【クレア海外事務所フラッシュ】◎「ジャパンフェスティバル・カナダ」に初参加=カナダ・ミシサガ市
◇「ジャパンフェスティバル・カナダ」に初参加=カナダ・ミシサガ市
クレアニューヨーク事務所は、8月17日から18日までカナダのオンタリオ州ミシサガ市で開催された「ジャパンフェスティバル・カナダ」に初めて出展した。北米全体からの誘客を促進するのが目的で、期間中、出展ブースで各自治体の観光パンフレットを配布するなど、地方の魅力を発信した。 このイベントは、日本とカナダの交流促進を目的として2016年から毎年行われており、例年数万人が訪れ、日本人コミュニティーと地元の人々が相互理解を深める場になっている。 クレアのブースでは、かつて日本で語学指導などをしていたJETAA(元JET参加者の会)トロント支部のメンバーと連携し、ヨーヨー釣りや書道体験などを行った。カナダでは珍しい日本文化を体験できることもあり、親子連れの行列ができるなど来場者に好評だったほか、日本を一度も訪れたことがない人にとっては、日本への旅行を考えるきっかけになる場となった。(ニューヨーク事務所)
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写真:来場者でにぎわうクレアが出展したブース |
◇第15回日韓共同セミナーを開催=韓国
クレアソウル事務所は毎年、韓国地方行政研究院(KRILA)と共同で、日韓の地方の課題などについて議論する日韓共同セミナーを開催している。15回目の今回は「地域競争力の強化および地域活性化」をテーマにソウル市で開催した。 セミナーでは、最初に日韓両国の地方自治体の首長がそれぞれ基調講演を行い、その後、両国の専門家が講師となってテーマに沿って講義した。日本側は、住みよさのランキングで上位となっている鳥取県倉吉市の広田一恭市長が「鳥取県立美術館開館のチャンスを捉えた活気あふれる元気なくらよしの挑戦」と題して基調講演を行った。また、鳥取短期大学の渡辺太教授は「倉吉の民芸とまちづくり」をテーマに、日本の地域社会と密接に関係している「民芸」の代表的な人物や朝鮮半島との関わりを切り口に、倉吉市の芸術文化活動と地域活性化について説明した。 一方、韓国側は、首都圏への一極集中と地方の危機の現状を踏まえ、非首都圏の地域活性化のための新制度を紹介。地域開発事業で自治体の抱える課題と解決のための官民協力の推進について解説した。その後、行われた総合討論では、両国の取り組みに関して活発な意見交換が行われた。 セミナーの詳細はこちら。
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写真:撮影に応じる日韓共同セミナーの登壇者
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◇「英国多文化コミュニティ政策交流プログラム」を通じた学び=英
クレアロンドン事務所は7月に、地方自治体職員らを対象とした「英国多文化コミュニティ政策交流プログラム」を開催した。歴史的に移民を多く受け入れてきた英国で施策を展開する行政機関や民間団体などを視察することで、先進的な多文化共生の取り組みを学ぶのが目的。 同月末、英西部サウスポートで少女3人が死亡し、10人が負傷する殺傷事件が発生。その後、SNS上で「犯人が違法に入国したイスラム教徒の難民だ」という偽情報が拡散し、移民の排斥を訴える暴動が英国内で相次いだ。プログラムで社会統合に関する国や地方自治体、学校などの幅広い取り組みを視察したが、視察先の一つであるNGO団体の職員が参加者に「先入観を捨ててコミュニケーションを図ること、個としての相手を知ることが大切」と訴えていたのが印象的だった。(ロンドン事務所)
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