◇「天皇誕生日祝賀レセプション」でブースを出展＝仏・リヨン市

　２月１３日、フランスのリヨン市で、在リヨン領事事務所が主催して「天皇誕生日祝賀レセプション」が開催された。同事務所は毎年、天皇誕生日やその前後に各界ハイレベルの関係者を招いてこのレセプションを開催している。クレアパリ事務所は会場内にブースを設置し、パンフレットやノベルティなどを展示・配布して、日本の地方自治体のＰＲを行った。
　ブースには日本に関心のある人が多く訪れ、各地方自治体のパンフレットや日本地図を広げつつ、地名を指さしながら、そこで体験したアクティビティやおいしかった食べ物、これから訪れたい場所などについて話していた。また、ノベルティとして用意した広島県産のしゃもじや奈良県産の水彩画の筆などは参加者の目に新鮮に映ったようで、その使い方や筆で描いた鮮やかな色彩に興味を示していた。このほか、岡山県高梁市と教育交流協定を締結しているリヨン市のアンペール高校の関係者がブースを訪れ、高梁市やクレアパリ事務所との協力関係を改めて確認した。（パリ事務所）

◇食品見本市「ジャパンセレクション」初開催＝タイ・バンコク

　１月１８日から２０日まで、タイのバンコクにあるクイーン・シリキット国際会議場で、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）最大規模の企業間取引（ＢｔｏＢ）向け展示会「ジャパンセレクション２０２４～フードスタイル～」が初めて開催された。
　この展示会は、海外で開催される見本市などに参加する出展者から「オールジャパンによるＰＲ」を求める声が上がっていることから企画された。日本の地方自治体や民間企業など５０団体が出展し、３日間で計３０４５人、３６４社のバイヤーや卸売企業が来場した。
　会場では、商材に精通した通訳者による言語サポートや購入前に試食できるサービスなど、商談が成立しやすい環境への工夫が随所に見られた。主催者は「今後も継続的な開催により、出展者や来場者を増やし、日本の技術や文化の海外発信、販路開拓のさらなる促進を図りたい」と話していた。（シンガポール事務所）

写真：会場の様子

◇「豪州多文化主義政策交流プログラム」を開催＝豪・ニューサウスウェールズ州

　１１月２７日から１２月２日まで、クレアシドニー事務所はニューサウスウェールズ州（ＮＳＷ州）のシドニー都市圏で「豪州多文化主義政策交流プログラム」を開催した。このプログラムは、日本の地方自治体職員や地域国際化協会職員などがオーストラリア（豪州）の多文化主義政策や先進的な取り組みを実地で学び、政策の企画立案などに生かすことを目的としている。
　今回、日本各地から１３人が参加し、ＮＳＷ州多文化省やカンバーランド市などの行政機関、現地の公立小学校、ＮＰОなど合計九つの機関を訪問した。人口の半分以上が海外生まれで、自宅で英語以外の言語を話す人の割合が６５％に上るカンバーランド市の職員による説明や、現地に住んでいても普段は見ることができない公立小学校の授業風景に対する参加者の反響は大きかった。本プログラムに関する報告書はこちら。 （シドニー事務所）

◇「天皇誕生日祝賀レセプション」で宮崎市をＰＲ=中国・山東省青島市

　３月７日、中国の山東省青島（チンタオ）市のホテルで在青島総領事館主催の「天皇誕生日祝賀レセプション」が開催された。クレア北京事務所は、宮崎市からの海外活動支援依頼を受け、同市のパンフレットやシールなどのノベルティを配布してブースの出展を支援した。
　宮崎市に「青島」という青島市と同じ漢字の観光地があることや、市政１００周年を記念して作られたキャラクター「みやねこ」に参加者が興味を持ち、これらをきっかけに宮崎市について質問する姿が多く見られた。
　このレセプションは、例年天皇誕生日前後に中国国内各地で開催され、自治体の観光ＰＲをする貴重な場となっている。（北京事務所）

◇クレアからのお知らせ