【クレア海外事務所フラッシュ】◎埼玉県の高校生に向けて街頭からライブ中継=シンガポール
◇埼玉県の高校生に向けて街頭からライブ中継=シンガポール
8月22日、民族融和政策と教育政策をテーマに、クレアシンガポール事務所職員が埼玉県の高校生に向けてプレゼンテーションを行うとともに、シンガポールの街頭からライブ中継を実施した。 チャイナタウンからの中継では、イスラム教、ヒンズー教、仏教の宗教施設が近隣に位置していることや、ホーカーセンター(屋台村)にさまざまな料理の店舗があることなどを紹介した。ホーカーセンターでは参加者から興味のある飲み物を聞き、現地で実際に注文する様子を中継するなど、双方向のやりとりを行った。 参加者からは、シンガポール人の他宗教との関わりや、進学に当たっての試験制度などについて質問が寄せられた。また、中継により現地の雰囲気が分かったとの意見もあった。(シンガポール事務所)
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写真:ライブ中継当日の職員の様子
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◇「2023国際冬季スポーツ博覧会」で鳥取県をPR=中国・北京
9月15日から17日にかけて、「2023国際冬季スポーツ博覧会」が北京市の首鋼園で開催され、鳥取県からの要請を受けてクレア北京事務所職員がブースの出展を支援した。 近年、中国ではウインタースポーツ熱が高まっており、今回のイベントにも老若男女問わず多くのスポーツ愛好者が来場した。鳥取県ブースでは、元プロスノーボーダーの王雪梅氏が、ウインタースポーツを楽しむことができるリゾート地として鳥取県の魅力を伝えたほか、ノベルティグッズが当たる福引や県の観光パンフレットの配布を実施した。(北京事務所)
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写真:イベントの様子
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◇韓国最大規模の観光展示会で日本の自治体をPR!
10月13日から15日にかけて、クレアソウル事務所は韓国最大規模の観光展示会「Travel Show2023」にブースを出展し、日本の地方自治体のPRを行った。 ソウル事務所の職員がパンフレットを用いて各自治体の説明を行ったほか、来場者からの質問に答えた。例年の配布量を踏まえて用意していた3日分のパンフレットが初日に全てなくなるなど、主催者も驚くほどの盛況だった。 ソウル事務所のSNSをフォローした人全員が参加できる日本のお菓子などが当たる抽選会や、先着で愛媛県のみかんゼリーをプレゼントするSNS投稿イベント、島根県のしょうが糖や鹿児島県のスイートポテトの試食会など、いずれも多くの人が押し寄せ、日本各地への旅行について関心の高さがうかがわれた。(ソウル事務所)
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写真:プレゼントのみかんゼリーを受け取る参加者 |
◇「カウラ桜まつり」に出展=豪・カウラ市
9月23日、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州カウラ市にあるカウラ日本庭園で「カウラ桜まつり」が開催された。 カウラ市は毎年、桜が満開となるこの時期に、日本文化の紹介と春の訪れを祝うこのイベントを開催している。今年も会場には、日本の食や文化に関するブースや、尺八、弓道、相撲などを披露するステージが並び、多くの来場者が訪れた。 クレアシドニー事務所はブースを出展し、カウラ市と平和友好交流を行っている新潟県上越市をはじめ、日本各地の桜の名所をPRした。ブースを訪れた人の中には「3月下旬に複数の都道府県を旅行するが、きれいな桜を見るためには、いつどこに滞在するのがよいか」といった具体的な質問をする人も多く見られた。(シドニー事務所)
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写真:ブースを訪れた来場者の様子
写真:来場者に説明をするクレア職員 |
◇「JETAAカナダ地域会議」に参加=カナダ・オタワ
8月19日から20日にかけて、「JETAAカナダ地域会議」がオタワで開催され、クレアニューヨーク事務所も参加した。JETAAは、語学指導などを行う外国青年招致事業(JETプログラム)の参加者が帰国後に自発的に参加する組織であり、日本文化を広めるイベントを開催するなど、日本と母国の友好関係促進のために草の根レベルでさまざまな活動を行っている。 会議には、カナダ国内の全支部から代表者が参加し、各支部の活動内容や課題を発表。その上で、今後、さらに活発に活動を続けていくための工夫などについて議論した。会議は新型コロナウイルス禍で開催中止やオンライン開催となっていたが、今回は4年ぶりの現地開催となった。 会議の前夜には、在カナダ日本大使公邸で大使館主催の歓迎レセプションが開催され、カナダのJETプログラム35周年を記念して近隣国のJET経験者も招待された。レセプションでは、日本とカナダの友好親善寄与の功績をたたえて、山野内勘二大使からJETAAオタワ支部の代表者に表彰状が手渡された。(ニューヨーク事務所)
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写真:カナダ地域会議の様子
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◇JET経験者向けにキャリアフェアを開催=英
クレアロンドン事務所は9月27日、在英日本大使館およびJETプログラム経験者の会(JETAA UK)と共同で「英国JETプログラム終了者向けキャリアフェア」を開催した。オンライン開催としては4回目となる今回は、「JETAA UK」各支部のメンバーや、英国内に事業所を持つ企業・団体などの協力の下、140人を超えるJET経験者に対して英国での就職やキャリア形成についてアドバイスを行った。 キャリアフェアは、岡崎泰之駐英公使による開会のあいさつでスタート。公的機関や国際関係機関への就職をテーマにパネルディスカッションや分科会が開催されたほか、企業などの求人情報を提供する「オンラインブース」、キャリアアドバイザーが1対1で履歴書の添削を実施する「CVクリニック」、他の参加者とランダムで会話できる「スピードネットワーキング」などが行われた。 このうち、分科会では、履歴書の書き方について初めて講義したところ、多くの参加者から質問が相次ぐなど、今後のキャリア形成に対する意欲の高さがうかがえた。(ロンドン事務所)
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写真:パネルディスカッションの様子
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◇小説の風景を守る画期的な判決=仏
10月4日、フランス行政最高裁はウール・エ・ロワール県における風力発電施設の建設計画について、文化的・文学的な景観の保護を理由に禁止する判決を下した。現場は、パリから約110キロメートル南西に位置するイリエ・コンブレ近郊で、プルーストの小説「失われた時を求めて」のモデルになった地域。8基の風力タービンなどが設置される計画だったが、作中の風景を守りたい住民の反対を受け、県も建設を拒否し、これを不服とした計画実施主体が訴訟を起こしていた。 行政最高裁は判決の理由として、イリエ・コンブレの教会や庭園が歴史的建造物に指定されていることや、プルーストの生涯とその作品に密接に関連する地域であること、景観の「歴史的、記念的、文化的、特に文学的な意義」を挙げており、フランスが誇る世界的な傑作を最大限に考慮した判決となった。 フランスは再生可能エネルギーを推進しており、国内の至る所で風力タービンが見られるが、この判決によって今後の計画にどのような影響が生じるのか、注目が集まる。(パリ事務所)
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◇クレアからのお知らせ
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