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海外事務所フラッシュ

2025年1月22日配信

【クレア海外事務所フラッシュ】韓国人インフルエンサーがユーチューブで日本の地域PR=韓国

◇韓国人インフルエンサーがユーチューブで日本の地域PR=韓国

 クレアソウル事務所は、地域の認知度向上やインバウンド促進のため、韓国人インフルエンサーが日本各地を訪れ、その土地の魅力を発信する事業を行っている。2024年度は栃木県、福井県、岡山県の3県を訪れ、観光スポットや名産品などを取材した。
 第1弾となる栃木県では、韓国人ユーチューバーの「セヨンちゃん Sennim」が宇都宮市、足利市、栃木市、佐野市、日光市を訪問。日光東照宮やあしかがフラワーパーク、若山農場など、栃木県の観光スポットを巡った。「宇都宮餃子」「佐野らーめん」「とちぎ和牛」といったグルメのほか、日光彫といった特産品なども取材した。
 ユーチューブの動画は現在、第1弾が公開中で、動画や取材先の詳細はクレアソウル事務所のホームページで閲覧できる(詳細はこちら)。第2弾と第3弾の動画も24年度内に公開する予定。(ソウル事務所)

218_SEL.jpg写真:日光彫体験の動画を撮影する韓国人ユーチューバー

◇日本の地域の魅力発信事業、第1回ウェビナーを開催=英国

 クレアロンドン事務所は11月21日、「日本の歴史、伝統、祭り」をテーマにしたウェビナーを開催した。日本の地域の魅力発信を目的とした今年度の新規事業で、日本各地の隠れた魅力を、その地域で活躍するJETプログラム(語学指導等を行う外国青年招致事業)参加者がオンラインで紹介する。
 第1回の今回は、英国の旅行業者らが参加。滋賀県、千葉県香取市、島根県浜田市のJET参加者が、それぞれの地域の伝統や祭りについて説明した。質疑応答では、交通や宿泊施設についての質問や、気候変動に対する取り組みであるネットゼロに関する質問が寄せられ、ウェビナーの参加者は各地域への理解を深めていた。(ロンドン事務所)

218_LON.png写真:ウェビナーの様子

◇豪州多文化主義政策交流プログラム開催=豪・ビクトリア州メルボルン都市圏

 クレアシドニー事務所は11月25日から6日間、日本の自治体職員や地域国際化協会職員などを対象に「豪州多文化主義政策交流プログラム」を開催した。オーストラリアの多文化主義政策に基づく先進的な取り組みを実地で学び、日本の自治体などでの多文化共生施策の企画立案などに役立ててもらうことを目的としている。メルボルン都市圏での開催は今回が4回目で、過去最多となる17人が参加した。
 参加者は、ビクトリア州多文化省やモナシュ市などの行政機関、NPОなど合計九つの機関を訪問し、教育、コミュニティー支援、福祉・医療、雇用・就労支援、防災といった多岐にわたる分野の取り組みについて学んだ。参加者の多くが、多文化共生や外国人住民支援に関する業務に携わっていることから、講義後の質疑応答では、具体的なサービス内容や他機関との連携、コミュニティーとの関わり方などについて、活発なやりとりが行われた。(シドニー事務所)

218_SYD2.JPG写真:訪問先で質問する参加者
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写真:コミュニティールームを見学する様子

◇CSGで「日米観光交流年」をPR=米・ニューオーリンズ市

 全米州政府協議会(CSG) 年次総会が12月4日から7日までルイジアナ州ニューオーリンズで開催された。CSGは、米国の州や属領などの三権(立法・司法・行政)に関わる公選職などを支援するための団体で、年次総会には各州議会議員や立法に携わる弁護士など600人超が参加した。クレアニューヨーク事務所は、日本政府観光局(JNTO)ニューヨーク事務所と共同で会場内にブースを出展し、両国が相互交流を進める「日米観光交流年2024」のPRを行った。
 年次総会で、今年は人工知能(AI)に関するセッションも多く行われた。特にAIを活用した偽の画像・動画「ディープフェイク」対策をはじめとするAI規制やその法整備に関するセッションは、参加者の関心が高く、立ち見が出るほどだった。(ニューヨーク事務所)

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写真:ブースで「日米観光交流年」をPRするニューヨーク事務所の職員

◇日本観光展で日本の自治体をPR=カンボジア・プノンペン

 12月7日から2日間、カンボジアのプノンペンで、在カンボジア日本大使館と日本政府観光局(JNTO)の共催で「日本観光展2024」が開催された。クレアシンガポール事務所はブースを出展し、観光パンフレットの配布を行うなど日本の自治体のPRを行った。
 ブースを訪れた来場者からは、「近いうちに日本に行ってみたい」「アニメを通じて日本ファンになり、日本語も勉強しているので旅行してみたい」といった声が寄せられた。会場では、浴衣の着付け体験コーナーが設けられたほか、和太鼓パフォーマンスも披露されるなど、日本文化を楽しむ多くの来場者でにぎわった。(シンガポール事務所)

218_SIN.jpg写真:ブースで観光PRをするクレアシンガポール職員

◇在中国日本大使館で四国の魅力体験イベントを開催=中国・北京

 在中国日本大使館で12月21日に「四国の魅力体験イベント」が開催された。クレア北京事務所は、香川県から活動支援の依頼を受け、職員が現地で会場設営・イベント運営補助などを行った。
 イベントには、北京市を中心に約120人が来場。香川県をはじめとする四国各地の魅力を伝えるブースが設置されたほか、ステージでは、各県のアクセス情報や観光地が紹介された。
 特に各県の郷土料理の試食コーナーに対して参加者の関心が高く、各ブースに行列ができる人気ぶり。中でも香川県のうどんは好評で、試食をした参加者から「食感が良く、実際に香川県でも食べてみたい」という感想が寄せられた。(北京事務所)

218_BEJ.jpeg写真:会場の様子

◇ユネスコ無形文化遺産登録を契機に日本のお酒をアピールへ=フランス

 日本の「伝統的酒造り」が2024年12月、ユネスコ無形文化遺産に登録決定されたことを受けて、フランスで日本酒や焼酎、泡盛などの魅力をアピールする絶好の機会になるとの見方が出ている。ワインの生産で知られるフランスでは、ワイン向けのブドウ畑を取り巻く気候や土壌、地形などの自然環境による個性を示す「テロワール」という概念があり、日本の「伝統的酒造り」も地域の気候や風土、文化が密接に関わるなど共通点があるためだ。また、フランスで地理的表示(GI)が重視されていることも、フランスでの日本のお酒の普及に向けて追い風となっている。
 フランスでは毎年、日本のお酒を評価するコンクール「Kura Master審査会」が開催されている。ここでは、フランスのソムリエや飲食店関係者らがフランスの料理との相性「マリアージュ」を重視して日本のお酒を評価しており、こうした機会を利用して各方面にアピールすることが求められる。(パリ事務所)



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電話:03-5213-1722 Fax:03-5213-1741
Email:kikaku@clair.or.jp

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