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海外事務所フラッシュ

2024年10月9日配信

【クレア海外事務所フラッシュ】◎日韓交流イベントにブース出展=韓国

◇日韓交流イベントにブース出展=韓国

 クレアソウル事務所は9月22日、ソウル市内で開催された「日韓交流おまつり2024インソウル」にブースを出展し、来場者に向けて日本の自治体のPRを行った。ブースでは、日本各地のパンフレットを取りそろえ、クレアの職員がそれぞれの魅力をアピール。来場者は、両手いっぱいにパンフレットを取ったり、掲載されている市町村への行き方やその土地の名物などを職員に尋ねたりしていた。
 また、ブースでは「ガラポン抽選機」を使った抽選会が行われ、日本酒が当たった来場者は「日本酒は一度も飲んだことなかった。当たってすごくうれしい」と語った。メインステージでは、日本のアーティストによるダンスパフォーマンスや日韓の伝統舞踊、アイドルのコンサートなどが行われ、会場は大いに盛り上がった。
 「日韓交流おまつり」は2005年の日韓国交正常化40周年「日韓友情年」を機に始まり、今年は20回目の開催となった。日韓最大の草の根交流イベントとして、来年以降も開催される予定だ。(ソウル事務所)

212_SEL.jpg写真:ガラポンで日本酒が当選した来場者

◇OECD地域開発フォーラムで先進的取り組み学ぶ=英

 クレアロンドン事務所の職員は9月24日から2日間、スウェーデンのマルメとデンマークのコペンハーゲンで開催された「OECD地域開発フォーラム」に参加した。このフォーラムは、世界中の政策立案者や研究者、ビジネスリーダーらが一堂に会し、持続可能な地域経済の創出について議論するもので、今年度は初めて2カ国にまたがる形で開催された。
 今回のテーマは「橋を架け、明日を形づくる」。開催地のマルメとコペンハーゲンを結ぶオーレスン橋が象徴するように、フォーラムを通じて国境を越えた国際協力の重要性が強調された。クレアの職員は期間中、世界共通の課題に対する各地域の先進的な取り組みを学んだ。
 最終日に行われたパネルディスカッションでは、労働力不足に加え、企業が人材に求める能力や技術と実際に従業員らが持つスキルとの格差(スキルギャップ)に関する議論が展開された。日本からは、独立行政法人労働政策研究・研修機構の藤本真主任研究員が、日本の労働市場の現状と広島県における人材不足への取り組みを説明。その後、ジェン・クリスチャン・ルトキンコペンハーゲン市長(雇用・統合担当)やセダット・アリフ副マルメ市長らパネリストが発言し、人材不足が特に懸念されている気候変動やAI分野で高い技術を持つ人材の確保に向けた取り組みについて討議が行われた。(ロンドン事務所)

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写真:フォーラムの最終日に行われたパネルディスカッション

◇JETAAアメリカ地域会議を開催=米・ミネソタ州セントポール

 JETAA(元JET参加者の会)アメリカ地域会議が9月26日から4日間、ミネソタ州セントポールで開催された。全米19支部の各代表に加え、米、カナダ、ジャマイカ、トリニダード・トバゴの各国代表、在シカゴ日本国総領事館、クレアニューヨーク事務所などから約60人が出席。情報の共有や相互の連携強化を図った。
 会議では、全米日米協会連合会のピーター・ケリー前会長と地元ミネソタ日米協会の齋藤りお専務理事が基調講演を行った。また、出席者の間で関心が高い米国内で課税の優遇を受ける非営利団体に関する規定「501(c)(3)」について講演が行われたほか、5、6人のグループに分かれて、会員の活動参加への戦略や支部体制の強化などについて議論された。(ニューヨーク事務所)

212_NYC.jpg写真:撮影に応じるJETAAアメリカ地域会議の参加者








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