◇おせち料理体験で静岡県の魅⼒を発信！＝ソウル市

　１⽉１１⽇、クレアソウル事務所と料理教室⼤⼿ＡＢＣ Ｃｏｏｋｉｎｇ Ｓｔｕｄｉｏ ＫＯＲＥＡ社は、静岡県の「おせち料理」をテーマとしたインバウンド促進イベントを共催した。韓国⼈２７⼈が参加し、静岡
県の魅⼒の紹介や同県に関するクイズで会場が盛り上がった後、実際に料理体験や地酒の試飲を実施した。参加者からは「⽇本の⾷・お酒・⽂化に同時に触れることができた」と満⾜いただけた。韓国メディアの取材やブロガーの参加もあり、当⽇の様⼦が今後拡散される予定。（ソウル事務所）

写真：完成した料理を試⾷する参加者

◇⽶州政府協議会全国会議で意⾒交換＝プエルトリコ

　２０１９年１２⽉４⽇、クレアニューヨーク事務所は、全⽶の州議会議員や州政府関係者との交流を深める⽬的で、プエルトリコで開かれた州政府協議会全国会議の⽇程に合わせてレセプションを開催した。レセプションには、ＪＥＴプログラム経験者や過去の⾃治体幹部交流協⼒セミナー参加者、アメリカ、カナダの議員も含めて約１２０⼈が参加し、州政府協議会からは今後の当事務所への継続した⽀援を取り付けることができるなど、関係強化の場となった。また、総会の各セッションでは、アメリカ、カナダ政府の公共政策について説明があり、両国の政策決定⽅法の難しさを改めて感じるとともに、各州との関係強化に努めることの重要性を再認識した。（ニューヨーク事務所）

◇美濃加茂ダボ姉妹提携３０周年記念⾏事＝豪州

　２０１９年１１⽉２４⽇、ニューサウスウェールズ州ダボ市の⽇本庭園である逍遥園で、美濃加茂ダボ姉妹提携３０周年記念⾏事が⾏われた。同⾏事には、美濃加茂市の伊藤誠⼀市⻑をはじめとする訪問団、ダボ市のベン・シールズ市⻑、紀⾕昌彦在シドニー総領事など多くの関係者が出席した。この⽇、逍遥園に隣接する遊歩道「美濃加茂ウェイ」の除幕式も⾏われた。また、本年度ダボ市から美濃加茂市を訪問した⽣徒たちが姉妹都市オリジナルソングを歌うなどして、交流を深めた。（シドニー事務所）

◇「ＫＹＯＴＯ ＨＯＵＳＥ」オープン＝中国・上海市

　２０１９年１２⽉７⽇、上海市のＢＦＣ外灘⾦融センター内のショッピングモールに「ＫＹＯＴＯ ＨＯＵＳＥ」がオープンした。当該店舗は、同年５⽉に京都府と復星国際有限公司（ＦＯＳＵＮ）との間で締
結された連携・協⼒に関する協定書に基づいてＦＯＳＵＮが設置したもので、京都の伝統⼯芸品や⽇⽤品、⾷料品を展⽰・販売している。１２⽉１９⽇にはオープニングセレモニーが催され、京都府の⻄脇隆俊知事やＦＯＳＵＮの郭広昌会⻑、磯俣秋男駐上海総領事、上海市の京都企業関係者らが出席し、開店を祝った。（北京事務所）

◇⾃治体元職員を観光振興の専⾨家としてフィリピンに派遣

　クレアシンガポール事務所は２０１９年１２⽉、フィリピンのディナガットアイランズ州リブホ市からの依頼で、奈良県地域振興部観光局観光プロモーション課の元職員を観光振興の専⾨家として派遣した。専⾨家は、現地の観光資源や受⼊環境の現状を意⾒交換や現場視察を通して把握し、市⻑や議員のほかリゾート施設のオーナーや市⺠団体関係者ら約３０⼈を対象に観光振興⽅策や観光商品造成等について講義とグループワークを⾏った。（シンガポール事務所）

◇江⼾の雰囲気を⾊濃く伝える、⽂化・伝統⼯芸の紹介＝仏パリ

　２０１９年１２⽉１７⽇から２３⽇まで、パリ市７区庁舎にて、東京都墨⽥区の⽂化、伝統⼯芸を紹介する展⽰が⾏われた。墨⽥区と７区は、ともに⾸都に位置し、隅⽥川とセーヌ川、東京スカイツリーとエッフェル塔といった共通点があることなどから１０年以上にわたり交流を続けている。展⽰に先⽴つ１６⽇には、⼭本亨墨⽥区⻑、⽥中邦友墨⽥区議会議⻑とダチ７区⻑の⾯会や、区⺠を招待したレセプションが⾏われた。レセプション参加者は、⼭本区⻑の説明に⽿を傾け、江⼾の雰囲気を⾊濃く伝える展⽰に⾒⼊っていた。詳しくはこちら。（パリ事務所）

◇ロンドンの地域ブランディングの取り組み

　ロンドン・ウォルサムフォレスト区は、２０１９年、初の「Ｌｏｎｄｏｎ Ｂｏｒｏｕｇｈ ｏｆ Ｃｕｌｔｕｒｅ」に選ばれた。これはロンドン市が出資するプロジェクトで、選ばれた区は１年間、ロンドンの芸術と⽂化の多様性をさらに盛り上げ、ＰＲするためさまざまな⽂化活動を⾏う。同区は、地理的環境が⼈々の⾏動と感情に及ぼす影響を研究する学問である「⼼理地理学」を活⽤して、普段とは異なる視点で街を観察することを促し、これまでの発展の歴史や隠れた魅⼒への気づきを与えることで、参加者に街の良さを再確認してもらうために、ウオーキングツアーなどの事業を展開している。（ロンドン事務所）