【クレア海外事務所フラッシュ】◎アンテナショップ「GOÉN」がグランドオープン=仏・パリ
◇アンテナショップ「GOÉN」がグランドオープン=仏・パリ
日本の新しいアンテナショップ「GOÉN(ごえん)」が5月11日、パリでオープンした。一般社団法人長野欧州貿易支援機構(長野県佐久市)が運営しており、佐久市の栁田清二市長ら日本の自治体関係者がオープニングセレモニーに出席、地元の関係者とともに開店を祝った。 「GOÉN」は、日本全国のえりすぐりの銘品を展示・販売するとともに、長期的な視点で現地の消費動向などのリサーチや、商品のプロモーションをしている。店内のスペースで地域の産品を委託販売できるため、日本の地域企業などが海外で販売する際の足掛かりになるほか、多くの観光客の集まるパリで受け入れられるように商品の改良を重ねるなど、「世界基準」に磨き上げることができるのが特長だ。 「GOÉN」という店舗名には「人と人を結び、つなぐ」という意味が込められており、日本の食文化や伝統工芸品などをフランスにつなぐ場所となることが期待されている。(パリ事務所)
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写真:オープニングセレモニーの様子
写真:GOÉNの外観 |
◇JETプログラム支援行事に参加=豪・ブリスベン、NZ・クライストチャーチ
クレアシドニー事務所は、6月7日にオーストラリアのブリスベンとニュージーランド(NZ)のクライストチャーチで開催された語学指導等を行う外国青年招致事業(JETプログラム)の出発前オリエンテーションに、職員をそれぞれ派遣した。 シドニー事務所が担当する豪州とNZでは例年6月から8月、日本への渡航を控えたJET参加者を対象に各在外公館がオリエンテーションを開催している。シドニー事務所の職員はそれぞれの説明会で、クレア東京本部や自治体が提供するサポートや日本での生活に関するアドバイスを期待と不安が入り交じる様子のJET参加者に伝えた。 JETプログラムが始まった1987年から2023年まで、豪州からは約4900人、NZから約3500人が参加している。また、両国はJETプログラムにスタート時から参加する4カ国に入っており、このプログラムの発展に大きく貢献している。(シドニー事務所)
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写真:ブリスベンで参加者に説明をするクレアシドニー事務所職員
写真:クライストチャーチで参加者に説明をするクレアシドニー事務所職員
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◇中華×現代の融合「新中式」ファッションが若者に人気=中国
中国では、若者を中心に漢民族の伝統的衣装である「漢服」がブームとなっているほか、ここ数年、新たに「新中式」と呼ばれるファッションが注目を集めている。 新中式とは、現代と伝統文化を掛け合わせたデザインの総称で、その様式はファッションだけでなくインテリアなどさまざまな分野に広がっている。ファッションにおいては、普段着に中国の伝統的な衣装やスタイルを取り入れた服装のことを指している。 日本では普段着で和服を着ている人はごく少数だが、中国版インスタグラムと呼ばれる小紅書(通称「RED」)では「職場に着ていける新中式ファッション」と題し、現代の服装にアレンジされた漢服ファッションが多く投稿されている。日常的に漢服を着るのは難しいと考えている若年層も「新中式」ならば取り入れることができると考えているようだ。(北京事務所)
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写真:「新中式」の一例。漢民族の伝統的な馬面スカート(左)とチャイナドレス風のワンピース(右) |
◇シンガポール最大級の日本酒PRイベント「Sake Matsuri」を開催
5月10日から12日までシンガポールのF1ピットビルディングで「SakeMatsuri」が開催された。会場には卸売業者や飲食店、小売店の関係者のほか一般客を合わせて約3000人が来場。グラスを片手にブースを回り、気になる日本酒を試飲したり、気に入った銘柄を購入したりしていた。 出展者は、日本酒や焼酎、果実酒を販売する卸売業者などが中心だが、おちょこやとっくりといった酒器を扱う企業も出展しており、関係者は「酒だけでなく酒器を通して日本の魅力を発信し、日本の伝統工芸品を守りたい」と話していた。酒をつぐと鳥の鳴き声のような音が出る美濃焼の「鳴き徳利」は初日で完売するほど大人気だった。 クレアシンガポール事務所は、観光PRブースを出展して自治体のパンフレットを配布した。これまでに何度か日本を訪れたことがある人からは「これまで行ったことのない地域のパンフレットが欲しい」「来月行く酒蔵巡りの参考情報が欲しい」といった要望が寄せられた。(シンガポール事務所)
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写真:ブースで観光PRをする職員 |
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◇クレアからのお知らせ
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