CLAIRメールマガジンバックナンバー
Vol.128 ニューヨーク パブリックアート政策&「SAKE」販売戦略
___________________________________ ■□■□ □■□ CLAIRメールマガジン vol.128(2015年11月25日) ■□ □ ~ ニューヨーク パブリックアート政策&「SAKE」販売戦略 ~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ いつも本メールマガジンをご愛読いただきありがとうございます。 今号から本メールマガジンをリニューアルし、これまでの月1回の定期配信を 改め、旬の情報をタイムリーに発信いたします! 引き続き、ご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ T O P I C S ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【記事】NY ニューヨーク市のパブリックアート政策 【記事】NY 熱燗、ワンカップ・・多様な戦略で「SAKE」を売り込む! 【INFO】外国人コミュニティ全国会議開催『12月12日@東京外国語大学(府中)』 【INFO】《OPEN》多言語HP「晴れの国おかやまへようこそ」 【REPO】スタッフ便り ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【記事】NY ニューヨーク市のパブリックアート政策 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ パブリック・アートという概念の産みの親である米国。 その中でもニューヨークでは、美術館以外でも街の至る所でアート作品を見る ことができます。公共施設の敷地内でのアート作品の設置政策について紹介し ます。 【パーセント・フォー・アートプログラム】 公共施設の建設予算の1%をアート作品の設置や購入に充てることが義務付け られている政策。制定から30年で300件ものプロジェクトを完成させている。 【ニューヨーク市公園・レクリエーション局】 公園における一時的なアート作品の展示を受け付けている。 制作費や維持費、原状回復費などは出展者負担。 【ニューヨーク市交通局】 コミュニティ団体との連携により、最大11ヶ月間アート作品を展示する取組み を行っている。原状回復を行う義務があるが、上限5,000ドルの助成あり。 【メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ(MTA)】 ニューヨークの地下鉄やバス路線を運営する公共法人であるが、駅等の建設計 画に際し、費用の1%をアート作品に充てている。 【連邦調達庁(GSA) のアート・イン・アーキテクチャー】 連邦ビル等の建設費用の0.5%をアート作品の設置に充てる 。 アーティストは、全体の建設事業にも参画しつつアート制作を行うことができる。 登録資格は、米国市民又は永住者に限定。 【パブリック・アート・ファンド】 公共の場での現代アートの展示に取り組んでいる非営利団体。 企業や団体からの資金援助により、期間を限った形でのアート作品の展示を随 時行っている。 より詳しい説明に加え、実際のアートがどういうものか、見ることができるサ イトも多数紹介されていますので、詳細を是非ご覧ください! 詳細はこちら https://www.clair.or.jp/j/forum/c_mailmagazine/20151125/128-1.pdf サイト紹介例 http://www.nyc.gov/html/dcla/html/panyc/projects.shtml ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【記事】NY 熱燗、ワンカップ・・多様な戦略で「SAKE」を売り込む! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本酒及び日本食の展示会「SAKE EXPO & FOOD SHOW 2015」がニューヨーク市 マンハッタンで開催されました。 日本各地から酒造業者が参加し、地元の日本酒はもちろんのこと、 ・見た目にこだわったワンカップを提供する ・専用機器を持ち込み熱燗をつくって提供する ・調理レシピをお酒と一緒に配布する といった様々な戦略を見ることができました。 また、お酒以外でも、出入り口付近でお茶の提供を行ったところ 会場から帰る際に口直しに手を伸ばすケースが多数見受けられました。 さらには、展示品の一環として並べた器が興味を引き、問い合わせが多数ある といったこともありました。 日系の流通事業者が主催したこの展示会では、試食や試飲をする大勢の来場者 で賑わい、味はもとより、商品の見せ方や売り込み方も重要だと感じました。 ニューヨークの大きな酒屋では日本酒や焼酎などを扱っている店もあり、日本 の有名メーカーのビールは、一般的なスーパーや飲食店でも置かれています。 このようなイベントを通じ、日本酒や日本の飲料がアメリカでさらに広がるこ とを期待しています。 詳細はこちら https://www.clair.or.jp/j/forum/c_mailmagazine/20151125/128-2.pdf ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【INFO】外国人コミュニティ全国会議開催『12月12日@東京外国語大学(府中)』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 当協会では、外国人住民による情報発信を支援する事業を行っており、「外国 人コミュニティ全国会議」を開催いたします。 本会議は、学習支援、生活ガイドの作成、外国人女性のネットワーク作り等の 活動を積極的に行っている外国人コミュニティの存在を知っていただき、地域 における役割、可能性を考えていただくことを目的としております。 是非ご参加ください。 日時:平成27年12月12日(土) 10:00~12:00(9:30開場) 会場:東京外国語大学 府中キャンパス 詳細はこちら https://www.clair.or.jp/j/general/docs/community1210.pdf また、同日、東京外国語大学多言語・多文化教育研究センター主催で、「多文化 社会実践研究・全国フォーラム(第9回)」も開催されます。 詳細はこちら http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/g/cemmer/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【INFO】《OPEN》多言語HP「晴れの国おかやまへようこそ」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今年度新たに開設されたこのサイトでは、地元在住外国人がそれぞれの国の言 語により、日々の生活で感じた「おかやまのCOOL!」をお勧め情報としてWeb サイトに提供しています。 詳細はこちら http://welcome-okayama.pref.okayama.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【REPO】スタッフ便り ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。東京本部所属のI・Tです。 ラグビーワールドカップ(以下RWC)を訪れる自治体の皆様のサポートをするた め、10月下旬にイギリス出張に行ってきました。 日本代表の歴史的な勝利に日本中が歓喜で沸いたのは記憶に新しいところです。 「五郎丸選手のポーズ」は、いまや日本の誰もが知るところですし、海外メディ アもこぞって日本代表の健闘を称えました。 そのRWCが2019年に日本で開催されるにあたり、多くの自治体関係者がイギリス へ視察に訪れるとともに、各所でプロモーションイベントが開催されました。 特にRWC2019組織委員会主催のジャパンパビリオンでは、開催地自治体のブース 出展に加え、習字や折り紙など日本文化を気軽に体験する催しが行われました。 クレアは開催地自治体等のゆるキャラを配したクリアファイルを作成し、配付 いただきました! 全国のゆるキャラをコラボしたグッズはどの団体も作成が難しいそうで、手前 味噌ながら大変好評をいただき、「自治体の国際化をサポートする」当協会の 存在意義の一端を感じることができました。 さて、「食事が美味しくない」、「1週間以内に1度は道を訊かれる」というの が「ロンドンあるある」のようです。実際どんなものかと思っていたのですが、 食事はどこも美味しく、「1週間以内に1度は道を訊かれる」というのは滞在4日 目にして経験しました。 2011年の英国国勢調査によると、ロンドンの総人口のうち、英国以外のアイデ ンティティを持つ人が占める割合はなんと3割弱にもなるそうです。そのためか、 各国料理は「イギリス風○○料理」ではなく本格的なものが多いように思いま すし、在住者と旅行者の区別はつきません。 この多様性を多様なまま許容できる寛容さが、「ロンドンらしさ」の1つなの かと感じ始めています。私は4月から2年間ロンドンに赴任しますが、「ロンド ンらしさ」を知った上で日本がどのように見えてくるのか、今から楽しみです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【編集・発行】一般財団法人自治体国際化協会(企画調査課) メールマガジンの登録・解除・バックナンバー https://www.clair.or.jp/j/mailmagazine/ ご意見・お問い合わせはこのメールにご返信ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 〒102-0083 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル7F HP:https://www.clair.or.jp/ TEL:03-5213-1722 FAX:03-5213-1741 Copyright(C) 2015 Council of Local Authorities for International Relations. All Rights Reserved. 許可なく転載することを禁じます。
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