2021年1月27日配信
【クレア海外事務所フラッシュ】◎自治体関係者等とのネットワークを強固なものに=豪州キャンベラ
◇自治体関係者等とのネットワークを強固なものに=豪州キャンベラ 全豪自治体専門家協会の2020年の年次会合が、12月1日から2日にかけてオーストラリアの首都キャンベラで開催され、オンラインでの参加を含めオーストラリア各地から参加者が集まった。 |
写真:海外自治体幹部交流協力セミナーへの参加者等と再会したクレアシドニー事務所職員(左、右) | |
◇九州-仏ディジョン、福島県-独NRW州など、日欧地域連携の好事例が続々登場 日欧間の地域産業連携を進めるため、昨年11月にアルザス欧州日本学研究所(仏コルマール)とクレアが共同で「日欧地域連携ヘルプデスク」を立ち上げた。 |
写真:KBCCより、ヴィタゴラとの連携内容について説明 | |
◇ニューヨーク市におけるバス運行速度向上のための取り組み ニューヨーク市ではバスの遅延などにより2014年から2018年にかけ利用者が13%減となったことを受け、2020年末までに運行速度を25%向上させる目標を掲げた。その取り組みの1つが「交通信号優先システム」の増設だ。これは信号を制御し、バスが交差点に近づくと青信号を延長、または赤信号を短縮するもので、バスの移動時間は最大25%短縮できると見込まれている。2019年時点では約600か所に導入されていたが、2020年10月時点で1350か所以上となった。今後も年300か所以上追加導入することを目標としており、更なるバスの運行速度向上が期待される。(ニューヨーク事務所) |
写真:交差点を通過するバス | |
◇北京市で鹿児島県産ブリ・焼酎フェアを開催 2020年12月12日、鹿児島県が同県産ブリのPRのため、北京市内の料理店「西村」で解体ショーを実施した。来店者にはブリの刺身が振る舞われ、同県産焼酎の試飲も行われた。 |
写真:ブリの解体ショーを見物する来店者 | |
◇日本の地域をPRするオンライン出前講座=ソウル特別市 クレアソウル事務所では、将来の日韓交流の担い手となる、日本語を学ぶ大学生を対象に、出前講座を開催している。 |
写真:オンライン出前講座にて意見交換 | |
◇英国がタックスフリーを終了 2021年1月1日以降、英国は旅行者向けのタックスフリー制度を撤廃した。これにより、英国への旅行者はショッピングの際に20%の付加価値税を支払うことになる。前年9月にアナウンスされて以降、観光業界や自治体は政府にタックスフリー制度の継続を嘆願し続けていたが、政府は予定通り撤廃に踏み切った。 |
写真:休業を余儀なくされ厳しい状況に置かれている繁華街 | |
◇日本食材を使った料理教室で4つの地方の魅力を発信=シンガポール 11月19日から12月7日にかけて、シンガポールのABCクッキングスタジオで、島根県、三重県、佐賀県嬉野市、秋田県の食材を使用した1dayレッスンを開催した。日本食に関心の高いシンガポール人を中心に計99人が参加し、牡蠣の土手鍋など3品を調理した。本事業は、消費者に調理・試食を通して日本食材の魅力を実感してもらい、食材購入や情報拡散へ繋げるために、クレアシンガポール事務所とABCクッキングスタジオが共催したもの。「購入できる場所を知りたい」との声が多く、日本食材への関心の高さがうかがえた。(シンガポール事務所) |
写真:嬉野市産の野菜を調理する参加者 | |
◇クレアからのお知らせ 海外における新型コロナウイルス感染症の状況をお伝えするため、クレア海外事務所の所在都市における「日本からの短期出張者の入国に関する制限などの概要」や、所在国における「新型コロナウイルス感染症の感染者数」などを一覧にまとめました。下記PDFをご覧ください。 |
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