CLAIR(クレア)一般財団法人自治体国際化協会

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海外事務所フラッシュ

2023年2月8日配信

【クレア海外事務所フラッシュ】◎洪水管理の専門家を派遣=マレーシア・クアラルンプール市

◇洪水管理の専門家を派遣=マレーシア・クアラルンプール市

 近年、市内での冠水被害が課題となっているマレーシアのクアラルンプール市からの要請に基づき、クレアシンガポール事務所は、洪水管理・雨水活用の専門家として宮城県土木部大河原土木事務所の廣瀬敦氏を2022年11月29日から12月2日まで同市へ派遣した。
 現地での研修には同市担当局長ほか約25人が参加。同市内で建設中の雨水貯水槽などの現場を廣瀬氏が参加者と視察して実地指導を行ったほか、ハザードマップ作成を想定したグループワークに取り組むなど、実践的な研修となった。(シンガポール事務所)

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写真:建設中の雨水貯水槽現場における実地指導の様子

◇英国⾃治体関係者らが鹿児島県を視察

 クレアロンドン事務所は、日英両国の⾃治体間の相互理解を深めるため、英国⾃治体幹部職員らを日本に招聘(しょうへい)する「海外⾃治体幹部交流協⼒セミナー」を開催している。本セミナーは、新型コロナウイルス感染症の影響により過去2年間中止していたが、今年3年ぶりに開催された。
 今回は、英国から9人の参加者が1月15日から21日まで鹿児島市や鹿児島県指宿市、屋久島町などを訪問し、清掃工場やバイオマス発電所、水力発電所、地熱発電所などを視察した。参加者は、環境対策や産業振興など各自治体のさまざまな課題に対する取り組みを視察し、共通の課題に対しては日英での違いに注⽬していた。(ロンドン事務所)

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写真:指宿市の地熱発電所を視察する参加者

◇2022年度第2回クレアソウルセミナーを開催=韓国・江原道

 クレアソウル事務所では、 韓国に駐在している日本の地方公務員等を対象に、韓国の行政施策などを学ぶセミナーを開催している。
 今回は、日韓の往来が徐々に回復しつつあることを踏まえて、「観光施策」をテーマに韓国内でも随一の観光地である江原(カンウォン)道にある江原道庁、江陵(カンヌン)市庁を訪問した。
 道内においての広域自治体・基礎自治体がそれぞれの立場で担っている役割や、今後を見据えた観光施策の展望などについて意見交換を行った。日本の自治体として、今後どのように観光施策を国内外に向けて展開すべきかを考える大変貴重な機会となった。(ソウル事務所)

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写真:江原道庁での意見交換
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写真:江陵市庁での意見交換

◇インテリア・デザイン関連見本市「メゾン・エ・オブジェ」開催=仏

 1月19日から5日間にわたり、パリ郊外で世界最高峰のインテリア・デザイン関連見本市「メゾン・エ・オブジェ」が開催された。毎年1月と9月に行われており、インテリア業界の「パリコレ」とも呼ばれるこの見本市には、今回も世界各国から2300以上の出展者と約6万7000人もの来場者が集まった。日本からも、青森県、東京都、京都府、和歌山県、高知県などの自治体に加え、多数の民間事業者がブースを構えて地域の工芸品などを展示し、好評を博していた。(パリ事務所)

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写真:東京都の出展ブース

◇「Auckland Japan Day 2022」に出展=NZ・オークランド

 2022年11月6日、「Auckland Japan Day 2022」がニュージーランド最大の都市オークランドで2年ぶりに開催された。
 会場には、おにぎりなど食べ物の販売や着物の展示、日本酒の試飲、観光PRなど、さまざまなブースが並び、たくさんの来場者でにぎわった。
 クレアシドニー事務所は、本イベントに出展し、日本各地の地方自治体の観光PRと大阪で開催される2025年日本国際博覧会のPRを行った。個人旅行が解禁されたこともあり、日本への旅行を計画するために情報を集める人が多数訪れた。(シドニー事務所)

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写真:クレアシドニー事務所ブースの様子
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写真:会場の様子

◇「New York Travel & Adventure Show」に出展=米・ニューヨーク

 1月28日から29日にかけて、北米最大規模の旅行博である「New York Travel & Adventure Show」がニューヨークで開催された。日本政府観光局(JNTO)が運営するジャパンブースには、沖縄県や神奈川県、横浜市などの自治体のほか、旅行、ホテル、鉄道会社等、計14団体が出展。ヤクルトの乳酸菌飲料や宮坂醸造のみそ汁の試飲なども行われた。クレアニューヨーク事務所も、アニメツーリズムをテーマに各自治体の観光パンフレットを配布し、地方の魅力をPRした。ジャパンブースは終日多くの人でにぎわい、日本への高い関心がうかがわれた。(ニューヨーク事務所)

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写真:ジャパンブースの様子

◇滋賀県が「滋賀県伝統工芸文化交流座談会」を開催=中国・北京市

 滋賀県は2023年1月14日に「MUJIホテル北京」と連携し「滋賀県伝統工芸文化交流座談会」を開催した。当日は滋賀県側からは井尻彫刻所の井尻一茂代表がオンラインで参加し、外国人向け彫刻体験の実施など独自の取り組みについて紹介した。中国側からは芸術家や建築家、景観デザイナーたちがパネリストとして出席し、それぞれが感じる滋賀の伝統工芸品の魅力について紹介した。また、伝統工芸をどのように未来へ継承していくのか、ライフスタイルに合わせた発展などをテーマにパネリストたちによる座談会が行われた。座談会後の交流会では、滋賀県の地酒が参加者たちに振る舞われ、滋賀の魅力を存分に堪能してもらえたイベントとなった。(北京事務所)

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写真: イベント会場の様子

◇クレアからのお知らせ
 海外における新型コロナウイルス感染症の状況をお伝えするため、クレア海外事務所の所在都市における「日本からの短期出張者の入国に関する制限などの概要」や、所在国における「新型コロナウイルス感染症の感染者数」などを一覧にまとめました。下記PDFをご覧ください。
クレア海外事務所の所在都市における外出制限等の状況(2月8日時点).pdf


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総務部企画調査課
電話:03-5213-1722 Fax:03-5213-1741
Email:kikaku@clair.or.jp

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