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海外事務所フラッシュ

2025年4月23日配信

【クレア海外事務所フラッシュ】◎最新技術の公共交通視察で東京都職員をサポート=中国広東省広州市・深セン市

最新技術の公共交通視察で東京都職員をサポート=中国広東省広州市・深セン

 東京都の職員が2月9日から3日間、自動運転など最新技術を活用した公共交通を視察するため、中国広東省広州市、深セン市を訪問した。クレア北京事務所は、活動支援の依頼を受けて職員を現地に派遣し、アテンドなどのサポートを行った。
 広州市と深セン市は、市内にある自動車やIT関連の企業などと連携しながら公共交通に関する新たな取り組みを推進している。広州市では、市内八つの区で自動運転のテスト道路が設定されており、ポニーAIなどの企業が開発した自動運転タクシーが走行している。
 一方、深セン市では自動運転タクシーに加え、市郊外の前海地区で自動運転による路線バスも運行している。さらに同市は高度1000メートル以下の空域を利用したビジネス活動「低空経済」を導入し、無人の電動垂直離着陸機(eVTOL)の都市交通への応用などを推進している。(北京事務所)

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写真:セン市の自動運転路線バス

企画展「『伝統と先端と』~日本の地方の底力~」への出展自治体を募集中!=

 クレアパリ事務所は、フランスで毎年開催している企画展「『伝統と先端と』~日本の地方の底力~」に出展を希望する自治体を募集している企画展は、今年秋にパリフランスの地方都市でそれぞれ開催する方向で調整している。会場では「衣・食・住」をテーマに日本の伝統工芸品などを展示・販売するとともに、伝統産業の職人らによる企画イベントも予定しており、これらを通じて日本各地の伝統文化を発信する。自治体にとっても出展によって、フランスをはじめとする欧州へ地域の魅力を発信し、テストマーケティングを行う絶好の機会となる。締め切りは5月20日(火)。詳しくはこちら。(パリ事務所)

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写真:2024年度企画展「『伝統と先端と』~日本の地方の底力~」の様子(パリ会場)

兵庫県内の企業とホーチミンの大学生でオンラインイベント開催=ベトナム

 兵庫県は、県内企業11社とホーチミン市校工科大学をオンラインでつなぎ、県内企業の魅力を紹介するイベントを開催した。ベトナムの大学生らと県内企業とのマッチングを図るのが狙いで、2025年度に現地で開催予定のジョブフェアに向けたプレイベントと位置付けられている。
 ホーチミン市校工科大学は、ベトナム南部にある工学系では国内最高峰の大学で、一部の学科専攻に日本語コースも設置している。イベントには、オンラインで27人、会場では58人の学生が参加。企業側と学生との意見交換では、学生から県内企業の技術や強みや福利厚生などについて多くの質問が寄せられた。(シンガポール事務所)

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写真:オンラインで意見交換する兵庫県内の企業担当者とベトナムの大学生

「クレアフォーラム2024/2025」を開催=豪

 クレアシドニー事務所は3月10日、シドニー工科大学で「クレアフォーラム2024/2025」を開催した。このフォーラムは、日本、オーストラリア、ニュージーランドの地方自治体が直面する政策課題などをテーマに毎年開催されており、各国の地方自治体関係者それぞれの取り組み事例を紹介し、意見交換を行っている。
 30回目を迎えた今回は「ごみ削減とサーキュラーエコノミー(循環経済)」をテーマに、東京都やシドニー市、青森県黒石市、豪州ペンリス市の関係者が、それぞれの取り組みなどを紹介。質疑応答では、資源の有効活用や持続可能な社会の実現に向け、活発な議論が行われた。今回のフォーラムを通じて、廃棄物の発生を抑えたり、リサイクルを促進したりするためには、地方自治体や民間企業、地域コミュニティーの連携が不可欠との認識が共有された。(シドニー事務所)

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写真:クレアシドニー事務所職員の発表







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総務部企画調査課
電話:03-5213-1722 Fax:03-5213-1741
Email:kikaku@clair.or.jp

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