CLAIR(クレア)一般財団法人自治体国際化協会

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海外事務所フラッシュ

2023年9月13日配信

【クレア海外事務所フラッシュ】◎ウェビナー「ポストコロナの日本のものづくり」を15日に開催=仏

ウェビナー「ポストコロナの日本のものづくり」を15日に開催=仏

 クレアパリ事務所は9月15日、日本の伝統的な帆前掛けの企画製造販売を行う有限会社エニシング代表取締役社長の西村和弘氏を迎え、「ポストコロナの日本のものづくり」をテーマにウェビナーを開催する。
 エニシング社は、日本の大手企業や海外の有名美術館などと取引があり、フランスでは欧州最大級のインテリア・デザイン見本市「メゾン・エ・オブジェ」に2020年から毎回出展している。同社の前掛けは、2021年に世界公開された英米合作映画「007ノー・タイム・トゥ・ダイ」で登場人物が着用した。
 今回、海外にも多くの顧客を抱える西村氏が、海外でものを売ることの本質や、自治体が行う企業の海外進出支援のあり方、そして新型コロナウイルスによるパンデミックを乗り越えた世界における日本のものづくりの可能性について説明する。
 日時は、9月15日(金)16:00~17:00(日本時間)で参加費無料。
 参加申し込みはこちら。(パリ事務所)


クイーン・エリザベス・オリンピックパークを訪問=英

 クレアロンドン事務所は、8月17日に職員研修の一環として、ロンドン東部にあるクイーン・エリザベス・オリンピックパークを訪問した。この地域は2012年「ロンドンオリンピック・パラリンピック」の会場として使用された後、新たな住宅地や大学のキャンパスが建設されるなど再開発が進んでいる。
 今回は、競技会場としての役目を終えた後、公共プール施設として多くの人に利用されているロンドン・アクアティクス・センターと、さまざまな企業や大学が集まりイノベーション・コラボレーション創出の場とされているヒア・イーストの2カ所の施設を訪れた。ヒア・イーストは、オリンピックの正式種目として検討されているeスポーツ関連のスペースを設ける予定で、その他に現在改装中のエリアもあることから、さらなるイノベーション創出の場としての発展が期待される。(ロンドン事務所)

188_LON.JPG写真:ロンドン・アクアティクス・センター
188_LON②.JPG写真:ヒア・イースト

◇埼玉県越谷市中学生使節団の歓迎レセプションに参加=豪・キャンベルタウン市

 7月31日、ニューサウスウェールズ州キャンベルタウン市で、埼玉県越谷市中学生使節団15人の訪問を歓迎するレセプションが開催された。
 キャンベルタウン市と越谷市は1984年4月に姉妹都市提携を締結し、使節団や職員の相互派遣事業などを通じて、長きにわたり交流を続けてきた。新型コロナウイルス禍においても中学生使節団派遣事業の代替としてビデオやオンラインによる交流を実施してきた両市だが、対面での訪問は4年ぶりとなった。  
 ジョージ・グレイスキャンベルタウン市長をはじめ現地の人々から温かい歓迎を受けた使節団は、英語で地元を紹介する演劇やソーラン節などを披露し、レセプションを大いに盛り上げた。
 今月後半には、キャンベルタウン市の学生による越谷市訪問が予定されている。来年4月に姉妹都市提携40周年を迎える両市は、コロナ禍を経ても固い絆で結ばれた交流を継続している。(シドニー事務所)

188_SYD.jpg写真:ジョージ・グレイスキャンベルタウン市長と越谷市中学生使節団の記念撮影の様子
188_SYD②.jpg写真:ソーラン節を披露する越谷市の中学生

JETAAの連携会議を開催=シンガポール

 クレアシンガポール事務所は7月23日、JETプログラム参加者による同窓会組織(JETAA)で、各国間の連携強化や情報交換などを目的とした会議を昨年度に続いてハイブリッド形式で開催した。シンガポール、インド、インドネシア、フィリピン、マレーシア、ベトナムから関係者が現地に集い、対面での交流も行われた。会議では、各国での活動状況や運営の課題などについて活発な意見交換が行われ、参加者からは「他国のJETAAの活動内容を聞けて参考になった」「今後の活動に向けて引き続き意見交換を行いたい」など、さらなる活動・連携強化への意欲が示された。(シンガポール事務所)

188_SIN.PNG写真:会議の様子

中国のJETプログラム参加者、日本派遣へ壮行会を開催=北京市

 8月5日、在中国日本大使館で、新たに日本各地の自治体に派遣される中国人JETプログラム参加者15人に対する壮行会が開催された。壮行会に先立って開かれたオリエンテーションでは、クレア北京事務所長が講演し、日本の地方自治体について説明した。壮行会では、貴島善子日本大使館公使、王国平中国外交部参事官から激励の言葉が送られた。参加者は「文献でしか知らない日本を自分の目で確かめるとともに、相互理解を進める役割を担いたい」などと抱負を述べた。(北京事務所)

188_BEJ.jpg写真:写真撮影に応じる中国人JETプログラム参加者

「国際姉妹都市連盟(SCI)年次総会」に参加=米・ノースキャロライナ州ダラム

 7月26日から28日にかけて、「国際姉妹都市連盟(SCI) 年次総会」がノースキャロライナ州ダラムで開催された。SCIは、米国と国際社会の協力関係の構築、強化を目的とした団体であり、140カ国以上の国々の地方自治体などが参加している。
 年次総会では、全米各地の自治体や、その姉妹都市関係にある自治体・交流団体の関係者が国内外から集まり、姉妹都市交流をテーマにした講演やパネルディスカッション、優良事例の表彰などを行った。今回は3年ぶりの現地開催となり、「実践的な経済開発とSCIのコラボレーションの在り方」「休眠中の姉妹都市活動の再活性化」などについて発表が行われ、活発な議論が展開された。また、SCIは今後5年間で、アフリカの500都市と米国内の都市との間で姉妹都市関係を締結するという目標を掲げた。
 クレアニューヨーク事務所は、年次総会に参加してSCIの副会長や事務局長らメンバーと会議や委員会、レセプションを通じて交流し、さらなる関係性強化を図った。(ニューヨーク事務所)

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写真:出席者との記念撮影するクレアニューヨーク事務所職員

今年の秋夕は最大12連休=韓国

 韓国で秋夕(チュソク)は、旧暦8月15日の祖先祭祀(さいし)を起源とする年間を通じて最大の連休で、毎年、旅行や故郷への帰省のピークの時期となる。今年の秋夕は9月28日から始まり、10月9日の「ハングル日」まで、間にある平日3日間を休めば、最大で12連休となるが、旅行先としては、国内では済州島、海外では日本が1番人気という。今年の秋夕は韓国内の物価高の影響もあり、海外で過ごす韓国人が増えている。特に日本は、秋夕期間中の全韓国人旅行客の海外への行き先で7割を占めているとのことで、多くの韓国人がこの時期に日本を訪れることになる。(ソウル事務所)

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写真:旅行客でにぎわう仁川空港

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総務部企画調査課
電話:03-5213-1722 Fax:03-5213-1741
Email:kikaku@clair.or.jp

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