CLAIR(クレア)一般財団法人自治体国際化協会

サイト内検索

文字サイズの
変更

色の変更

海外事務所フラッシュ

2024年5月22日配信

【クレア海外事務所フラッシュ】「ジャパンパレード&ジャパンストリートフェア」で日本の観光PR=米・ニューヨーク

◇「ジャパンパレード&ジャパンストリートフェア」で日本の観光PR=米・ニューヨーク

 5月11日にニューヨーク・マンハッタンのセントラルパーク西側の公道で「第3回ジャパンパレード&ジャパンストリートフェア」が開催された。今年は日米観光交流年に当たり、クレアニューヨーク事務所は、日本政府観光局(JNTO)と協力して日本の観光PRを積極的に展開した。今年1月にニューヨーク・タイムズ紙の「2024年に行くべき52カ所」で3番目に紹介された山口市もパレードに参加するとともに観光PRブースを出展。特製はちまきを配布するなど、会場を盛り上げた。(ニューヨーク事務所)

203_NYC1.jpg写真:第3回ジャパンパレードの様子
203_NYC2.jpg
写真:ブースで特製はちまきを配布する関係者

◇「労働節」連休、旅行客でにぎわう観光地=中国

 中国版ゴールデンウイークである「労働節」の連休では、多くの人が旅行に出掛け、各地の観光地はにぎわいを見せた。中国では、祝日の前後を休みにして大型連休とすることで、国内の旅行や飲食業などの需要喚起を図っており、今年は5月1日から5日までの5連休となった。
 期間中、高速道路は無料になっており、観光地に向かう車で大渋滞が発生した。天津市では、市内の観光地にたくさんの屋台が立ち並び、公園ではイベントが開催されていた。家族での旅行や、友人との食事を楽しむ姿が多く見られた。
 中国政府の発表によると、労働節連休期間の国内旅行者数は前年同期比7.6パーセント増の延べ2億9500万人、旅行消費額は12.7パーセント増の1668億9000万元(約3兆5000億円。1元=21円)となり、まさに「民族大移動」の労働節となった。(北京事務所)

203_BEJ.jpg写真:旅行客でにぎわう天津市内

◇「サクラフェスティバル」で日本各地の魅力・文化を発信=デンマーク・コペンハーゲン

 4月20日から2日間、デンマークのコペンハーゲンで日本各地の魅力や文化を発信するイベント「サクラフェスティバル」が開催され、クレアロンドン事務所はブースを出展した。
 ブースでは、日本の各自治体のパンフレットを配布したほか、来場者が実演を見たり、体験したりできるコーナーを設置。1日目には担当者が筆を使って来場者の名前をひらがなとカタカナで書く書道を行い、2日目は参加者に折り紙を体験してもらった。折り紙は、初心者にもやさしいチューリップや、定番の鶴などの折り方を紹介した。
 パンフレットは、イベント期間中に約700部用意していたものの、2日間とも午後2時すぎには無くなってしまうほどの人気ぶりだった。また、書道と折り紙のコーナーには老若男女問わず多くの人が訪れ、特に書道は終始行列ができるほど好評だった。(ロンドン事務所)

203_LON.jpg写真:書道コーナーの様子

◇欧州最大規模のスタートアップイベント「ビバテクノロジー2024」開幕へ=仏・パリ

 パリで5月22日から25日まで、世界中の有力な先進企業などが集まる「ビバテクノロジー2024」が開催される。8回目となる今回は、日本がカントリー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたこともあり、有力スタートアップ企業やオープンイノベーションを志向する大企業が多く参加する。
 昨年、このイベントには174カ国から15万人が来場し、2800の企業が出展した。日本企業が海外の投資家やさまざまな企業とのコミュニケーションを深め、自社サービスの海外展開に向けた足掛かりを築くことが期待される。
 また、最終日の25日は、10歳以下の子供向けに無料チケットが用意される。さらに、スタートアップ企業でのインターンを希望する学生向けの説明会も同日に開催され、より多くの人がスタートアップ企業との接点を持てるよう工夫されている。(パリ事務所)


◇善隣友好の象徴「2024朝鮮通信使祭り」に参加=韓国

 5月3日から5日に韓国釜山市内で、朝鮮通信使の歴史体験などを通じて、今後の日韓の自治体間交流に役立てていくことを目的とする「2024朝鮮通信使祭り」が開催された。
 朝鮮通信使とは、室町時代から江戸時代にかけて朝鮮王朝が日本に派遣した総勢400人から500人に上る外交使節の通称。この朝鮮通信使を通じた交流は、日本と朝鮮の両国間の平和構築に大きく貢献した出来事として、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」に登録され、多くの研究者から注目されている。
 クレアソウル事務所の職員も祭りに招待され、長崎県、静岡市、岡山県瀬戸内市、山口県下関市、長崎県対馬市と壱岐市など、朝鮮通信使にゆかりのある自治体の関係者とともに、釜山国立国学院で開催された特別公演の観覧や、再現された朝鮮通信使の船に乗って釜山港周辺の航行を体験した。
 また、目玉である朝鮮通信使の再現パレードも視察。当時の衣装を身にまとった釜山市民や対馬市民から成る500人規模の行列が、楽器の演奏やダンスパフォーマンスで市街地一帯をにぎわせていた。(ソウル事務所)

203_SEL.jpg写真:再現された朝鮮通信使のパレード

◇インターンシップでスタートアップ支援を学ぶ=豪・ニューサウスウェールズ州

 クレアシドニー事務所は3月14日と19日の2日間、研修の一環として職員をニューサウスウェールズ州政府のスタートアップ支援担当部署に派遣し、インターンシップを実施した。
 派遣された職員は、同州政府のスタートアップ支援について説明を受けるとともに、同州政府が整備した11フロア、1800デスク、1万7000平方メートルの敷地を有するスタートアップ向けコミュニティーハブ施設を視察した。
 オーストラリアの地方部や海外に拠点を持つスタートアップ向けに無料開放されているワーキングスペースや、同州政府が選定した三つの企業がメンター兼インキュベーターとして常駐し、施設に入居するスタートアップに対し伴走型支援を行う様子を見学。ハード面、ソフト面からの支援状況について理解を深めた。(シドニー事務所)

203_SYD.jpg写真:ニューサウスウェールズ州政府のスタートアップ支援担当者らとクレアシドニー事務所職員

◇アジア最大規模の飲食料品見本市で北陸産品をPR=シンガポール

 アジア最大規模の飲食料品見本市「FHAフード&ビバレッジ」が、4月23日から26日まで国際展示場「シンガポール・エキスポ」で開催された。この中で、日本貿易振興機構(JETRO)と在シンガポール大使館は、能登半島地震の復興支援として北陸の産品をプロモーションするブースを設置し、日本酒や加工食品などをPRした。
 この展示会は毎年4月に行われており、アジアでビジネス拡大を目指す企業が、最新の食品技術やトレンドを学び、多くの事業者と関係を構築することができる絶好の機会となっている。主催者によると、今回は世界約50カ国と地域から約1500社・団体が出展し、4日間で6万を超える人が訪れた。
 北陸産品の展示ブースのほか、日本からは和牛や抹茶、乳製品など食品に関係する企業20社が出展。各ブースで試食や料理の実演が行われ、多くの来場者でにぎわった。特に日本酒の試飲やソフトクリームの試食にはたくさんの人が集まり、好評だった。 (シンガポール事務所)

203_SIN.JPG
写真:会場に設置された北陸産品の展示ブース

◇クレアからのお知らせ


バックナンバーはこちら

このページに関するお問い合せ先

総務部企画調査課
電話:03-5213-1722 Fax:03-5213-1741
Email:kikaku@clair.or.jp

ページの先頭へ