャンベラ奈良キャンドルフェスティバルの開催に際し、ビデオメッセージを寄せた仲川げん奈良市長

◇英国ウェールズ、投票年齢を16歳に引き下げへ

 2020年11月、英国ウェールズでは、スコットランドにつづき、選挙権年齢を18歳から16歳に引き下げることを決定した。この年齢引き下げにより、2021年5月に予定されているウェールズ議会選挙から、およそ7万人が新たに有権者となる見込みである。
 英国ハダースフィールド大学が昨年、ウェールズで実施した調査によると、16歳と17歳の住民に対する「新たに選挙権を得たいか」という設問への回答はYESが72%、NOが12%であった。(関連記事URL)(ロンドン事務所)

◇ニューヨーカーの通勤の足「NYC Ferry」

 ニューヨーク市は公共の水上交通機関としてフェリーを運航している。2019年の調査によると、このフェリーの利用者の86%はニューヨーク市民で、全利用者のうち4割以上が通勤に利用している。市は2011年のフェリーの運航開始から継続して需要調査を行い、市民や観光客にとって利便性が高い航路を結ぶことで着々と乗客数を増やしてきた。詳しくはこちら。(ニューヨーク事務所)

NYC-130.jpg写真:イーストリバーを走る「NYC Ferry」

◇史上初!自治体関係見本市「サロン・デ・メール」がオンライン開催=フランス

 仏自治体の課題の共有と解決を目的とした見本市「サロン・デ・メール」が、11月24日から26日まで開催された。コロナ禍により初のオンライン開催となったが、首長やコミューン議員ら約950人を含む4000人以上が参加し、カンファレンスやウェビナーなど100近いプログラムも行われた。
 コロナ禍にあって、健康危機をテーマとするプログラムも多く、市街地活性化政策に関するウェビナーでパネリストを務めたピレネー・アトランティック県都市計画機関(AUDAP)責任者のドゥニ・カニオー氏は、コロナ危機が地域の商業に大きな損失を与えた一方で、外出制限下における近隣商店の重要性を再認識する機会ともなったことを強調していた。詳しくはこちら。(パリ事務所)

PAR-130.JPG写真:市街地活性化政策に関するウェビナーに参加するクレアパリ事務所職員

◇「慶尚北道観光文化体験プログラム」の実施=韓国

 11月16日、17日の2日間、慶尚北道外交通商課企画による、在韓自治体事務所などを対象とした「慶尚北道観光文化体験プログラム」が、慶尚北道・安東市と聞慶市で実施された。
 慶尚北道庁では、文化観光、交流事業などの説明後、日韓の地域間交流の可能性について意見交換が行われた。また、世界遺産である安東河回村や屏山書院、聞慶陶磁器博物館を視察した。
 現在、慶尚北道の11市郡が日本の18自治体と友好・姉妹都市縁組を締結しており、プログラムを通じて今後の地域間交流への意欲を知ることができた。(ソウル事務所)

SEL-130.jpg写真:慶尚北道庁で説明を受ける参加者

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総務部企画調査課
電話:03-5213-1722 Fax:03-5213-1741
Email:kikaku@clair.or.jp

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