◇全国１７⾃治体の⼯芸品がフランスに挑戦！＝仏「伝統と先端と」展

　１⽉２１⽇から１０⽇間、パリ⽇本⽂化会館で開催された地⽅の伝統産業技術の魅⼒を発信する「伝統と先端と〜⽇本の地⽅の底⼒〜」展で、⽇本各地１７⾃治体の⼯芸品が「⾐」「⾷」「住」をテーマに披露された。会場には、約５７００⼈が⾜を運び、展⽰と職⼈による実演での匠の技が、多くのフランス⼈を魅了した。富⼭県の越中和紙の実演を間近で⾒た⼈は、「和紙を初めて触ったが、⼿触りや⾼い強度に驚いた。独特の美しさも⼤変気に⼊った」と感嘆していた。また、販売も⾏われ、ほぼ全ての出展団体で売り上げを記録、貴重なテストマーケティングの場ともなった。詳しくはこちら。（パリ事務所）

写真：和紙職⼈（富⼭県）による実演に
⾒⼊る来場者

◇英国⾃治体関係者らが⽇本を視察

　クレアは、⽇英両国の⾃治体間の相互理解を深めるため、英国⾃治体幹部職員らを⽇本に招聘（しょうへい）する「海外⾃治体幹部交流協⼒セミナー」を毎年開催している。今年は英国から８⼈の参加者が、１⽉１９⽇から２５⽇まで三重県津市などを訪問し、バイオマスや⾵⼒発電施設、リサイクル施設、ビジネスサポート施設などを視察した。参加者は、⽇本の⾃治体も環境対策、産業振興などのさまざまな課題に取り組んでおり、国が違っても共通の課題があり、それらにどう取り組んでいるかなど⽇英の違いに注⽬しながら視察していた。（ロンドン事務所）

◇⿅児島パース姉妹都市盟約４５周年記念⾏事＝豪州

　⿅児島市と⻄オーストラリア州のパース市は、姉妹都市盟約４５周年を迎え、１⽉１４⽇と１５⽇に、記念⾏事をパース市で執り⾏った。さらに、パース市内のカゴシマパークで、４５周年記念植樹を、森博幸市⻑、パース市のアンドリュー・ハモンド委員⻑、バーズウッド公園委員会のビンディー・ゴーヴ委員が⾏った。両市は、これまでの⻑い友好の歴史の中で、学校交流を中⼼に絆を深めてきた。⿅児島市のメインストリートは、パース通りと名付けられ、また、カゴシマパークには、これまでの周年⾏事の際に植えられた樹が⼤切に育てられている。（シドニー事務所）

◇第２０回⿅児島・シンガポール交流会議

　１⽉１６⽇、第２０回⿅児島・シンガポール交流会議がシンガポールで開催された。⿅児島県は１９８２年の第１回会議から隔年開催で約４０年にわたり継続しており、シンガポール政府と継続的な関係を築いている。⿅児島県からは三反園訓県知事をはじめ、県議会副議⻑、経済界のトップらが、シンガポール側はサム・タン外務担当兼社会・家庭振興担当国務⼤⾂ら１５⼈が出席した。⿅児島の農畜⽔産物輸出や観光交流、⻘少年の相互派遣など８つの事項で合意し、交流の促進を確認した。（シンガポール事務所）

◇宮城県が地酒イベントを開催＝⽶デラウェア州

　２⽉４⽇、デラウェア州ドーバー市内で、宮城県がイベント「Ａｎ Ｅｖｅｎｉｎｇ ｏｆ Ｍｉｙａｇｉ Ｓａｋｅ」を開催した。同市内の美術館を会場に開催されたこのイベントは、東⽇本⼤震災以降、同県の姉妹州として県の復興を⽀援してきたデラウェアに対し感謝を伝えるために開催されたもので、州政府関係者ら４０⼈あまりが出席した。イベント中には村井嘉浩宮城県知事のビデオメッセージが上映された。また、宮城県内の酒蔵の酒とドーバー市内のシェフによる料理が振る舞われ、出席者はペアリングを楽しんだ。（ニューヨーク事務所）

◇⾃治体ＰＲ専⽤ＳＮＳ「トランドラン」モニターツアーを実施（愛知県常滑市）

　２⽉８⽇から１０⽇までの３⽇間、⾃治体ＰＲ専⽤ＳＮＳ「トランドラン」モニターツアーを実施した。本事業は、⽇本旅⾏のリピーターである韓国⼈をメインターゲットに、韓国内ではあまり知られていない⽇本の地域の魅⼒を発信するもの。今回は、韓国の著名ブロガーおよび公募モニターを愛知県常滑市に招待し、常滑市オススメの観光地を案内した。参加者は後⽇ブログおよびＳＮＳで情報を配信する予定である。（ソウル事務所）