◇ブルックリンに食の「ジャパン・ビレッジ」オープン
＝米ニューヨーク市

　１１月２４日、米ニューヨーク市ブルックリンにある注目の巨大複合施設「インダストリー・シティ」内に「ジャパン・ビレッジ」がオープンした。これは、北米最大規模の日本食をテーマとしたフードホールで、ビレッジ内にはスーパーマーケットのほかに弁当、お好み焼き、ラーメン、たこ焼き、自家製豆腐などの販売コーナーがある。日本食目当てに、平日はインダストリー・シティ内で働くデザイナーやベンチャー企業家、アーティストなど多くのビジネスワーカーが来店し、週末は家族連れで大変にぎわっている。また、ビレッジにはイベントスペースが複数あり、自治体による食品のテスト販売や工芸品のマーケティング、観光プロモーションなどさまざまな活用が期待される。（ニューヨーク事務所）

◇ロンドン大学シティ校で都知事が講演

　１０月３１日、東京都・小池百合子知事が英ロンドン大学シティ校で「東京・ロンドンのパートナーシップ：共に成長を目指して」と題して講演を行った。これは、今年７月に同校と首都大学東京が研究・教育の連携に関する覚書を結んだことを記念するもの。小池知事は、自身のキャリア形成や、日英の交流の歴史、伝統と革新が共存する東京の価値観などに触れつつ、国際金融都市構想や２０２０年東京五輪・パラリンピック大会などの都の主要施策について、未来のあるべき姿とその実現に向けた意気込みを語った。女性活躍の推進に関する学生の問いに対し、熱い思いを伝える場面もあった。（ロンドン事務所）

◇日本広東経済促進会年次会、広州市で開催

　１１月２６日、中国広東省広州市で「日本広東経済促進会第１７回年次会」が開催された。この会議は、地方や企業の対話を通じて双方向の経済交流を促進することを目的に、友好都市である兵庫県と広東省が毎年共同で開催してきたものである。当日は、日本側会長（共同議長）である兵庫県・井戸敏三知事のほか、日中から約１２０人の企業、政府関係者が参加し、広東省・珠江デルタ地域の最新の経済状況の理解を深めるとともに、新たな企業投資、提携の可能性について、活発な意見交換を行った。（北京事務所）

◇豪州でキャンドルフェス、奈良市関係者参加
＝キャンベラと姉妹都市提携２５周年

　１０月２７日、オーストラリアキャンベラ市のキャンベラ奈良平和公園で「キャンベラ・奈良キャンドルフェスティバル」が開催された。奈良市とキャンベラ市は今年、姉妹都市提携２５周年を迎え、当日は奈良市関係者が同フェスティバルに参加した。クレアシドニーは同フェスティバル会場で地酒のＰＲを行う奈良市の活動を支援したほか、在豪日本国大使館のブースの一角で観光パンフレット配布などを通じて日本の地方自治体の観光情報の発信を行った。多くの来場者から日本への旅行経験やこれからの訪日旅行の予定の話が聞かれ、関心の高さが感じられた。（シドニー事務所）

◇アジア最大級ポップカルチャーイベントで訪日ＰＲ！

　クレアシンガポール事務所は１１月３０日から１２月２日、一般社団法人アニメツーリズム協会と共同で、東南アジアのアニメ好きな若者を新たなターゲットにして、ポップカルチャーイベント「Ｃ３ＡＦＡ　Ｓｉｎｇａｐｏｒｅ」に訪日ＰＲブースを出展した。兵庫県、北九州市、長野県上田市もブースに参加し、各地域ゆかりのコンテンツを活用した魅力発信を行った。アニメなどを通して日本に興味を持つ来場者も多く、ブースは大いに盛り上がった。（シンガポール事務所）

◇日本好きは日本を目指す！＝クレアパリ、リヨンのジャパンタッチに出展

　１１月１７日と１８日、仏リヨンで開催された日本のポップカルチャー見本市「第２０回ジャパンタッチ」にクレアパリが出展し、日本各地の自治体のＰＲを行った。旅行博と比べ訪日旅行に関心が高い層が多く、ブースでは、おすすめの季節や旅行先、リヨンから日本に行く場合のフライトや、「日本人に英語が通じるか」などの具体的な質問が多く寄せられた。また、クレアパリは共同出展していた地元旅行代理店と連携し、日本文化を愛する幅広い世代のフランス人に地方の魅力を発信した。（パリ事務所）

◇フェイスブック「トランドラン」モニターツアーを実施＝自治体ＰＲ専用、クレアソウル運営

　１１月１９日～２１日の３日間、クレアソウル事務所は、同事務所運営の日本の自治体ＰＲ専用フェイスブック、「トランドラン」のモニターツアーを実施した。この事業は韓国から日本へのリピーター観光客をターゲットに、いまだ知られざる地域の魅力を広報するもの。今回は大津市を訪問し、フェイスブックで紹介した観光地を実際に取材した。同行したモニターからは、「京都の近くにこんなに魅力的な観光地があるとは知らなかった」などのコメントが寄せられた。今後、同行したモニターやパワーブロガーが自身のブログやインスタグラムなどで取材した大津市の魅力を発信する予定。（ソウル事務所）