CLAIR(クレア)一般財団法人自治体国際化協会

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海外事務所フラッシュ

2023年8月23日配信

【クレア海外事務所フラッシュ】◎ウェビナー「中国における食品の現状とトレンド~広東省・深センの現場から」を29日に開催=中国

ウェビナー「中国における食品の現状とトレンド~広東省・深センの現場から」を29日に開催=中国

 クレア北京事務所では、産業政策や観光政策に携わる日本の地方自治体職員を対象に、中国国内の現状を発信して今後の事業展開に役立ててもらうため、ウェビナーを開催している。
 今年度の1回目は8月29日に「中国における食品の現状とトレンド~広東省・深センの現場から~」と題し、中国における食品の販路拡大のポイントについて紹介する。当日は専門家が食品輸出のトレンドや課題について紹介するとともに、深セン市で開催される食品展示会「SIAL深セン」よりライブ中継を行い、中国の"今"をリアルにお届けする。
 8月25日まで参加者を募集しているため、本テーマに関心のある方に広くご参加いただきたい。詳しくはこちらをご覧ください。(北京事務所)

187_BEJ.jpg写真:前回のSIAL食品展示会

◇「地方自治体協会年次会合」で地方行政の動向把握とネットワーク強化=NZ・クライストチャーチ

 7月26日から28日にかけて、「ニュージーランド(NZ)地方自治体協会2023年年次会合」がクライストチャーチで開催された。参加者数は過去最大規模となり、NZ全土から地方自治体の首長や議員、講演者を含む750人以上が参加した。会合では、NZの地方自治体が取り組む幅広い事業が取り上げられ、気候変動に伴う災害や住宅価格の高騰など、現在直面する課題が強調された。
 クレアシドニー事務所は、会合のセッションを聴講し、NZにおける地方行政の動向を把握したほか、ブースを出展し、「海外自治体幹部交流協力セミナー」や、シドニー事務所が今年度末に主催するフォーラムの周知などを行った。ブースでは、来訪者と直近の活動状況や日本の地方自治体との姉妹都市交流の状況について意見交換を行うなど、現地の地方自治体関係者とのネットワークをさらに強固なものにすることができた。(シドニー事務所)

187_SYD.jpeg写真:地方自治体の首長に派遣元(千葉県市原市)の事業について説明するクレアシドニー事務所職員
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写真:来訪者にクレアシドニー事務所の事業や日本の地方自治体についてPRするクレアシドニー事務所職員

「ジョホール盆踊り大会」で日本各地の魅力をPR!=マレーシア

 7月14日から16日にかけて、クレアシンガポール事務所はマレーシア・ジョホール州で開催された「Bon Odori Johor 2023」に参加し、会場内にブースを出展して日本各地のPRを行った。イベントでは、日本から招待された団体や現地の日本人学校の生徒たちが踊りを披露したほか、200を超える出店が日本の夏祭りのように立ち並び、会場は多くの来場者でにぎわった。
 クレアブースでは、折り紙などの魅力の発信や、パンフレットを活用した日本各地のPRを行った。多くの来場者が訪れ、用意したパンフレットは全て無くなるほど好評だった。(シンガポール事務所)

187_SIN.JPG写真:盆踊り大会の様子
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写真:クレアブースでのPRの様子

韓国人インターン生の受け入れ=韓国

 クレアソウル事務所は、ソウルジャパンクラブ(SJC)が実施している在韓日系企業などへの韓国人インターン生の派遣プログラムに参加している。SJCは、ソウル日本人会などが中心となって発足した日系コミュニティーで、親睦交流や社会貢献を目的に活動しており、ソウル事務所は8月1日から1カ月間、2人のインターン生を受け入れている。
 インターン生は、国際交流事業や自治体の海外活動支援での翻訳や情報収集、電話対応などの業務を行いながら、日本企業における業務の進め方や日韓の職場における文化・習慣の違いについて学んでいる。このプログラムを通じて、日本に興味や関心のある韓国の若者が、将来的に日韓の懸け橋として活躍できるようなきっかけになることを願っている。(ソウル事務所)

187_SEL.jpg写真:インターン生に仕事を教えているクレアソウル事務所の職員

日米姉妹都市間の交流事業促進のためサンアントニオ市を訪問=米・テキサス州

 7月19日から20日にかけて、クレアニューヨーク事務所の職員がテキサス州サンアントニオ市を訪問し、熊本市とその姉妹都市であるサンアントニオ市の交流促進に向け、コロナ後の現地状況を把握するとともに、同市関係者と情報交換や意見交換を行った。
 両市は36年前の1987年に姉妹都市を締結。その2年後にサンアントニオ市内に造園された日本庭園「熊本園」は、両市の交流連携のシンボルとなっている。また、この日本庭園の維持管理や高校生の相互交流などにより、両市の交流は日米姉妹都市間交流のモデルとなっている。
 このような交流を維持するためには、顔の見える関係の構築と定期的な意見交換が必要であり、サンアントニオ市関係者はニューヨーク事務所の訪問を歓迎し、評価した。
 サンアントニオ市は、リバーウォークを中心に川辺を活用したまちづくりを進める観光の先進地であるほか、台湾や韓国、インド、中国、メキシコ、スペイン、ナミビア、ドイツなど、世界各都市と積極的に交流を進めている。ニューヨーク事務所としても、今回の訪問でサンアントニオ市と今後の連携を見据えた関係構築を進めることができた。(ニューヨーク事務所)

187_NYC.JPG写真:交換留学先の高校との意見交換の様子
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写真:近日改修予定の日本庭園「熊本園」

◇レジ袋使用量98%以上減少=英・イングランド

 英国の環境・食料・農村地域省は、イングランドにおける主要な小売店でのレジ袋使用量は2014年比で98%以上減少し、小売業者はレジ袋有料化の収益をさまざまな慈善活動に寄付してきたと発表した。英国ではプラスチック廃棄物を削減する取り組みが進められており、イングランドでは2023年10月1日以降、使い捨てのプラスチック皿、トレイ、ボウル、カトラリー、特定の種類のポリスチレン製カップや食品容器などの提供が新たに禁止される。スコットランドでは同様の法律がすでに導入されている。(ロンドン事務所)


フランスの「Manga(漫画)」人気に陰り?=仏

 パリの書店では、日本の漫画が書棚の一角を占める。街を歩けば、洋服に日本のアニメキャラクターがデザインされたTシャツを着る若者に多く出会う。「日本のMangaが大好き」と語るフランス人は珍しくない。フランスは世界でも有数の漫画大国であり、2022年にはフランス書籍産業において漫画部門が売り上げの10%近くを占めるまで成長した。
 しかし、2023年1月から5月までのフランスの漫画の販売数は1620万部、販売額は1億3010万ユーロで、前年同期比でそれぞれ18%、14%減少したという。これまで日仏のポップカルチャーの懸け橋として快進撃を続けてきた漫画だが、引き続きその存在感を示せるのか、今後の動向に注目が集まる。(パリ事務所)


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電話:03-5213-1722 Fax:03-5213-1741
Email:kikaku@clair.or.jp

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