【クレア海外事務所フラッシュ】◎「MATSURI」イベントが大盛況=仏・パリ
◇「MATSURI」イベントが大盛況=仏・パリ
クレアパリ事務所は、7月7日から9日までパリ12区のパルク・フローラルで開催された「MATSURI」イベントにブースを出展し、観光パンフレットの配布等を通じて自治体のプロモーションを行った。 同イベントでは、たこ焼きや焼きそばなどの屋台が立ち並び、日本酒の試飲や物品の販売などが行われたほか、岐阜県郡上八幡地域で行われている伝統的な踊り「郡上踊り」も披露され、さながら日本の夏祭りのような雰囲気の中、大勢の人でにぎわった。 クレアパリ事務所のブースには、観光情報を求める来場者が多数訪れ、具体的な旅行計画の相談や各地域の特色などの質問を受けた。今後、フランスからの訪日観光客回復が期待される。(パリ事務所)
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写真:「MATSURI」イベントの屋内会場の様子
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◇英国多文化コミュニティ政策交流プログラムを初開催=英
クレアロンドン事務所は7月3日から8日にかけて、日本の地方自治体職員らを対象に英国の多文化共生政策に関する研修プログラムを実施した。日本の自治体等での多文化共生政策の企画立案に寄与することが目的。 研修プログラムでは、英国政府のレベルアップ・住宅・コミュニティー省をはじめ、マンチェスター市やロンドン市内の行政区、NGO団体、移民博物館、学校などを訪問し、各機関の先進的な取り組みを学んだ。 英国政府からは、英国における社会統合の概念、人種の違いによって発生した暴動の事例に加え、課題を乗り越えるための取り組みについて説明を受けた。各自治体やその他の組織からは、パブを活用したコミュニティースペースなど、英国ならではの具体的な取り組みについて話を聞いた。 ホームページに昨年度に実施した事前視察の報告書を公開しているほか、9月をめどに今年度分の報告書を掲載する予定なので、ぜひご覧ください。報告書はこちら。(ロンドン事務所)
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写真:英国政府訪問時の様子
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◇全豪地方自治体協会の年次会合で現地関係者と関係強化=豪・キャンベラ
6月13日から16日にかけて「全豪地方自治体協会2023年次会合」がキャンベラで開催された。オーストラリア全土から自治体の首長や議員など約1100人が参加し、住宅問題や労働者不足問題といった、地方行政における喫緊の諸課題に関する講演や意見交換が行われた。 クレアシドニー事務所はブースを出展し、海外自治体幹部交流協力セミナーなどの周知、オーストラリアの自治体と姉妹都市提携を望む日本の自治体のPRなどを行った。 ブースでは、来訪者と直近の活動状況や日本の自治体との姉妹都市交流の様子について意見交換を行うなど、現地の自治体関係者とのネットワークをさらに強固なものにすることができた。(シドニー事務所)
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写真:来訪者に海外自治体幹部交流協力セミナーのPRをするクレアシドニー事務所職員
 写真:来訪者と姉妹都市交流について意見交換を行うクレアシドニー事務所職員 |
◇ジャパン・ソサエティ主催の日本文化紹介イベントで松江市をアピール=米・ニューヨーク
7月17日から18日にかけて、ニューヨーク市内でジャパン・ソサエティ主催の日本文化紹介イベント「Get to Know Japan Series」が開催され、松江市がプロモーション活動を行った。初日は上定明人市長が登壇し、武士の歴史、豊かな文化遺産、美食などについて紹介した。また、ステージ上では、松江市で受け継がれる茶道の文化が点前の実演も交えて披露された。 ジャパン・ソサエティは日系企業やクレアニューヨーク事務所をはじめとする日系機関を会員としており、その100年を超える活動の中で、日本の芸術、文化、ビジネス、政策、教育における日米間の国際交流を支援している。その活動の一環である「Get to Know Japan Series」では、これまでにも多くの日本の地域を紹介してきた。200人を超える来場者の満足そうな表情からも、松江市にとって手応えが感じられる出展となった。(ニューヨーク事務所)
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写真:松江市の魅力を伝える上定明人市長
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◇汝矣島(ヨイド)で自立走行バスの定期運行を開始=韓国・ソウル
7月5日から、ソウル市内の汝矣島地区で、無人で自動運転する小型自立走行バスの運行が開始された。自立走行バスの定期運行は市内で5カ所目となる。 このバスは、汝矣島河川敷駐車場から韓国国会敷地内までの3.1キロメートルを循環し、ソウル自立走行専用アプリ(TAP!)をスマートフォンなどにインストールすれば、全市民が無料で利用できる。 市は、2021年までに周辺の信号機に5G通信による交通信号開放装置の整備を終えている。これにより、次の信号の切り替えまでの残り時間について0.1秒単位での提供ができることで、自立走行バスの安全な運航が可能となる。 市は今後、運行地域を汝矣島全域に拡大し、10月には深夜での運行開始を予定するなど、公共交通手段としての定着を図る。(ソウル事務所)
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写真:自立走行循環バス車両
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◇「第29回中国蘭州投資貿易商談会」などに出席=中国・蘭州市
クレア北京事務所は、7月6日に甘粛省蘭州市で開催された「第29回中国蘭州投資貿易商談会」と「国際友好都市産業プロモーション・経済貿易協力マッチング会」に出席した。 商談会には、中国内外から1600社を超える企業が出展し、特にエネルギーや現代農業といった新分野の企業が来場者の注目を集めていた。また、マッチング会では、中国や各参加国の自治体が産業や観光に関するプロモーションを実施し、甘粛省商務庁はシルクロードと絡めたプロモーションを行い、参加者の興味を引いていた。(北京事務所)
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写真:イベントの様子 |
◇「ASCOJA Conference」に参加=インドネシア
クレアシンガポール事務所は7月7日から8日にかけて、インドネシアのダルマ・プルサダ大学をメイン会場として開催された「ASCOJA Conference」に参加した。ASCOJAは「ASEAN Council of Japan Alumni」の略称で、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国の日本留学経験者の交流を目的に1977年に設立された。 複数の会場で、各国代表が新型コロナウイルス感染症による経済や文化面への影響について講演し、クレアシンガポール事務所もASEANでの取り組みを紹介した。 その後、日本と東南アジア各国との関係も含めて出席者による闊達(かったつ)な議論が行われ、経済や文化などの分野における日本とASEANの連携・協力について理解を深めた。(シンガポール事務所)
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写真:「ASCOJA Conference」の様子
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◇クレアからのお知らせ
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