【クレア海外事務所フラッシュ】◎日本人捕虜集団脱走事件80周年の慰霊行事出席=豪・カウラ
◇日本人捕虜集団脱走事件80周年の慰霊行事出席=豪・カウラ
クレアシドニー事務所は8月4日から5日まで、ニューサウスウェールズ州(NSW州)カウラ市で開催されたカウラ・ブレイクアウト(日本人捕虜集団脱走事件)80周年の慰霊行事に参加した。第2次世界大戦当時、連合軍による捕虜収容所が置かれたカウラ市で、1944年8月5日未明に日本人捕虜の集団脱走事件が発生し、オーストラリア人の収容所衛兵4人を含む235人が犠牲となった。 戦後長きにわたって、カウラ市を中心に日本との和解や日豪の戦争犠牲者の慰霊の取り組みが行われてきたことから、カウラ市は戦後の日豪和解を象徴する地と呼ばれている。一連の行事には、服部誠太郎福岡県知事や香原勝司同県議会議長、小田基史新潟県上越市副市長ら自治体関係者が出席したほか、奈良・西大寺の辻村泰範執事長を団長とする訪問団や宮城県白石市の中学生、東京の成蹊高校の生徒の姿も見られた。 クレアシドニー事務所の職員は、80周年の節目となる今回の行事を通じて、若い世代を含めた日豪間の草の根交流が継続するよう、自治体間の活動を積極的に支援していく決意を新たにしていた。(シドニー事務所)
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写真:日本人戦争墓地で行われた日本人捕虜集団脱走事件の慰霊行事
写真:集団脱走が発生した時刻に合わせて開催された追悼行事の様子 |
◇盆踊りフェスティバルで日本の自治体をPR=マレーシア・ジョホールバル
7月19日から21日まで、マレーシアのジョホールバルで「盆踊りジョホールバル2024」が開催された。クレアシンガポール事務所はブースを出展し、日本の観光パンフレットや折り鶴などを配布した。ブースを訪れた来場者からは「温泉を満喫できる地方へ行ってみたい」「本州でスノーアクティビティを体験できるエリアを教えてほしい」といった声が寄せられた。 盆踊り会場では、和太鼓演奏や現地の子どもたちによるYOSAKOIソーラン節が披露され、行き交う人々も足を止めてパフォーマンスを楽しんでいた。また、日本食やアニメに関するブースなど200店舗以上が設けられたほか、マグロ解体ショーや餅つき大会なども行われ、多くの来場者でにぎわった。(シンガポール事務所)
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写真:ブースで観光PRをする職員
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◇北京屈指のアートスポット「798芸術区」
北京市にある「798芸術区」は、文化クリエーティブ産業が集まる同市随一の芸術エリア。2002年ごろ、市の東北部にあった廃工場地域に芸術家がアトリエや展示室を設けたことにより、芸術の街が形作られた。地区名の「798」は敷地内にあった工場の番号が由来となっている。総面積約60万平方メートル、東京ドーム約13個分の敷地には、工場の建物を利用したアトリエや美術館、劇場、雑貨屋、デザインオフィス、カフェ、バーなどが軒を連ね、連日多くの人でにぎわっている。 日本でも川崎市の工場群は人気の観光スポットだが、798芸術区は、例えるならば、その中に東京・上野にある美術館群を持ってきたイメージだ。ただ、上野の美術館群とは異なり、798芸術区はポップカルチャーなどの現代アートを中心とする若手アーティストの作品が多く展示されている。 無料で入れるアトリエも多くあり、美術館は時期ごとに展示内容が変わるため、訪れるたびに違うアートに出会える。かつての廃工場群は、現代アートと融合し、今では北京の人気観光スポットに姿を変えている。(北京事務所)
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写真:798芸術区の一角 左の建物はカフェ
写真:いたるところにあるアート作品
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◇新JET参加者の壮行会を開催=パリ 8月から日本の自治体で国際交流員(CIR)として勤務する新規フランスJET(語学指導等を行う外国青年招致事業)参加者の6人が決まり、出発に先立ち、クレアパリ事務所は7月10日に在仏日本大使公邸で開催された壮行会に出席した。 数十人の応募者の中から選ばれた6人は、それぞれ京都府、岐阜県、福井県、山形県鶴岡市、松江市、岡山県瀬戸内市で勤務する。うち3人は英語CIRとして活動する予定。近年は応募者が優秀で、高い言語能力を生かして、フランス語を使った仕事に限らず活躍することが期待されている。 壮行会では、来賓からの激励のあいさつや記念撮影などが行われた。その後、立食パーティーが開かれ、新規JET参加者は、日仏の団体代表やJETAA(元JET参加者の会)のメンバーと歓談するなど、交流を図っていた。(パリ事務所)
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写真:大使らと談笑するJET参加者たち
写真:記念写真 |
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